妊娠・出産から成人まで!わが子のお祝いごと 冠婚葬祭事典⑫

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帯祝いで安産を祈る

帯祝いは妊娠5か月目の戌の日に行う儀式

帯祝いは、安定期に入った妊娠5か月の戌の日に腹帯を巻いて妊娠を祝い、安産を祈る行事です。腹帯を巻くのは形だけではなく、冷えを防ぎ、おなかを保護して母体と赤ちゃんの安全を守り、母親になる自覚を促す意味があります。
このときに巻く帯が「岩田帯」で、岩のようにたくましく元気な赤ちゃんを、という願いが込められています。戌の日に行うのは、お産が軽い犬にあやかったものですが、妊婦の体調のよい日を選んでもかまいません。
岩田帯は紅白の絹二筋と白木綿の一筋を垂ねたもので、通常は妊婦の実家から贈られます。しかし、最近は夫の実家から贈ったり、より実用的なガードルタイプの帯を希望する人も増えています。いずれにしろ、帯を贈る場合は、本人たちに相談することがたいせつです。

[岩田帯の巻きかた]

強く巻くと気分が悪くなることがあるので、最初は産院などで教えてもらうか、慣れた人に手伝ってもらいましょう。

  1. 「寿」の文字入りの帯は、文字が中央にくるように巻き始めます。
  2. 1周したら、手を差し込み中央で折り返すようにして巻きます。
  3. 下にずらしながら、同じ要領で3回ほどおなかに巻きつけます。
  4. 巻き終わりの帯の余りは、端を三角に折り背中側に挟み込みます。

岩田帯の巻き方 参考動画

メモ 帯祝いのご祝儀

  • 水引
    紅白のちょう結び
  • 表書き
    「御帯祝」「祝い帯」「御祝」
  • 金額の目安
    3000~5000円 ※ごく身近な人のみ贈ります


出産祝いを贈る

出産祝いは3週間から1か月以内に贈る

赤ちゃんが生まれたら、3週間から1か月以内に出産祝いを贈ります。出産祝いは、ベビー服やベビー用品、おもちゃ、名前入りアルバムなどが定番です。服の場合、少し成長した6か月から1年後に使うものを選ぶと喜ばれます。贈るときは、品物が重ならないように、事前に相談するのもよいでしょう。
祖父母からは、ベビーベッドや寝具セット、ペビーカーなど、比較的金額が高い品を贈ることが多いようです。

祖父母は「平等」に贈ることを意識して

最近は、娘とお嫁さんへの出産祝いは平等と考えられています。同居か別居か、赤ちゃんの性別などでも差をつけることはせず、ふたり目、3人目も同じように祝います。
金額も、できるだけ差をつけないように。初孫の場合も無理をせず、できる範囲で贈ります。

ベビー服は親の好みがあるので、シンプルで上質なものがベター。おもちゃを贈るなら、希望の品を具体的に聞いてもよいでしょう。

[出産祝いに添えることば]

  • ご出産おめでとうございます。元気な赤ちゃんとうかがって、とても喜んでいます。
  • 初めての赤ちゃん、ご誕生おめでとうございます。すこやかに成長されますよう、お祈りいたします。
  • 花子さんおめでとう! おすこやかな赤ゃんをお産みになり、ご家族もどんなに喜ばれたことでしょう。後はしっかり養生することが大切です。くれぐれもご自愛ください。

メモ 出産祝いのご祝儀

  • 水引
    紅白のちょう結び
  • 表書き
    「御出産御祝」「御安産御祝」
  • 金額の目安
    親族 1万~5万円
    友人 5000円~1万円


出産報告と内祝い

出産報告はまず肉親に友人へは落ち着いてから

出産報告は、まず肉親などの身内から。友人や知人などへの報告は、退院後、母子ともに体調が落ち着いてからでよいでしょう。
産後は母体も疲れており、赤ちゃんも感染症予防の点から、多くの人に会わせるのは好ましくありません。産院で母子と面会するのは肉親のみにして、体を休めましょう。
親しい友人には、赤ちゃんの写真を印刷した出産報告はがきを送っても喜ばれます。

お祝いをいただいたら内祝いでお返しを

出産祝いをいただいた場合は、生後1か月を目安に、内祝いとしてお返しをします。
産後は育児で忙しい日々が始まります。時間にゆとりがある産前に、住所リストをつくり、品物のめどをつけておくと安心です。
内祝いに適した品は、お菓子やお茶などの嗜好品や、タオルなどの日用品です。相手の好みを考えて、喜ばれる品を選びましょう。
内祝いは赤ちゃんの名前で贈ります。いただいたお祝いの3分の1から半額くらいが金額の目安になります。産後のあわただしさで生後1か月を過ぎてしまっても、できれば2か月になる前までには贈るようにしましょう。

