目次 Contents
昭和4年(1929年)ってどんな年?
昭和4年(1929年)の概要
昭和4年(1929年)の動き
浜口内閣の金解禁・緊縮政策に不安と期待
昭和4年(1929年)の川柳 鼻の孔ツェッベリンへみんな向け 横山臥竜坊
昭和4年(1929年)の高校野球決勝戦
春 第一神港商(兵庫) 3-1 広陵中(広島)
夏 広島商(広島) 3-0 海草中(和歌山)
昭和4年(1929年)の大相撲優勝力士
1月場所 関脇 玉錦
3月場所 大関 豊国(最終優勝10回)
5月場所 横綱 常ノ花
9月場所 横綱 常ノ花
昭和4年(1929年)の内閣
~平成4年(1929年)7月1日 田中義一(政友会)内閣
昭和4年(1929年)7月2日~ 浜口雄幸(民政党)内閣
昭和4年(1929年)の政治・経済
1.17 水谷長三郎ら,京都で労農大衆党を結成。
1.25 中野正剛(民政党),衆院予算委員会で張作霖爆殺事件を追及。
3.5 代議士山本宣治(旧労働農民党),東京神田神保町の旅館で黒田保久二(七生義団団員)に刺殺される。
4.16 政府,共産党員を一斉検挙。市川正一・鍋山貞親ら幹部多数が検挙され,潰滅的打撃を受ける(4・16事件,339名が起訴)。
5.19 陸軍中堅層,満蒙問題の解決を目標とした一夕会を結成。
7.1 政府,張作霖爆殺事件責任者の処分を発表。陸軍の抵抗で日本人は事件に無関係とし,守備上の責任のみを間う行政処分にとどめる。
7.2 田中内閣,張作霖爆殺事件の処分問題で天皇に叱責され,信任を失ったとして総辞職。即日民政党の浜口雄幸内閣成立。対華外交刷新(第2次幣原外交)・緊縮財政・金解禁・非募債(井上財政)などの政策を掲げる。
7.29 浜口内閣,緊縮実行予算(当初予算を9100万円減)を発表。
8月 北海道鉄道・東大阪電軌両会社疑獄事件,売勲事件,山梨半造事件など疑獄事件が相次ぎ暴露され,政友会の信用と勢力に打撃。
10.7 英,日・米・仏・伊をロンドン海軍軍縮会議に招請,補助艦の保有量削減を討議。
10.12 大養毅,第6代政友会総裁に就任。
10.15 政府,緊縮財政実行のため政府官吏の1割減俸を発表(10.22官吏の反対運動で撤回)。
10.24 ニューヨークの株式市場で大暴落。政府,海外の金利低下を金解禁による正貨流出の好機と判断,金解禁実施への動き強める。
11.1 新労農党結成(中央執行委員長大山郁夫)。
11.21 金解禁の大蔵省令公布(5.1.11実施)。
11.21 内閣に産業合理化審議会設置。金解禁実施以後,国際的競争に耐える産業育成を検討。
11.26 政府,ロンドン海軍軍縮会議の全権(首席全権若槻礼次郎元首相)に,対米比率7割を訓令。
11.29 駐華公使佐分利貞夫(幣原外交による日中関係改善に活躍),帰任中に箱根のホテルで謎の死。
12.10 社会民衆党分裂。 5.1.15脱退組,全国民衆党を結成(中央委員田万清臣・宮崎龍介ら)。
12.17 中国,駐華公使小幡酉吉のアグレマン(承諾)を拒否。日中関係が一時悪化。
12.25 日本大衆党を除名された堺利彦ら,東京無産党を結成(労農派の地方無産政党)。
12.26 憲兵司令部,思想対策強化のため思想研究班編成。
昭和4年(1929年)の世界
1月 毛沢東・朱徳らの中国紅軍国民党軍の攻撃で井岡山を放棄。
2.9 ソ連・ポーランド・ルーマニア・ラトビア・エストニア,不戦条約実施に関するリトビノフ議定書に調印。
2.11 ムッソリーニ,ローマ法王とラテラノ条約調印。伊,バチカン市国を承認。
5.16 第1回アカデミー賞授賞式。作品賞は『つばさ』。特別賞のチャップリンは受賞拒否。
6.1 犬養毅・頭山満ら,南京での孫文移枢祭に国賓待遇で参列。
6.7 ドイツ賠償のヤング案発表。独の賠償総額270億ドル・支払期間60か年。
7.11 張学良,ソ連から中東鉄道を強制回収。
7.27 捕虜の待遇に関するジュネーブ条約成立。
8.6 パーク会議開催(~8.31)。独,ヤング案を受諾。連合国,ラインラント撤退に同意。9月 撤退開始。
8.19 独飛行船ツェッペリン伯号,霞ヶ浦飛行場に着陸。8.29米レイクハーストに帰着,3万1321kmの世界一周達成,飛行時間288時)。
8月 エルサレムで「嘆きの壁」をめく訪ユダヤ人とアラブ人が衝突(嘆きの壁事件)。
