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- 1分で分かる!皇位継承問題【正しく覚えよう 日本の皇統】
目次 Contents
皇位継承式典事務局設置さる
2019年5月には、天皇陛下の御譲位(じょうい)、皇太子殿下の御即位(そくい)、皇位の継承という歴史の大きな節目を迎えます。
平成30年8月1日、内閣官房と内閣府に、皇位継承式典事務局が設置されました。私たち国民が、我が国と皇室の長い歴史と伝統に思いを馳せ、こぞって寿ぐ(ことほぐ)ことができるよう、そして、世界の人々から祝福されるよう、政府として万全の準備を進めていただきたいものです。
天皇皇后両陛下
天皇陛下
- お名前 明仁(あきひと)
- お続柄 昭和天皇第1皇男子
- お誕生日 昭和8年12月23日
- ご称号 継宮(つぐのみや)
- お印 榮(えい)
- 成年式 昭和27年11月10日(ご年齢18歳)
- 立太子の礼 昭和27年11月10日
- ご即位 昭和64年1月7日
- 即位礼正殿の儀 平成2年11月12日
- 大嘗祭(だいじょうさい) 平成2年11月22・23日
- ご学歴など 昭和31年 学習院大学教育ご終了
皇后陛下
- お名前 美智子(みちこ)
- お続柄 故正田英三郎(しょうだひでさぶろう)第1女子
- お誕生日 昭和9年10月20日
- お印 白樺
- 総裁職など 日本赤十字社 名誉総裁
- ご学歴など 昭和32年 聖心女子大学文学部外国語外国文学科ご卒業
ご結婚関係
- 皇室会議 昭和33年11月27日
- 納采(のうさい)の儀(ご婚約) 昭和34年1月14日
- ご結婚 昭和34年4月10日
お子様
- 第1皇男子 徳仁(なるひと)親王殿下 昭和35年2月23日ご誕生 ご称号:浩宮(ひろのみや)
- 第2皇男子 文仁(ふみひと)親王殿下 昭和40年11月30日ご誕生 ご称号:礼宮(あやのみや)
- 第1皇女子 清子(さやこ)内親王殿下 昭和44年4月18日ご誕生 ご称号:紀宮(のりのみや)平成17年11月15日ご結婚 (黒田慶樹氏夫人)
皇太子同妃両殿下
皇太子殿下
- お名前 徳仁(なるひと)
- お続柄 第1皇男子
- お誕生日 昭和35年2月23日
- ご称号 浩宮(ひろのみや)
- お印 梓(あずさ)
- 成年式 昭和55年2月23日(ご年齢20歳)
- 立太子の礼 平成3年2月23日
- 総裁職など 日本赤十字社 名誉副総裁
- ご学歴など 昭和57年 学習院大学文学部史学科ご卒業
- 昭和58年~昭和60年 英国:オックスフォード大学マートンコレッジご修学
- 昭和63年 学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程ご修了
- 平成4年~ 学習院大学史料館 客員研究員
皇太子妃殿下
- お名前 雅子(まさこ)
- お続柄 小和田恆(おわだひさし)氏第1女子
- お誕生日 昭和38年12月9日
- お印 ハマナス
- 総裁職など 日本赤十字社 名誉副総裁
- ご学歴など 昭和60年 米国:ハーバード大学経済学部ご卒業
- 昭和62年 東京大学ご中退
- 昭和62年 外務省ご入省
- 昭和63年~平成2年 英国:オックスフォード大学ベーリオールコレッジご留学
- 平成5年 外務省ご退職
ご結婚関係
- 皇室会議 平成5年1月19日
- 納采(のうさい)の儀(ご婚約) 平成5年4月12日
- ご結婚 平成5年6月9日
お子様
- 第1女子 愛子(あいこ)内親王殿下 平成13年12月1日ご誕生
- ご称号:敬宮(としのみや)
- お印:ゴヨウツツジ
- 学習院女子高等科2学年ご在学中
皇室の構成図を正しく知ろう
初代 神武天皇から数えて、第125代 明仁(あきひと)天皇陛下がご譲位なされ、徳仁(なるひと)皇太子殿下が、第126代の天皇として即位なさいます。まずは、皇室の構成図を確認してみましょう。※皇室典範では「陛下」「殿下」。「さま」づけは敬称にはなりません。
皇位継承
- 資格
皇位は,皇統に属する男系の男子たる皇族が,これを継承する(憲法第2条,皇室典範第1条・2条)。 - 順序
- 皇長子
- 皇長孫
- その他の皇長子の子孫
- 皇次子とその子孫
- その他の皇子孫
- 皇兄弟とその子孫
- 皇伯叔父とその子孫
以上の皇族がないときは,それ以上で最近親の系統の皇族に伝える(皇室典範第2条)。
- 即位
天皇が崩じたときは,皇嗣が直ちに即位する(皇室典範第4条)。
皇室関連の日程(一部抜粋)
- 2018年12月23日
天皇陛下 85歳の誕生日 - 2019年1月7日
昭和天皇30年式年祭 - 2019年2月23日
皇太子殿下 59歳の誕生日 - 2019年2月24日
天皇陛下御在位30年記念式典 - 2019年4月30日
天皇陛下御退位(御譲位)。退位礼正殿の儀 - 2019年5月1日
皇太子殿下即位、改元。剣璽(けんじ)等承継の儀、即位後 朝見の儀 - 2019年10月22日
即位礼正殿の儀、祝賀御礼の儀 - 2019年10月23日
首相夫妻主催晩さん会 - 2019年11月14日
大嘗祭(~15日)
政府は退位の礼や即位の礼の大枠を定めた「基本方針」を4月に閣議決定しました。2018年8月1日に設置された皇位継承式典事務局は、これに基づき各式典の詳細について検討を進めていくものと思われます。同事務局は、常勤職員約25人で構成し、内閣官房と内閣府が共同で設置する形になっています。
政府は10月にも首相を委員長とする式典委員会(仮称)を発足させ、月1回程度のペースで会合を開催。官房長官を本部長とする式典実施連絡本部(仮称)も設置する方針で、新事務局は、式典委員会と式典実施連絡本部の事務局機能を担う見通しです。
閣議決定された基本方針によると、陛下が退位される2019年4月30日に「退位礼正殿の儀」が行われます。皇太子殿下の即位日の翌5月1日は「剣璽等承継の儀」と「即位後朝見の儀」、10月22日以降には「即位礼正殿の儀」「祝賀御列の儀」「饗宴(きょうえん)の儀」が挙行されます。
これら六つの儀式は憲法上の国事行為と位置付けられ、内閣の「助言と承認」に基づいて行われます。
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