[内祝いに適したもの]

  • 砂糖、菓子
    紅白の角砂糖やシュガークラフトに、赤ちゃんの名前を入れて贈っても。焼き菓子も定番。
  • タオル、ハンカチ
    食べ物の好みがわからない人へは、タオルやハンカチを。名入れのふろしきもおすすめ。
  • 紅茶、コーヒー
    缶に名入れができるなど、包装に工夫のある品もあります。菓子とセットでも。
  • カタログ式ギフト
    好きな品が選べるカタログ式ギフトも種類が豊富で、内祝いには定番の品です。

メモ 遅れて出産祝いをいただいたら

生後1か月を過ぎて出産祝いをいただいたときは、そのつど内祝いを贈ります。内祝いの品は、贈る相手すべてに同じものでなくてもだいじょうぶ。
相手の好みに合わせたものを贈りましょう。

メモ 内祝いの表書き

  • 水引
    紅白のちょう結び
  • 表書き
    「内祝」
  • 金額の目安
    いただいたお祝いの3分の1~半額程度


お七夜と名付けを祝う

誕生から7日目のお祝いで命名書を飾る

赤ちゃんが生まれてから7日目のお祝いが「お七夜(おしちや)」。この日は神棚などに命名書を飾って、名前をおひろめする日でもあります。
昔は赤ちゃんが生後間もなく亡くなることも多かったため、お七夜は赤ちゃんの無事を祝うたいせつな節目でした。現在では、退院祝いを兼ねて、内々で祝い膳を囲みます。

名付けの最終判断は両親にまかせる

祖父母は、赤ちゃんの名前に希望や意見があるかもしれません。しかし、両親が考えた名前は赤ちゃんへの願いが込められているものなので、できるだけ尊垂してあげましょう。
赤ちゃんの名付けを頼まれたら、候補をいくつかあげて、最終決定は両親にまかせます。

祖父母を招いてお七夜を祝う

お七夜は7日目にこだわらず、赤ちゃんと母親の体調のよい日を選び、双方の祖父母などを招きます。命名書は神棚や床の間、ベビーベッドなどにはって、おひろめします。
祖父母がお七夜に招かれたときは、「御酒肴料」などとして祝い金を包みます。花や果物などを持参してもよいでしょう。

[命名書の書きかた]

奉書紙を横半分に折り、さらに縦三つ折りにします。中央に赤ちゃんの名前を書き、右側に父親の氏名と続柄、左側に生年月日を添えます。左側の折りには命名の日と命名者の名前を書きましょう。

メモ お七夜のご祝儀

  • 水引
    紅白のちょう結び
  • 表書き
    「祝御七夜」『御酒肴料』
  • 金額の目安
    5000円~1万円

※出産祝いとお七夜の祝いを兼ねて贈ってもよいでしょう。

メモ 略式の命名書にするなら

紙の中央に赤ちゃんの名前を大きく書き、上に「命名」、左側に生年月日を書きます。右側に父親または両親の名前を入れることもあります。


お宮参りをする

生後1か月ごろに氏神さまにもうでる

お宮参りは、地域の守り神である神社・氏神さまに赤ちゃんの誕生を報告し、すこやかな成長を祈る行事です。男の子は生後30日目、女の子は31日目とされますが、生後1~2か月の体調のよい日を選んでも。おはらいを受けるときは、事前に社務所に連絡します。
正式な祝い着は和装で、母方の実家から贈るならわしがありますが、現在は白のベビードレスを選ぶ場合が多いようです。

家族皆が喜べるお参りの方法を考える

最近は夫婦だけでお宮参りをすませる人も増えていますが、本来は、お宮参りで赤ちゃんを抱くのは父方の祖母となっています。両家そろって参るときには、しきたり通り父方の祖母が抱いて、帰りは母方の祖父母が抱くなど、家族皆が喜ぶ方法を考えるのかよいでしょう。

[付き添いの服装]

父親・祖父

  • 洋装
    男性の場合、ほとんどが洋装。濃紺やダークグレーのスーツが一般的。
  • 和装
    黒羽二重地に染め抜き五つ紋付きの着物と羽織、仙台平か博多平の袴が正式。