10.1 英ソ,国交回復。
10.12 ソ連軍,張学良軍を攻撃。12.22ハバロフスク和議協定調印。中東鉄道の原状回復を決める。
10.24 ニューヨーク株式市場大暴落(「暗黒の木曜剛)。世界恐慌の始まり。
10.31 英,自治領の地位をめぐる英印円卓会議開催を提案。
12.31 インド国民会議派,完全独立(ブルナ・スワラジ)を決議。
昭和4年(1929年)の社会・文化
1.15 横浜市で,失業者1200人が市役所を占領。
2.23 金を無心してから戸締りの心得を説き,大を飼見などと説教をしていた「説教強盗」逮捕。類似事件各地で続出。
3.15 京都と東京で開催された渡辺政之輔・山本宣治の労農葬で検挙者多数。
3.26 インドの詩聖タゴール,3度目の来日。
4.1 寿屋,国産初のウイスキー「サントリー」を発売(白ラペル4円50銭)。一般にはなじまず,あまり売れない。
4.8 小原国芳,玉川学園を創設。幼稚園・小学校・中学校を同時開校。
4.15 初の本格的ターミナルデパート阪急百貨店,大阪に開店。廉価販売で庶民に人気。
5.1 皇居の大砲による時報「ドン」(「半ドン」の語源),サイレンに変わる(芝・本所・小石川の3か所に設置)。
5.9 アメリカの本格的トーキー映画『進軍』等封切(6.30邦楽座,トーキー設備完了のため楽士を解雇,争議となる)。
6月 成田忠久ら,秋田県で「北方教育社」を結成,生活綴方運動を開始。
7.1 改正工場法施行,婦人と年少者の深夜業を禁止。
7.1 思想対策強化のため,文部省に社会教育局設置,学生課を部に昇格。
8.27 東京中央放送局,求人求職の「職業ニュース」を放送。
9.1 三省堂,『コンサイス英和辞典』を発売。
9.4 全国反戦同盟員,銀座で戦争反対デモ,検挙者多数。
9.10 文部省,国体観念明徴・国民精神作興のだめ,教化動員の実施を各学校に要請。また,中央教化団体連合会を設立。
9.15 特急列車(東京―下関間)の愛称募集,「桜丿富士」と命名。
10.1 小西本店,品質の良い国産の「さくらフイルム」を発売。外国製品に独占されていたフイルム市場が変化し,趣味としての写真が国民の間に広まる。
10月 アメリカの恐慌の影響で生糸価格暴落。12月には全国製糸業者が2週間休業。
11.1 内務省,失業者30万人と発表。
11.3 朝鮮全羅南道光州の学生,日本人生徒の朝鮮人女学生に対する侮辱と,この事件に対する日本側の対応に抗議のデモを行う(光州学生運動)。
11.21 産業合理化政策の本格化にともない,内閣に産業合理化審議会設置。
昭和4年(1929年)の世相
1月 勅使河原蒼風,廃物を利用した花器の生花を『主婦之友』に発表,草月流と呼ばれる新しい手法に話題集中。
3月 大学卒業者の就職難深刻(東大卒の就職率30%)。9月には映画『大学は出たけれど』封切で多くの共感を呼ぶ/第1回全国麻雀選手権大会開催(10月,菊池寛を総裁として日本麻雀連盟結成)。市内に麻雀屋出現,賭博横行。
4月 島崎藤村丿夜明け前・第1部』を『中央公論』に連載。
7月 榎本健ぅ東京浅草水族館にレビュー劇団カジノ=フオーリーを発足/徳永直,『太陽のない街』を『戦旗』に連載。
11月 空気の衛生展覧会開催,煤煙汚染への関心高まる/レマルク作『西部戦線異状なし』(1兵士の死を通して反戦を主張),築地小劇場で初演。
12月 川端康成,『浅草紅団』を『東京朝日新聞』に連載。
この年 松内則三,スポーツの実況放送に活躍。「夕やみ迫る神宮球場,烏が2羽3羽……」の名調子が人気/見切品・均一品・格安品・特価品・蔵払い・棚ざらいなどと称して,特売が日常的に行われる/兎の襟巻,狐の襟巻の代用品として婦人の間に流行。
昭和4年(1929年)の流行語
緊縮/大学は出だけれど/カジノ/ステッキガール/ターミナル/国産品愛用
昭和4年(1929年)の流行歌
「東京行進曲」「紅屋の娘」佐藤千夜子/「浪花小唄」二村定一・藤本二三吉/「モン巴里」宝塚花組
昭和4年(1929年)の話題の書物
改造社『改造文庫』/小林多喜二『蟹工船』(発禁)/鶴見祐輔『母』/レマルク・秦豊吉訳『西部戦線異状なし』/大仏次郎『赤穂浪士』/菊池寛『東京行進曲J
昭和4年(1929年)の映画
