はやぶさ宝石箱

どっち？オンライン教室には二つのタイプ

双方向型か それとも 一方通行型か

オンラインパソコン教室を選ぶ際に最も重要なのは、その講座が「双方向型」なのか、「一方通行型」なのかを確認するということです。双方向方はリアルな講座、一方通行型はオンデマンド式講座とも呼ばれます。

同じオンライン教室でも、この二つは天と地ほど異なりますので、決して混同なさらないようにしてください。

「双方向型」は、その時間帯に実際に講師が講義をしており、お互いに質疑応答ができるレッスン方式です。

「一方通行型」は、過去に収録されたビデオやDVDを観ながら学習するレッスン方式です。

双方向型講座（リアル講座）のメリットとデメリット

双方向型講座（リアル講座）のメリット

• 学習効果が最も高い

最大のメリットは、生徒のレベルやニーズに対応したレッスン内容であることです。そもそも、お金を払ってパソコンを習うわけですから、身につかなければ意味がありません。そのためには、無駄を省き、生徒一人ひとりにとって最適な内容をレッスンが理想です。効果面を考えるなら、最重要ポイントといえます。

双方向型講座（リアル講座）のデメリット

• 講師が定めた曜日・時間に合わせる必要がある
• マンツーマンなどの少人数講座にならざるをえない
• レッスン料は比較的高めになる

一方通行型講座（オンデマンド式）のメリットとデメリット

大手のパソコン教室をはじめ、ネットに展開しているオンラインパソコン教室の大半はこちらの方です。

一方通行型講座（オンデマンド式）のメリット

• 安価で提供できる
  一度、講座を収録してしまえば、同時に、多数を相手に繰り返して講座を行えるため、人件費も抑えることができ、比較的安価な講座となります。
• 24時間　いつでも開講できる
  受講生の方が希望する時間に合わせて開講できます。
• 多人数の講座が開始できる
  定員はありません。一度に多くの方がレッスンを受けられます。

一方通行型講座（オンデマンド式）のデメリット

• 受講生が知りたい内容に応じた講座とは限らない
  教室側が事前に制作した内容を観るわけですから、「ここを教えて欲しい」といった受講生の声に応じることはできません。
• 学習効果をはかることができない
  ビデオやDVDを観るだけの学習となるため、教室側は生徒が理解できているかどうかを把握することができません。
• 画一的なレッスンであり、必要のない内容まで学習する必要がある
  受講生によっては、既に知っている内容までも学ぶ必要があり、その分の時間とコストが無駄になることがあります。

最終判断は価格よりも効果（結果）で

通学型講座に比べれば、自宅や会社で学習できるオンライン講座には、時間や場所の制約が少なく、大きなメリットがあります。

ネット検索すると、「無料」あるいは非常に安価な講座も少なくありません。

無料で済ませる方法もあるが…

「学ぶ楽しさを味わいたい」、「何でもいいからパソコンの資格が欲しい」ということでしたら、低料金の講座でも十分かもしれません。YouTubeなどの無料コンテンツもあります。

「本当に出来る人になる」ことが目的なら…

結局、ココが最大のポイントです。

オンラインパソコン教室の賢い選択をするためには、学習した結果に対する検証が必要です。つまり、時間を割き、お金を払って、あなたがどうなりたいのか、ということを押さえておくことです。

行政が行っているような、初心者対象の無料パソコン講座同様、お手軽な単発レッスンを何度受けても、なかなか身につくことはありません。また、録画を観るだけの独学で成功する方はごく一部に限られます。

双方向型講座が（リアル講座）がベスト

もっとも効率よく、短期集中で学び、しかも結果にこだわるのであれば、多少受講料がかかったとしても「双方向型のリアル講座」が、最もコストパフォーマンスの高い選択であると言えます。