母親・祖母

  • 洋装
    シンプルなデザインのスーツやワンピース、アンサンブルなど、上品なものを。
  • 和装
    色留めそでや訪問着、付け下げ、色無地などの礼装が正式。格調の高い柄を選びます。

正式な祝い着は、無地の「一つ身」を着せ、その上から、男児なら鷹や鶴などの「町斗目模様」の羽二重紋付き、女児ならちりめん地に花柄などの「絵羽模様」の紋付き祝い着をかけます。

メモ お宮参りのご祝儀

  • 水引
    紅白のちょう結び
  • 表書き
    「祝御宮参」
  • 金額の目安
    1万~3万円

※神社へ納める金額は3000~5000円を目安にします。表書きは「御初穂料」「御玉串料」


お食い初め(おくいぞめ)を祝う

食べ物に一生困らないよう祝う儀式

お食い初めは、赤ちゃんにご飯を食べさせるまねをして、一生食べ物に困らないよう祈る儀式です。お祝いする時期は地方によって異なりますが、100日が一般的です。祝い膳を用意し、祖父母や親せきの長老が「養い親」になり、ひざに赤ちゃんを抱えて食べさせるまねをするのが正式です。赤ちゃんが男の子なら男性、女の子なら女性が、この役を務めます。

祝い膳を用意招かれた人はお祝いを持参

お食い初めの儀式を行うときは、祝い膳を用意して、双方の祖父母や両親のきょうだいなど、ごく身近な人を招きます。
祝い膳に用いる食器は漆器が正式で、母方の実家から贈るのがしきたり。男の子の場合は朱塗り、女の子の場合は内側が朱で外側が黒の漆器を使い、赤ちゃんの姓の家紋を入れます。しかし最近は、お祝いの後でも使えるよう、離乳食用の食器も人気です。しきたりにこだわらず、自分たちのやりかたで、ごちそうを用意してもかまいません。
お食い初めに招かれたときには、お祝いの品を持参します。贈り物には、ベビー用食器や離乳食の本、または、ケーキや果物などが適しています。贈り物に迷ったときは、お祝い金を包んでもよいでしょう。

祝い膳は食器を用意し、尾頭付きの焼き魚、煮物、香の物、汁物に、赤飯か白飯の一汁三菜に、紅白のもちを5個添えた二の膳をつけます。

メモ お食い初めのご祝儀

  • 水引
    紅白のちょう結び
  • 表書き
    『祝御食初』「祝御初膳」
  • 金額の目安
    5000円~1万円

※お食い初めに招かれた人のみ贈ります



初誕生を祝う

満1歳の誕生日を祝う「初誕生」

満1歳の誕生日を祝う行事が初誕生です。昔は親せき一同を招き盛大にお祝いをしましたが、最近では、両親や祖父母などの内々で祝うことが増えました。赤ちゃんを囲んで、にぎやかに祝います。バースデーケーキにろうそくを1本飾り、火に注意しながら本人に吹き消させてあげましょう。
お祝いの品は、このころが歩き始めということもあり、靴や洋服、絵本など、赤ちゃんの成長に合わせたものが喜ばれるでしょう。

赤ちゃんの健康を祈る「誕生もち」

初誕生独特の風習に「誕生もち」があります。地域にもよりますが「一生食べ物に困らない」ことを願い、一升のもち米でもちをついて、ふろしきで包み、赤ちゃんに背負わせたり足で踏ませたりします。元気な成長を祈るため「立ちもち」「力もち」とも。
その際、わざと赤ちゃんを転ばせることがありますが、それは「早く歩き始める子は、成長してから親元を離れて暮らす」といういい伝えを嫌うことに由来します。

身長、体重を測り、手形や足形を取ると1歳のよい記念になるでしょう。

孫に大きな贈り物をすることの功罪

教育費を援助するため、祖父母が孫の学資保険料を支払ったり、習いごとの費用を援助するケースがあります。
こうした多額の「贈り物」は、夫婦にとってうれしい反面、経済的自立をさまたげることも。家族の生活スタイルや教育方針なども含めて、両親とよく相談することがたいせつです。

メモ 初誕生のご祝儀

  • 水引
    紅白のちょう結び
  • 表書き
    「祝御誕生日」「祝初誕生日」
  • 金額の目安
    祖父母 2万円程度
    友人 5000円~1万円


初節句を祝う-女の子

3月3日は女の子のための「桃の節句」

赤ちゃんが生まれてから、初めての節句を「初節句」といいます。女の子は3月3日の桃の節句にお祝いし、すこやかな成長を祈ります。おひなさまを飾り、ひしもちやひなあられを供え、家族を中心に両家の祖父母など身近な人を招いて、祝い膳を囲みます。赤ちゃんが生後1~2か月以内の場合は、翌年に繰り越すことが多いようです。