『灰喧』日活;村田実監督・中野英治/『大学は出たけれど』松竹;小津安二郎監督・高田稔・田中絹代/『生ける人形』(傾向映画の代表作)日活;内田吐夢監督・入江たか子・小杉勇/『一殺多生剣』右太衛門プロ;伊藤大輔監督・市川右太衛門/『首の座』マキノ;マキノ正博監
督・谷崎十郎〔洋画叩紐育の波止場且人生の乞食』『四人の悪魔』(米)
昭和4年(1929年)の出来事年表
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昭和4年(1929年)1月
昭和4年(1929年)2月
- 2月11日 – パリでオーウェン・D・ヤングによるヤング案、最初のヤング委員会が開催。
- 2月11日 – ラテラノ条約調印
- 2月14日 – 聖バレンタインデーの虐殺
- 2月22日 – 合名会社江崎商店が株式会社江崎(後の江崎グリコ)に組織変更
- 2月23日 – 東京市で説教強盗妻木松吉が逮捕される
- 青森県車力村の1927年以来の小作争議が激化し警官隊と衝突
昭和4年(1929年)3月
- 3月 – 小原國芳が東京府南多摩郡町田町に学校法人玉川学園を設立する。
- 3月4日 – アメリカ、ハーバート・フーヴァー大統領就任式。
- 3月5日 – 山本宣治殺害事件。
- 3月14日 – 茨城県新治郡石岡町(現・石岡市)で石岡大火が発生[1]。
- 3月18日 – 先代の首相官邸(現首相公邸)が竣工。
昭和4年(1929年)4月
- 4月1日 – 小田急江ノ島線、相模大野駅 – 片瀬江ノ島駅間開通。
- 4月10日 – 折口信夫「古代研究」第I巻 国文学篇。
- 4月15日 – 初のターミナルデパート、阪急百貨店が開店。
- 4月16日 – 共産党員一斉検挙(四・一六事件)
昭和4年(1929年)5月
昭和4年(1929年)6月
昭和4年(1929年)7月
- 7月1日 – 張作霖爆殺事件責任者の処分発表。処分が軽すぎると天皇が首相田中義一を叱責。
- 7月2日 – 田中義一内閣総辞職。濱口内閣成立。
- 7月24日 – 日本が「戦争抛棄ニ関スル条約」(不戦条約)を批准
昭和4年(1929年)8月
昭和4年(1929年)9月
昭和4年(1929年)10月
- 10月24日 – ニューヨーク証券取引所で株価が大暴落。世界恐慌の引き金となる(いわゆる「ブラック・サーズデー」)。
昭和4年(1929年)11月
昭和4年(1929年)12月
- 12月16日 – 東京駅に八重洲口開設
- 12月21日 – 人形クラブ(現人形劇団プーク)結成第一回公演
- 12月23日 – 第57議会召集。
- 12月24日 – 唐津町信用販売購買組合(現唐津信用金庫)設立、事務所を唐津市呉服町に置く
日付不詳
- アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド「過程と実在 コスモロジーへの試論」。
- プラハで第1回国際スラヴィスト会議開催。
- ギリシャ、独立100周年
- 語劇が再び中止に追い込まれる。
- 太宰治がカルモチン自殺を図る。
昭和4年(1929年)生まれの著名人
昭和4年(1929年)1月生まれ
- 1月1日 – 田原基稔、元プロ野球選手(+ 1996年)
- 1月2日 – ロバート・ウォルドーフ・ラブレス、ナイフ職人(+ 2010年)
- 1月3日 – セルジオ・レオーネ、映画監督(+ 1989年)
- 1月3日 – ゴードン・ムーア、工学者
- 1月4日 – アミタイ・エツィオーニ、社会学者
- 1月4日 – ギュンター・シャボフスキー、元東ドイツの政治家(ドイツ社会主義統一党)・ジャーナリスト(+ 2015年)
- 1月5日 – 岸田衿子、詩人・童話作家(+ 2011年)
- 1月6日 – バブラク・カールマル、アフガニスタンの政治家(+ 1996年)
- 1月8日 – 初井言榮、女優・声優(+ 1990年)
- 1月9日 – ハイナー・ミュラー、劇作家、演出家(+ 1995年)
- 1月10日 – 3代目三遊亭圓歌、落語家(+ 2017年)
- 1月11日 – ワンダ・ウィウコミルスカ、ヴァイオリニスト
- 1月13日 – ナジ・ラースロー、フィギュアスケート選手(+ 2005年)
- 1月13日 – ナジ・マリアンナ、フィギュアスケート選手(+ 2011年)
