がんばれ!佐賀商業高校野球部 第100回 全国高校野球選手権

佐賀商野球部

目次 Contents

発表!第100回記念大会 組み合わせ日程・対戦カード・トーナメント表

甲子園組み合わせ

佐賀商1―4高岡商

地元紙が伝える熱闘(佐賀新聞 2018年8月8日朝刊より転記)

第100回全国高校野球選手権大会

佐賀商 木村“魔の7回” 勝負の直球 高め浮き痛打 佐賀商1-4高岡商

▽1回戦(8時4分、14000人)
(佐賀)
佐賀商000000100〓1
高岡商00001030×〓4
(富山)

佐賀商は主戦木村が奮闘。中盤まで最少失点でしのいだが、打線が援護できず、流れを引き寄せきれなかった。
木村は立ち上がりから気持ちの入った投球を見せた。五回にソロ本塁打を浴びたものの、140キロ台の速球と切れ味鋭い変化球を武器に六回まで2安打1失点に抑えた。
唯一の乱れは七回。連打と四球で1死満塁のピンチとなり、味方守備の乱れで1点を勝ち越されると、次打者に右越え二塁打を浴び、さらに2点を失った。
攻撃陣は5安打。高岡商の左腕エース山田、八回からリリーフした大島を攻略できなかった。六回の2死満塁の好機を生かせず、得点は8番本嶋の左前打を足掛かりに敵失に乗じて挙げた七回の1点にとどまった。

=ぎんさん=
最速146キロ 球威は最後まで

「自分の中で最高の投球ができた。悔いはない」-。佐賀大会6試合をほぼ一人で投げ抜き、聖地のマウンドに立った佐賀商の木村颯太。強打の高岡商を相手にやりきったという充実感があるのだろう。試合後は涙を流すことなく、すっきりした表情を浮かべた。
七回、試合が大きく動いた。連打と四球で1死満塁のピンチを招き、味方の失策で1点を勝ち越された。さらに満塁の場面で「右足に体重が乗っていなかった」と木村。2ストライクと追い込んでからの3球目、打ち取ろうと力が入ったこともあり、勝負をかけた直球が高めに浮いた。右越えの二塁打を浴び、2点を失った。
この日は初回に145キロを計時するなど直球が走り、変化球も低めに決まった。六回まで相手投手より約30球少ない球数でテンポ良く打ち取り、被安打2。七回の失点後も冷静に切り抜けた。最終回、粘る4番打者に自己最速の146キロをマークするなど球威は最後まで落ちず、笑顔で勝負を楽しんだ。
1年時から仲が良く、昨秋からはバッテリーを組んで木村を支えた本嶋大暉は「一番良かった。颯太らしい気持ちが入った投球だった」と話し、互いに感謝の気持ちを伝え合った。
「でっかい青虫だった木村が、地方大会でさなぎになり、甲子園でチョウになった」と森田剛史監督。プロの世界にあこがれる木村に「さらに羽ばたいてほしい」と言葉を贈った。(西浦福紗)

佐賀商
打安点振球
(6) 済 木50000
(7) 古賀颯41010
(5) 松 隈30000
(3) 古賀輝20010
H3原 田10001
(9) 山 崎30031
(4) 中 島42000
(8) 小 柳40020
(2) 本 嶋41000
(1) 木 村21001
H 松 浦10010
犠盗失併残
11119335083

高岡商
打安点振球
(7) 森 田40020
(4) 鞍 田40010
(6) 中 村30001
(2)  筏 42020
(3) 石 黒42000
(8)  堀 20001
(5) 井 林31210
(9) 田 嶋31200
(1) 山 田20020
H 木 田10000
1 大 島00000
犠盗失併残
00404306482

投 手回 打安振球責
木 村8 326824
………………………
山 田7 305720
大 島2 70110

▽本塁打 井林1号(1)(木村)
▽二塁打 田嶋▽犠打 松隈▽盗塁 本嶋▽失策 原田、中村、井林、田嶋、山田▽暴投 山田
▽試合時間 1時間51分(中断5分)

初戦は、高岡商業(富山)と

2018年8月2日、大阪市のフェスティバルホールで、第100回全国高校野球選手権記念大会(8月5日開幕・甲子園球場)の組み合わせ抽選会がお粉れました。
佐賀県代表の佐賀商は、大会3日目の8月7日、第1試合(午前8時開始予定)の1回戦で、高岡商(富山)と対決することが決まりました。

初戦対戦相手の高岡商とはどんなチーム?