初節句の人形は両家が相談して購入する

女の子の初節句には、母方の実家からひな人形を贈るというならわしでしたが、現在では両家で相談することが多くなりました。
また、収納や飾るスペースも考慮し、実情に合った品を選ぶこともたいせつ。立派な七段飾りは、住宅事情に合わないことも。置く場所をとらない親王飾りが、最近は人気です。

初節句に招かれたら手みやげ持参で

祝い膳は、ちらしずしとはまぐりの吸い物が定番です。はまぐりの貝殻は同じ貝以外合わないため、「貞操」の象徴とされています。
初節句に招かれたら、桃の節句に関連する手みやげを持参しましょう。きょうだいがいるときには、その子の分も用意します。

人形は2月中旬から節句の1週間前までに飾り、3日を過ぎたら早めに片づけます。住宅事情に合った大きさのものを選びましょう。

メモ 初節句のご祝儀

  • 水引
    紅白のちょう結び
  • 表書き
    「初雛御祝」「恕節句御祝」「御祝」

金額の目安
3000円~3万円


初節句を祝う-男の子

男の子の健康と立身出世を祝う

男の子の初節句は、5月5日の「端午(たんご)の節句」。五月人形やこいのぽ昨丿を飾って祝います。
この日は、古くからよもぎや菖蒲で厄よけをする風習がありました。菖蒲が「尚武」「勝負」に通じるとして、健康と立身出世を願って祝うようになったのです。
初節句には、祖父母など身近な人を呼んでお祝いをします。祝い膳は、赤飯にちまき、かしわもちなどを用意します。

飾り付けは2週間前までにすませて

よろいかぶとや武者人形、金太郎、こいのぼりなどの飾り付けは、1か月から2週間前までにすませます。これらは、ひな人形と同様に母方の実家から贈る風習ですが、現在では、両家が話し合って購入する場合が多いようです。飾る場所、収納場所を考慮して、赤ちゃんの両親どともに選ぶとよいでしょう。
初節句のときに赤ちゃんが生後1~2か月なら、翌年にしてかまいません。また初節句は、第2子以降もきちんとお祝いしましょう。

3段飾りの五月人形は、上段の中央によろいかぶと、向かって左に弓矢、右に太刀、その外にかがり火を設置。2段目には中央に陣太鼓、両側に軍扇、陣がさ、3段目には菖蒲酒、かしわもち、ちまきを。全体を囲むようにこいのぼりと吹き流しを置きます。

メモ 初節句のお祝いをいただいたら

実家から初節句のお祝いの品を贈られたら、祝いの席に招くのがお返しになるので、基本的にお返しは不要です。
身内が遠方の場合は、内祝いとして子どもの名前で、節句にちなんだ菓子などを贈ります。贈られた人形などといっしょに写した子どもの写真を添え、
お礼の手紙を出すと喜ばれるでしょう。


七五三を祝う

子どものすこやかな成長と幸福を祝う

七五三は子どもの成長を感謝し、これからの幸せを祈って、11月15日に、その土地の氏神さまにお参りする行事です。女の子は3歳と7歳、男の子は5歳(3歳が加わる地方もある)の年にお祝いします。これは3歳の髪を伸ばし始める「髪置き」、5歳の袴をつけ始める「袴着」、7歳の帯を締め始める「帯解き」の風習から始まったといわれています。
以前は数え年で行いましたが、現在は満年齢でお祝いすることも多いようです。日程もい11月15日にこだわらず、その前後の休日を選ぶことが多くなってきています。家族が集まりやすい日を選ぶとよいでしょう。
当日は、家族そろって神社にお参りをし、写真館で記念撮影をしたり、会食するなどしてお祝いします。

お祝いを贈るのは身内だけお返しは不要

七五三は内々の祝いごとなので、お祝いを贈るのは祖父母など、ごく身近な人に限られます。贈り物は晴れ着のほか、記念撮影の写真代、会食費用などを贈ることも。かかる費用が高額の場合は、双方の実家がお金を出し合弓方法もあります。この場合、子どもの母親を間に立てて、相談することがたいせつです。
お祝いのお返しは基本的に不要ですが、内祝いを贈るなら、赤飯や千歳飴が一般的です。
遠方の親せきへは、お礼状として当日の記念写真などを添えて送ると喜ばれます。