- 1月15日 – マーティン・ルーサー・キング、牧師・米国黒人公民権運動指導者(+ 1968年)
- 1月16日 – 神山繁、俳優(+ 2017年)
- 1月17日 – フランセス・ダフォ、フィギュアスケート選手
- 1月17日 – 村田英雄、演歌歌手・俳優(+ 2002年)
- 1月20日 – 西倉実、プロ野球選手(+ 1955年)
- 1月23日 – 鈴木健二、元NHKアナウンサー
- 1月23日 – 時実新子、川柳作家・随筆家(+ 2007年)
- 1月28日 – クレス・オルデンバーグ、彫刻家
- 1月28日 – 前川忠男、元プロ野球選手
- 1月30日 – ロジャー・シェパード、認知科学者
- 1月30日 – 赤崎勇、工学者
- 1月31日 – ジーン・シモンズ、イギリスの女優(+ 2010年)
- 1月31日 – アンディ・ミリガン、劇作家・脚本家・映画監督(+ 1991年)
昭和4年(1929年)2月生まれ
- 2月1日 – 鳥海尽三、脚本家、小説家(+ 2008年)
- 2月1日 – 須賀敦子、随筆家・イタリア文学者(+ 1998年)
- 2月2日 – ジョン・H・ホランド、科学者 (+ 2015年)
- 2月3日 – 鉄砲光三郎、民謡歌手(+ 2002年)
- 2月5日 – リュック・フェラーリ、作曲家(+ 2005年)
- 2月5日 – 長岡久夫、プロ野球選手
- 2月6日 – 大川慶次郎、競馬評論家(+ 1999年)
- 2月7日 – アレハンドロ・ホドロフスキー、映画監督
- 2月9日 – 田辺一鶴、講談師(+ 2009年)
- 2月10日 – ジェリー・ゴールドスミス、映画音楽作曲家(+ 2004年)
- 2月13日 – フランキー堺、俳優・コメディアン・ドラマー(+ 1996年)
- 2月15日 – 立川清登、バリトン歌手(+ 1985年)
- 2月17日 – グラハム・ヒル、F1レーサー(+ 1975年)
- 2月18日 – 田沼武能、写真家
- 2月18日 – 福島正実、編集者、SF作家(+ 1976年)
- 2月18日 – 田崎俊作、実業家、田崎真珠創業者(+ 2011年)
- 2月19日 – 粟津潔、グラフィックデザイナー(+ 2009年)
- 2月20日 – 黛敏郎、作曲家(+ 1997年)
- 2月21日 – キラーイ・エデ、フィギュアスケート選手(+ 2009年)
- 2月24日 – ズジスワフ・ベクシンスキー、画家・写真家・芸術家(+ 2005年)
- 2月26日 – 五社英雄、映画監督(+ 1992年)
- 2月27日 – 君島一郎、服飾デザイナー(+ 1996年)
- 2月28日 – フランク・ゲーリー、建築家
- 2月28日 – 岡野薫子、児童文学作家
昭和4年(1929年)3月生まれ
- 3月9日 – ロイ・ジェームス、俳優(+ 1982年)
- 3月17日 – ピーター・L・バーガー、社会学者・神学者
- 3月19日 – 三遊亭金馬 (4代目)、落語家
- 3月20日 – 高橋和枝、声優(+ 1999年)
- 3月22日 – 草間彌生、彫刻家・画家・小説家
- 3月23日 – 村松剛、評論家・フランス文学者(+ 1994年)
- 3月23日 – 犬塚弘、俳優・ベーシスト
- 3月23日 – 津本陽、小説家
- 3月23日 – ロジャー・バニスター、陸上競技選手
- 3月24日 – 多羅間俊彦 日本の元皇族、東久邇宮稔彦王と東久邇聡子の第四王子。(+ 2015年)
- 3月25日 – 久邇邦昭、旧皇族
- 3月28日 – 色川武大(阿佐田哲也)、小説家(+ 1989年)
昭和4年(1929年)4月生まれ
- 4月3日 – 山内雅人、俳優・声優(+ 2003年)
- 4月3日 – 前田武彦、放送作家・司会者(+ 2011年)
- 4月6日 – 小沢昭一、俳優・俳人(+ 2012年)
- 4月6日 – アンドレ・プレヴィン、音楽家
- 4月9日 – 大川橋蔵 (2代目)、時代劇俳優・歌舞伎役者(+ 1984年)
- 4月10日 – マイク・ホーソーン、F1レーサー(+ 1959年)
- 4月14日 – ジェリー・アンダーソン、映像作品プロデューサー(+ 2012年)
- 4月19日 – 正田昭、死刑囚 小説家 (+ 1969年)