高岡商は1937年に甲子園初出場を飾り、今回は2年連続19回目の出場となります。富山大会のチーム打率は4割1厘。1番森田朝陽、2番鞍田新ら6人が打率4割を超えるそうです。昨年夏から主軸を担う3番中村昴央と4番筏秀生や要注意。
左のエース山田龍聖は182センチの長身から投げ下ろす最速148キロの直球が武器。13回1/3を投げて14三振を奪っています。2番手には富山大会決勝で完投した右サイドスローの大島嵩輝も控えています。

佐賀商応援ツアーJR九州が募集

JR九州が、佐賀駅発着の応援ツアーの参加者を募集しています。行きは貸し切りバスとフェリー、帰りは新幹線などを利用するツアーになっています。
8月6日午後4時、JR佐賀駅を出発予定。料金は、大人28,000円(小学生以下20,000円)。
受付開始は、8月3日午前10時半から。8月4日午後6時締め切りです。
お申し込みは、電話(0952)24-7897 まで。

盛り上がる地元佐賀

第100回 全国高校野球選手権記念佐賀大会で優勝し、10年ぶりに甲子園への切符を手に入れた佐賀県立 佐賀商業高等学校野球部。1994年には、佐賀県勢初の全国制覇を成し遂げた同校だけに、地元佐賀の応援も盛り上がっています。

佐賀商業高等学校での壮行会

この壮行会は、2018年7月30日、同校生徒と職員など約720人が参加し、同校体育館で行われました。
吹奏楽部が演奏する「栄冠は君に輝く」に迎えられ、佐賀県大会優勝旗を手にした木村颯太主将を先頭に入場。出席者はこれを拍手で出迎えました。吉松幸宏校長は、「名門・佐賀商業のプライドを胸に、佐賀旋風を吹かせて欲しい」と激励。その後、佐賀商業高校のカラーである赤の鉢巻きを身につけ「フレフレ佐賀商」と音頭を取られ、全校生徒でエールを送ったそうです。
に木村颯太主将が「応援のおかげで優勝できました。チーム目標の全国制覇できるよう、甲子園でも一丸となって戦っていきます」と力強く決意表明されたそうです。(2018年7月31日 佐賀新聞より)

佐賀県庁表敬訪問

佐賀商業高等学校野球部の森田剛史監督や選手ら27人が、2018年7月30日、佐賀県庁を表敬訪問しました。選手たちは佐賀大会の金メダルを胸に下げて県庁入りし、出迎えた県庁職員や一般県民など100名からの祝福を受けました。
山口祥義知事らに佐賀大会での優勝を報告し甲子園での活躍を誓うと、山口知事は、佐賀県大会での戦いぶりについて「一人ひとりが役割を果たし『チーム野球』をやっていたね」とたたえました。また「県民の期待に応えて、一勝一勝積み上げてください」と激励。森田監督は、佐賀県大会を振り返りながら、20人の選手と記録員の活躍ぶりを紹介。松浦遼太左翼手のアカペラの前奏に合わせて、堂々と校歌斉唱する一コマも。このあと、佐賀商ナインは佐賀県議会へも表敬訪問し、激励を受けました。(2018年7月31日 佐賀新聞より)

JAグループも応援

JAグループ佐賀が、2018年7月30日、佐賀商業高校野球部に佐賀牛と県産米「さがびより」、「肥前さくらポーク」のウインナーやハムなどを贈呈したそうです。
贈呈式は佐賀商業高校内で行われ、佐賀県農業協同組合の大隈博義常務理事が「農産物おなかいっぱい食べて、伝統ある佐賀商ユニホームで大暴れしてきてください」とナインを鼓舞。受け取った木村颯太主将は「県代表として1試合でも多く勝ち進み、精一杯頑張ってきます」と応えたもよう。
贈呈品の佐賀牛ロース10キロ、ウィンナーやハムなど肥前さくらポーク加工品セット5.6キロ、「必勝茶」とさがの麦茶それぞれ5ケースは、選手たちの寄宿舎に届けられ、現地で振る舞われます。牛乳「さが生まれ」は出発までの練習中に提供されるとのことです。(2018年7月31日 佐賀新聞より)

高校野球佐賀県大会【決勝戦】夏の甲子園出場へ チケット情報から球場駐車場など

高校野球福岡県大会【決勝戦】夏の甲子園出場へ チケット情報から球場駐車場など

 

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で「がばいはやぶさ」をフォローしよう!

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


ページ上部へ戻る