長い千歳飴は、子どもの寿命が延びるようにと縁起をかつぐ意味があります。

メモ 七五三のご祝儀

  • 水引
    紅白のちょう結び
  • 表書き
    「御祝」「祝七五三」
  • 金額の目安
    5000円~1万円

※神社へ納める場合は所定の料金、または3000~5000円を目安にします。表書きは「御初穂料」「御玉串料」



七五三の子どもの装い

正式な服装は和装 貸し衣装を利用しても

正式なお参りの服装は和装です。3歳の女の子は、お宮参りのときに着せた着物の上にそでなし襟付きの被布、5歳の男の子は紋付きの着物に羽織と袴、7歳の女の子は本裁ちにした友禅の着物に帯を結び上げます。
晴れ着は一式10万円以上と高額で、着る機会も少ないので、貸し衣装を利用してもよいでしょう。

  • 3歳
    お宮参りのときに着た着物(朱色の友禅の総柄やぼかし染めなど)の上に、そでなし襟付きの被布を着て髪飾りをつけるのが正式。
  • 5歳
    紋付きの着物と羽織、袴を着て、白足袋、白い鼻緒の雪駄をはきます。白い扇、守り刀を身につけるのが正式。髪は散髪をしてさっぱりと。
  • 7歳
    本裁ちにした友禅の着物に帯を結び、しごき帯をたらします。箱型の紙入れの筥迫(はこせこ)、扇子(せんす)を身につけ、ぽっくりか草履を。髪型は華やかに。

メモ 洋装にしたいときは

  • 3歳の祝い着
    ワンピースやドレスなど普段よりおしゃれなものがよいでしょう。シックで上品な紺色のベルベット地のドレスも人気。髪飾りをつけ、フォーマル感
    のある髪型にします。
  • 5歳の祝い着
    半ズボンにジャケット、ネクタイというのが一般的です。これなら発表会やあらたまった席などにも活用できるでしょう。足もとは白や黒、紺のソッ
    クスに革靴を合わせます。
  • 7歳の祝い着
    スーツやワンピース、アンサンブルが人気。学校行事にも活用できます。髪飾りやコサージュで華やかさを演出し、足もとはエナメル靴や革靴などに。

七五三のお参りをする

おはらいを受けたいときは事前予約を

七五三は、11月15日か、その近辺の土日などつごうのよい日を選んで、家族そろって神社に参拝します。おさい銭をあげて参拝をするだけでもかまいませんが、おはらいを受けたい場合は、事前に神社に問い合わせ、予約をします。その際、料金の確認をしておくとよいでしょう。規定の料金がない場合の謝礼の目安は、3000円から5000円くらいで、表書きを「御初穂料」「御玉串料」とします。
参拝後に写真館などで記念写真を撮りたいときは、予約を入れておきます。お参りや記念撮影の後は、家族で祝い膳を囲んだり、レストランで会食するのもよいでしょう。
慣れない和装で一日を過ごすのは疲れるもの。無理のない予定を立てましょう。

[付き添いの服装]

和装 洋装
父親・祖父 初もうでなどに着るようなちりめんやつむぎなどの、着物と羽織。足もとは足袋と草履。 紺やグレーなどの無地のダークスーツ。ピンストライプでもシックなものならよいでしょう。
母親・祖母 子どもが正装の場合は、訪問着や色無地、付け下げなどの準礼装にするのが正式。 あらたまった雰囲気のスーツやワンピースなど。パールのアクセサリーで上品にまとめます。
兄弟・姉妹 ジャケットやワンピースなど、よそいきの服装にします。白いブラウスやワイシャツにスカートやズボン、カーディガンなどを合わせてもよいでしょう。

メモ 13歳になったら「十三参り」

数え年の13歳になった男の子、女の子が、4月13日(陰暦3月13日)に虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)にお参りするならわしが「十三参り」です。虚空蔵菩薩は福徳と知恵を授けるといわれ、「知恵もうで」「知恵もらい」ともよばれています。もともとは女の子が初潮を迎える年齢に大人としての自覚を促すために行われたならわしですが、現在では合格祈願を兼ねたお参りとなっています。


子どもの誕生日を祝う

誕生会を開いて家族で祝う

子どもの誕生日は、子どもの成長の節目となるたいせつな日であるとともに、子どもにとっては自分が主役になれる特別な日。ケーキとプレゼントを用意し、子どもの好きな料理をつくって、家族でお祝いをしましょう。
誕生日当日は写真やビデオを撮っておくと、子どもの成長ぶりがわかって、よい思い出になります。小さいうちは、身長を測ったり、手形などを取るのもよいでしょう。