- 4月20日 – 永井一正、グラフィックデザイナー
- 4月22日 – ジョン・ニックス、フィギュアスケート選手
- 4月22日 – 加賀乙彦、小説家・精神科医
- 4月23日 – 三瀬雅康、プロ野球選手
- 4月24日 – 樽井清一、元プロ野球選手(+ 1995年)
昭和4年(1929年)5月生まれ
- 5月1日 – ラルフ・ダーレンドルフ、社会学者・政治家(+ 2009年)
- 5月4日 – オードリー・ヘプバーン、女優(+ 1993年)
- 5月4日 – 仲谷昇、俳優(+ 2006年)
- 5月5日 – 斉川一夫、俳優
- 5月6日 – ポール・ラウターバー、科学者、2003年ノーベル生理学・医学賞(+ 2007年)
- 5月7日 – ディック・ウィリアムズ、メジャーリーガー(+ 2011年)
- 5月10日 – 大林太良、民族学者(+ 2001年)
- 5月16日 – 福岡正剛、俳優(+ 1996年)
- 5月16日 – わたなべまさこ、漫画家
- 5月19日 – 熊谷信昭、工学者
- 5月20日 – 一陽斎蝶一、奇術師
- 5月20日 – 星野武男、プロ野球選手
- 5月23日 – 高橋治、小説家(+ 2015年)
- 5月20日 – チャールズ・ティリー、社会学者(+ 2008年)
- 5月24日 – 加藤武、俳優(+ 2015年)
- 5月29日 – 高野悦子、映画運動家、岩波ホール総支配人(+ 2013年)
- 5月29日 – ピーター・ヒッグス、理論物理学者
昭和4年(1929年)6月生まれ
- 6月3日 – ヴェルナー・アーバー、微生物学者・遺伝学者
- 6月7日 – 若山セツ子、女優(+ 1985年)
- 6月8日 – なだいなだ、精神科医・小説家(+ 2013年)
- 6月10日 – エドワード・オズボーン・ウィルソン、生物学者
- 6月12日 – アンネ・フランク、『アンネの日記』で知られるユダヤ人少女(+ 1945年)
- 6月14日 – 日野啓三、小説家(+ 2002年)
- 6月15日 – 藤山寛美、喜劇役者(+ 1990年)
- 6月17日 – チグラン・ワルタノビッチ・ペトロシアン、チェスの選手(+ 1984年)
- 6月19日 – 日下隆、元プロ野球選手
- 6月25日 – ヘルムート・ザイブト、フィギュアスケート選手(+ 1992年)
- 6月25日 – 入部久男、プロ野球選手
- 6月27日 – 谷沢永一、書誌学者・評論家(+ 2011年)
- 6月30日 – 滝良彦、元プロ野球選手
昭和4年(1929年)7月生まれ
- 7月1日 – ジェラルド・モーリス・エデルマン、生物学者(+ 2014年)
- 7月2日 – イメルダ・マルコス、政治家、フィリピン第10代大統領夫人
- 7月4日 – ピーター・アンジェロス、メジャーリーグベースボールのオーナー
- 7月5日 – 大塚周夫、俳優・声優(+ 2015年)
- 7月5日 – 本間長世、政治学者・思想史家(+ 2012年)
- 7月6日 – 都筑道夫、推理作家(+ 2003年)
- 7月7日 – 乙骨淑子、児童文学作家(+ 1980年)
- 7月9日 – ハッサン2世、モロッコ国王(在位1961年-99年)(+ 1999年)
- 7月13日 – ダリル・スペンサー、プロ野球選手、コーチ(+ 2016年)
- 7月17日 – 工藤栄一、映画監督(+ 2000年)
- 7月18日 – ディック・バトン、フィギュアスケート選手
- 7月18日 – セケイラ・コスタ、ピアニスト・音楽教師
- 7月22日 – 古川麒一郎、天文学者(+ 2016年)
- 7月24日 – 小黒八七郎、医師・内科学者、内視鏡による胃癌治療の権威(+ 1997年)
昭和4年(1929年)8月生まれ
- 8月1日 – E・H・エリック、タレント(+ 2000年)
- 8月2日 – 中坊公平、元弁護士、元日弁連会長(+ 2013年)
- 8月2日 – カテブ・ヤシーン、作家(+ 1989年)
- 8月3日 – 西山登志雄、東武動物公園の元園長、元名誉園長(+ 2006年)
- 8月4日 – 宮内幸平、声優(+ 1995年)
- 8月7日 – ドン・ラーセン、メジャーリーガー
- 8月8日 – ヨゼフ・スーク、ヴァイオリニスト(+ 2011年)
- 8月9日 – 磯村尚徳、元ニュースキャスター
- 8月11日 – 近藤鉄雄、政治家(+ 2010年)
- 8月14日 – 河瀬断魚、日本の書家(+ 2010年)
- 8月11日 – 早坂暁、小説家・脚本家
- 8月16日 – ビル・エヴァンス、ジャズ・ピアニスト(+ 1980年)
- 8月17日 – フランシス・ゲーリー・パワーズ、軍人・U-2撃墜事件時のU-2機のパイロット(+ 1977年)
- 8月19日 – 松下圭一、政治学者(+ 2015年)
- 8月22日 – 北原怜子、篤志家(+ 1958年)
- 8月23日 – 渡辺信義、プロ野球選手
- 8月24日 – 赤松良子、労働官僚・外交官・政治家
- 8月27日 – アイラ・レヴィン、小説家・劇作家・作詞家(+ 2007年)
- 8月28日 – 金己男、北朝鮮の政治家。元朝鮮労働党宣伝扇動部長
- 8月29日 – ヤーセル・アラファート、パレスチナ解放運動家(+ 2004年)
昭和4年(1929年)9月生まれ
- 9月1日 – 若山富三郎、俳優(+ 1992年)
- 9月1日 – 松恵山邦治、大相撲十両力士(+ 2001年)
- 9月3日 – 成田亨、デザイナー・彫刻家(+ 2002年)
- 9月8日 – クリストフ・フォン・ドホナーニ、指揮者
- 9月10日 – アーノルド・パーマー、プロゴルファー(+ 2016年)
- 9月11日 – サトウサンペイ、漫画家
- 9月13日 – ニコライ・ギャウロフ、バス歌手(+ 2004年)
- 9月17日 – スターリング・モス、F1レーサー
- 9月19日 – 草薙幸二郎、俳優(+ 2007年)
- 9月19日 – 成田豊、実業家・電通グループ会長(+ 2011年)
- 9月24日 – 大平透、俳優・声優・ナレーター(+ 2016年)
- 9月25日 – 簑原宏、元プロ野球選手(+ 1999年)
- 9月28日 – 三船浩、歌手(+ 2005年)
- 9月30日 – 鷹司和子、元皇族、鷹司平通の妻(+ 1989年)
昭和4年(1929年)10月生まれ
- 10月3日 – 栗木孝幸、プロ野球選手(+ 1998年)
- 10月7日 – ロバート・ウェストール (Robert Westall)、児童文学作家(+ 1993年)
- 10月15日 – 鈴木実、プロ野球選手
- 10月20日 – サシュコ・ガヴリーロフ、ヴァイオリニスト
- 10月21日 – アーシュラ・K・ル=グウィン、SF作家・ファンタジー作家
- 10月22日 – レフ・ヤシン、元サッカー選手(+1990年)
- 10月22日 – 速水融、経済学者
- 10月24日 – 高松英郎、俳優(+ 2007年)
- 10月29日 – 5代目春風亭柳朝、落語家(+1991年)
- 10月31日 – 渡辺文雄、俳優(+ 2004年)
昭和4年(1929年)11月生まれ
- 11月5日 – 廣瀬健次郎、作曲家(+ 1999年)
- 11月11日 – 清水貢、高校野球指導者(+ 2010年)
- 11月12日 – ミヒャエル・エンデ、児童文学者(+ 1995年)
- 11月12日 – グレース・ケリー、女優・モナコ公妃(+ 1982年)
- 11月13日 – 朝潮太郎 (3代)、大相撲第46代横綱(+ 1988年)
- 11月17日 – 納谷悟朗、俳優・声優・舞台演出家(+ 2013年)
- 11月17日 – 斎藤邦唯、俳優・映画プロデューサー
- 11月19日 – 竹中恵美子、経済学者
- 11月22日 – 角南効永、プロ野球選手
- 11月24日 – 宍戸大全、殺陣師
- 11月28日 – 上田誠也、地球物理学者
- 11月28日 – 向田邦子、テレビドラマ脚本家・エッセイスト・小説家(+ 1981年)
- 11月28日 – 石原照夫、元プロ野球選手(+ 2006年)
- 11月30日 – レオ・カイリー、メジャーリーガー(+ 1984年)
昭和4年(1929年)12月生まれ
- 12月1日 – 奈良岡朋子、女優・声優・ナレーター
- 12月1日 – 花房秀三郎、ウイルス学者(+ 2009年)
- 12月6日 – ニコラウス・アーノンクール、指揮者(+ 2016年)