子どもを招くパーティーは子ども主体で

子どもが幼稚園や小学校の間は、友だちを招いて誕生パーティーを開いたり、招かれたりすることが増えるでしょう。
友だちを招いたパーティーは、あくまで子どもの集まりとして、おおげさにしないことがたいせつですが、事前に親どうしで連絡を取り合っておくと安心。特にプレゼントの金額は上限を決め、相手の負担にならないように配慮します。パーティーのプランは、子ども白身に立てさせるのもおすすめ。楽しい会になるよう、親はサポートしましょう。

誕生パーティーに招かれたらマナーをしっかり教える

子どもが友達の誕生パーティーに招かれたら、訪問のマナーや、食事のマナーを教えるよい機会です。おうちの人へのあいさつのしかた、靴の脱ぎかた、おやつのいただきかたなど、親子で確認をしておきましょう。
誕生日プレゼントを選んだら、手づくりのカードを添えるなど、心の込もったプレゼントの贈りかたも教えるようにします。

名前の入ったプレートつきのバースデーケーキを用意します。年の数のろうそくを立てて、祝福しましょう。

メモ お返しは自分の誕生日に招くこと

子どもどうしの誕生パーティーでは、お返しは不要です。パーティーに招待してもらった場合は、自分の誕生パーティーに相手を招くことがお返しにな
ります。特にお返しをしたいときは。ハンカチや文房具など手ごろな価格のものを選びます。


入園、小学校入学を祝う

お祝いを贈るのは祖父母などの身内だけ

入園、入学は内々のお祝いなので、贈り物をするのは祖父母や両親の兄弟姉妹など、身内に限られます。子どもにとって入園、入学は社会へ踏み出す第一歩。両親や身内があたたかく祝福し、子どもの成長を見守りましょう。

年齢に応じたものを選んで贈る

お祝いには通園、通学に必要な実用品を贈るのが一般的。幼稚園ならクレヨンやバッグ、弁当箱、小学校なら文房具や図書カード、雨具など、年齢に合わせたものを選びます。迷ったら、子どもの母親に相談しましょう。
祖父母はランドセルや学習机、式典用の洋服など、高額な品を贈ることも多いようです。この場合、ランドセルなどの学用品は、学校の指定品がないか、事前に確認しましょう。また、双方の祖父母からランドセルを贈られてしまった、などというケースもあるので、贈り物が重複しないように、あらかじめ両家が相談することもたいせつです。
外孫と内孫、長男と次男などで差をつけず、平等に贈るように心がけましょう。

メモ 入園、入学祝いのご祝儀

  • 水引
    紅白のちょう結び
  • 表書き
    「祝御入園」「御入学御祝」
  • 金額の目安
    幼稚園 5000円~1万円
    小学校 5000円~1万円


中学、高校、大学入学を祝う

中学以降は好みがあるので本人に希望を聞いて

入園、入学と同様に、進学は内々のお祝い。贈り物をするのは祖父母や両親の兄弟姉妹など、身内に限られます。
お祝いには、学校などで必要な実用品を贈るのが一般的です。中学生や高校生には、ボールペンなどの文房具や革製の定期入れ、腕時計などが最適。長く使える、良質のものがおすすめです。大学生なら、万年筆やスーツなどもよいでしょう。高級レストランへ招待してごちそうをするのもよい経験になります。進学と同時にひとり暮らしをするなら、調理器具や電化製品など友咎ばれます。
ただし、中学生以降になると、本人の好みがはっきりしてくるので、品物を選ぶときは本人の希望を聞いてからがベター。百貨店の商品券や図書カードなどでもいいでしょう。

お返しは不要だがお礼状は必ず出す

進学祝いの場合、基本的にお返しは不要ですが、必ずお礼状を出します。子どもが小さいうちは親が代筆しますが、中学生以上なら本人が書いて。また、お祝いをいただいた相手の子どもに同様に入学祝いを贈りましょう。

メモ 中、高、大学入学のご祝儀

  • 水引
    紅白のちょう結び
  • 表書き
    「御入学御祝」
  • 金額の目安
    中学校 5000円~1万円
    高校 5000円~1万円
    短大、大学 1万円以上