- 12月8日 – ゴッフレード・パリーゼ、作家・ジャーナリスト(+ 1986年)
- 12月9日 – ジョン・カサヴェテス、映画監督・俳優(+ 1989年)
- 12月11日 – バーナード・クリック、政治学者(+ 2008年)
- 12月11日 – 高橋敷、日本の教育評論家(+ 2015年)
- 12月14日 – 北本重二、プロ野球選手
- 12月12日 – 穐吉敏子、ジャズピアニスト・作曲家
- 12月20日 – カルロ・ファッシ、フィギュアスケート選手(+ 1997年)
- 12月23日 – 今井敬、実業家、第9代経団連会長
- 12月31日 – ヴォー・クイー、動物学者
昭和4年(1929年)に亡くなられた著名人
- 1月13日 – ワイアット・アープ、西部開拓時代の保安官(* 1848年)
- 1月15日 – イェールハルド・ムンテ、画家(* 1849年)
- 1月16日 – 珍田捨巳、外交官・侍従長(* 1857年)
- 1月24日 – ウィルフレッド・バデリー、テニス選手(* 1872年)
- 1月26日 – 違星北斗、歌人(* 1901年)
- 1月27日 – 久邇宮邦彦王、皇族・陸軍軍人(* 1873年)
- 2月3日 – アグナー・アーラン、数学者・統計学者(* 1878年)
- 2月6日 – マリア・クリスティナ、スペイン王アルフォンソ12世の妃(* 1858年)
- 2月9日 – ヴァルター・グラマッテ、画家(* 1897年)
- 2月10日 – 長井長義、薬学者(* 1845年)
- 2月11日 – ヨーハン2世、リヒテンシュタイン公(* 1840年)
- 2月14日 – トーマス・バーク、陸上競技選手(* 1875年)
- 2月19日 – ヴィルヘルム・ライン、教育学者(* 1847年)
- 2月24日 – アンドレ・メサジェ、作曲家(* 1853年)
- 3月4日 – 澤田正二郎、俳優(* 1892年)
- 3月5日 – 山本宣治、労働農民党の衆議院議員(* 1889年)
- 3月8日 – 渡瀬庄三郎、動物学者(* 1863年)
- 3月8日 – 児島虎次郎、画家(* 1881年)
- 3月13日 – シェリー・マギー、メジャーリーガー(* 1884年)
- 3月15日 – 厳修、教育者(* 1860年)
- 3月20日 – フェルディナン・フォッシュ、フランス陸軍の元帥(* 1851年)
- 3月22日 – 井上良馨、日本海軍の元帥(* 1845年)
- 3月23日 – 杉田定一、第12代衆議院議長(* 1851年)
- 4月1日 – 小酒井不木、推理作家(* 1890年)
- 4月2日 – 松井千枝子、女優(* 1899年)
- 4月4日 – カール・ベンツ、ガソリン自動車の開発者・ダイムラー・ベンツの創設者のひとり(* 1844年)
- 4月7日 – 上杉慎吉、法学者(* 1878年)
- 4月8日 – カール・ヴェルスバッハ、化学者(* 1858年)
- 4月9日 – 内藤高治、剣道家(* 1862年)
- 4月13日 – 後藤新平、明治・大正期の政治家・官僚(* 1857年)
- 4月19日 – 村岡範為馳、物理学者(* 1853年)
- 4月27日 – 北条時敬、教育者・数学者(* 1858年)
- 5月19日 – 川原茂輔、実業家・政治家(* 1859年)
- 5月21日 – 第5代ローズベリー伯爵アーチボルド・プリムローズ – イギリスの首相(*1847年)
- 5月24日 – 高田雅夫、舞踏家(* 1895年)
- 6月4日 – ハリー・フレイジー、メジャーリーグ球団オーナー(* 1880年)
- 6月6日 – 樋口龍峡、評論家・政治家(* 1875年)
- 6月21日 – レオナルド・ホブハウス、社会学者・政治学者・倫理学者・ジャーナリスト(* 1864年)
- 6月29日 – 内田魯庵、評論家・小説家(* 1868年)
- 7月1日 – ヴェンセスラウ・デ・モラエス、外交官(* 1854年)
- 7月7日 – ヴィクトール・パリモフ、画家(* 1888年)
- 7月14日 – ハンス・デルブリュック、歴史家(* 1848年)
- 7月15日 – フーゴ・フォン・ホーフマンスタール、劇作家・詩人(* 1874年)
- 7月25日 – 牧野省三、映画監督(* 1878年)