成人式を祝う

成人式は名実ともに大人になる儀式

1月の第2月曜日の成人の日には、各地で成人式が行われます。満20歳を迎えた男女は社会的にも法的にも成人として扱われ、行動に責任を負う立場となります。名実ともに、大人の仲間入りをするのです。冠婚葬祭の冠は、本来「元服加冠の儀」のことを指し、これが現代の成人式にあたります。女性は髪を結い上げる「髪上げ」ともいわれました。
成人式の服装は、女性は振りそでが定番になっていますが、晴れ着を買う前に本人とよく相談して、本人らしいものにすることがたいせつです。男性ならスーツを新調しておくと後々まで利用できるでしょう。

贈り物をするときは大人にふさわしいものを

成人のお祝いは身近な人で祝ってあげるのが一般的。祝い膳を用意したり、家族で外食をするなど、思い出に残るお祝いをしましょう。特に親しい間がらでなければ贈り物は不要で、「おめでとう」のことばだけで十分です。
贈り物をする場合は、社会で一人前として認められる節目のため、それにふさわしい品を選びます。男性はネクタイや名刺入れなどの革製品、女性はパールのネックレスなどのアクセサリーやハンドバッグなどがおすすめ。
身につけるものは、本人に好みを聞くか、いっしょに買いに行くのかよいでしょう。

振りそでは未婚女性の第一礼装です。男性ならフォーマルスーツを新調しても。

気をつけよう! NG! お祝いのお礼を言わない
成人のお祝いをいただいたときは基本的にお返しは要りません。ただし、必ず本人からお礼を伝えます。親まかせにしないのが、大人としての最低限
のマナーです。

メモ 成人式のご祝儀

  • 水引
    紅白のちょう結び
  • 表書き
    「御祝」「祝御成人」
  • 金額の目安
    1万円

卒業、就職を祝う

卒業より、新しい門出を祝うのが基本

卒業と入学では、新しい門出を祝福する意味で、入学祝いを優先するのが基本。卒業後に就職する場合は、卒業祝いではなく、就職祝いとしてお祝いを贈ることになります。
ただし最近は、卒業しても就職先が決まっていないというケースも珍しくありません。その場合は、相手を励ます意味とねぎらいの気持ちを込めて、卒業祝いを贈るとよいでしょう。

就職祝いは社会に出てから役立つ品を贈る

就職祝いや卒業祝いの贈り物には、財布や名刺入れ、万年筆、手帳、ビジネスバッグ、ハンドバッグなど、社会人として必要で上質な小物がよいでしょう。実印として使える高級な印鑑をつくってプレゼントすると、後々まで役立ちます。好みがわからないときは、現金や商品券も喜ばれます。
卒業祝いを兼ねた就職祝いの場合、新しい年度が始まる前、3月末までに贈りましょう。

お礼は本人からきちんと伝えて

卒業祝いや就職祝いには、基本的にお返しは不要です。ただし、本人から直接お礼を言うのが大人としての最低限のマナーです。できれば社会人としての最初の一歩として、ていねいなお礼状を書いて送るようにしたいものです。手紙の書きかたの練習にもなります。
就職祝いをいただいた場合、初月給をもらったら、お返しとして菓子類などを、「内祝」ののしをつけ、本人の名前で贈るとよいでしょう。

メモ 卒業、就職祝いのご祝儀

  • 水引
    紅白のちょう結び
  • 表書き
    「祝御卒業」 『就職御祝』
  • 金額の目安
    卒業 5000円~1万円
    就職 5000円~1万円

子どものお祝いQ&A

Q お宮参りの祝い着などを父方の実家から贈ったら失礼になる?

A 贈るなら息子夫婦を介して、先方のつごうを聞いてからにします

 

帯祝いの岩田帯やお宮参りの赤ちゃんの祝い着などは、本来は母方の実家から贈るのがしきたりでした。しかし、現在は双方の実家から離れて住む夫婦も多いため、必ずしもこれにこだわる必要はないようです。
ただ、父方の実家からこれらの品を贈っても失礼にはならないとはいえ、母方の実家にも祝いかたの希望やつごうがあるかもしれません。
贈るときには事前に「あちらのお父さんお母さんはどう思われるかしら」と、息子夫婦を介してよく相談をするようにします。両家がお互いに正直な気持ちを伝え合えるよう、日ごろからよい関係を築いておくこともたいせつです。

Q 初節句などで、お嫁さんにお祝いに欲しいものをたずねても、遠慮があるようです

A なるべく具体的に提案をし、わからなければ現金を

「何が欲しい?」とお嫁さんにたずねても、初めての祝いごとではお嫁さん自身も、何が必要なのかわからないことも多いものです。
また、義理の両親には多少なりとも遠慮があるでしょうから、初節句なら「こんな人形を贈りたいけれど、どうかしら」などと、具体的に提案するのが親切でしょう。
最近の傾向としてもの選びにもこだわる人が増えています。自分で選ぶのがむずかしいときは、「これで好きなものを買って」とお金を渡したり、本人だちといっしょに買い物に行ったりして、選んでもらうほうがまちがいがないでしょう。

Q 息子(娘)夫婦は忙しく、孫の祝いごとを省略したいと言いますが、きちんとすべきでは?

A よく相談し、ポイントを絞って祝う方法も
妊娠から出産、子どもの成長に関しては、多くの祝いごとがあります。祖父母としてはすべて祝ってあげたいところですが、忙しく生活する若い親たちは省略したり、自分たちだけで祝ったりしたいという気持ちも。
そういう場合は、初節句や初誕生は若い家族だけで祝い、お宮参りや七五三は祖父母の希望も尊重するなど、よく相談して、ポイントを絞つて祝うのも
ひとつです。

Q 流産、死産を聞いた場合の対応はどうしたらいい?

A 本人が立ち直るまでそっと見守りましょう

流産、死産の知らせを聞いたら、特に親しい間がらでなければ、本人が立ち直るまではそっと見守ってあげましょう。
お見舞いを贈る場合は、少ししてから、白い封筒に「御見舞」と表書きした現金を贈るか、花や果物などを贈ります。このとき、くれぐれも熨斗(のし)はつけないように。なお、香典は送りません。また、最低限の気づかいとして、幼い子どもは連れていかないようにしましょう。
反対の立場で、すでにご祝儀をもらってしまっていた場合は、不祝儀用のお返しをします。それ以外の方への報告は、ごく親しい間がらの人だけに手紙で報告しましょう。

Q 第一志望に合格できなかったときのお祝いはどうしたらいい?

A 第一希望でなくても入学が決まったらお祝いを贈ります

第一希望でなくても、入学を決めたことで本人はけじめがついているはずです。気づかいすぎても、本人が気を悪くしてしまうこともあるので、まわりがあまり神経質にならないようにしましょう。
また、どこへも入学せずに大学浪人をする場合は、高校の卒業祝いとして贈ります。お祝いには、受験の労をねぎらい、励ます意味でも、勉強に関係ない映画のチケットや、音楽ギフト券など、気分転換になるようなものを贈るとよいでしょう。

Q 里帰り出産をしたときは、どこにお祝いを贈ればいい?

A 実家に贈るか、家に戻ったころに品物を贈ります

お嫁さんが里帰り出産をした場合は、お祝いは実家に贈るか、喜びの手紙だけを実家に送り、家に帰ったころにあらためて品物を贈ります。
また、親子の間でも甘えっぱなしは厳禁です。夫は妻が里帰り出産をすることになったら、妻の実家に「御礼」という表書きで、滞在費相応のお礼をします。妻を実家に送っていくときに「お世話になります」とひと言添えて、生活費を渡すとよいでしょう。

Q 入園、入学式に祖父母は参加してもいい?

A 一般的には、幼児期の入園式か小学校の入学式まで

最近は孫かわいさで、大学の入学式まで祖父母が列席するケースが見受けられます。しかし、祖父母が参列してよいのは幼児期の入園式か、せいぜい小学校の入園式までというのが一般的な傾向です。
また、列席する際の服装は、デザインや色がひかえめで、品のあるものを選びましょう。



冠婚葬祭早引き事典シリーズ

① 教えて 祝儀袋の表書き
② 喜ばれる 中元・歳暮の贈り方
③ バッチリ決める!訪問のマナー
④ 大切なお客様の おもてなし
⑤ おいしくいただくテーブルマナー
⑥ 『手紙の書き方』これで解決!
⑦ これで安心!結婚式に招待されたら!
⑧ 仲人を頼まれたら
⑨ 婚約・結納のしきたり
⑩ 結婚披露宴のプランニング
⑪ 結婚式挙式のプランニング
⑫ 出産から成人まで!わが子のお祝いごと
⑬ 大切にしたい人生の記念日・お祝いごと
⑭ 暮らしの歳時記
⑮ お葬式参列のしきたり
⑯ ご臨終!突然「遺族」になったら
⑰ 仏式のお通夜・お葬式
⑱ 神式・キリスト教式のお葬式
⑲ 終活・生前にしておきたいこと
⑳ お葬式 Q&A よくあるご質問
㉑ お葬式が終わってからのこと
㉒ お墓と納骨のこと
㉓ 四十九日・年忌法要の行い方


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