- 7月26日 – 山崎直方、地理学者(* 1870年)
- 8月3日 – ソースティン・ヴェブレン、社会学者・経済学者(* 1857年)
- 8月3日 – エミール・ベルリナー、発明家(* 1851年)
- 8月7日 – ヴィクター・L・バーガー、アメリカ合衆国下院議員(* 1860年)
- 8月13日 – レイ・ランケスター、動物学者(* 1847年)
- 8月15日 – ジョージ・パーキンス・メリル、地質学者(* 1854年)
- 8月16日 – 津田梅子、女子教育家・女子英学塾(現、津田塾大学)の創設者(* 1864年)
- 8月19日 – セルゲイ・ディアギレフ、バレエ・リュス創設者(* 1872年)
- 8月26日 – アーネスト・サトウ、駐日外交官(* 1843年)
- 9月7日 – 小川一真、写真家(* 1860年)
- 9月12日 – ユゼフ・カレンバハ、文学史家(* 1861年)
- 9月23日 – リヒャルト・ジグモンディ、化学者(* 1865年)
- 9月24日 – マヒタラーティベートアドゥンラヤデートウィクロム、シャムの王族(* 1891年)
- 9月25日 – ミラー・ハギンス、メジャーリーグベースボール選手・監督(* 1878年)
- 9月29日 – 田中義一、陸軍軍人・第26代内閣総理大臣(* 1864年)
- 10月1日 – アントワーヌ・ブールデル、彫刻家(* 1861年)
- 10月1日 – リー・リッチモンド、メジャーリーガー(* 1857年)
- 10月3日 – グスタフ・シュトレーゼマン、ドイツ首相・外相(* 1878年)
- 10月8日 – ヤチェク・マルチェフスキ、画家(* 1854年)
- 10月15日 – レオン・ドラクロワ、ベルギー首相(* 1867年)
- 10月20日 – ホセ・バッジェ・イ・オルドーニェス、ウルグアイ大統領(* 1856年)
- 10月26日 – アビ・ヴァールブルク、美術史家(* 1866年)
- 10月28日 – ベルンハルト・フォン・ビューロー、ドイツ首相(* 1849年)
- 10月31日 – ノーマン・プリチャード、陸上競技選手(* 1875年)
- 11月2日 – エディ・マッグーティ、プロボクサー(* 1889年)
- 11月3日 – ヤン・ボードゥアン・ド・クルトネ、言語学者(* 1845年)
- 11月6日 – マクシミリアン・フォン・バーデン、ドイツ首相(* 1867年)
- 11月9日 – 斎藤秀三郎、英語学者・教育家(* 1866年)
- 11月10日 – マーク・ボールドウィン、メジャーリーガー(* 1863年)
- 11月14日 – カマラ、野生児(生年不詳)
- 11月14日 – ジョー・マクギニティ、メジャーリーガー(* 1871年)
- 11月17日 – ハーマン・ホレリス、統計機械タビュレーティングマシンの発明者(* 1860年)
- 11月24日 – ジョルジュ・クレマンソー、フランス首相(* 1841年)
- 11月30日 – ダニエル・モロー・バリンジャー、地質学者(* 1860年)
- 12月3日 – 多忠亮、ヴァイオリニスト・作曲家(* 1895年)
- 12月10日 – フランツ・ローゼンツヴァイク、思想家(* 1886年)
- 12月17日 – マヌエル・ゴメス・ダ・コスタ、ポルトガル大統領(* 1863年)
- 12月20日 – 岸田劉生、画家(* 1891年)
- 12月29日 – ヴィルヘルム・マイバッハ、自動車技術者(* 1846年)
昭和4年(1929年)にノーベル賞を受賞された方
- 物理学賞 – ルイ・ド・ブロイ(フランス)
- 化学賞 – アーサー・ハーデン(イギリス)、ハンス・フォン・オイラー=ケルピン(スウェーデン)
- 生理学・医学賞 – クリスティアーン・エイクマン(オランダ)、フレデリック・ホプキンズ(イギリス)
- 文学賞 – トーマス・マン(ドイツ)
- 平和賞 – フランク・ケロッグ(アメリカ)
フィクションに登場する昭和4年(1929年)
昭和4年(1929年)に起こったとされている出来事
- イギリスでダック落成。(汽車のえほん)
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