2020年 明治維新以来の教育大改革!?がやってくる!

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明治維新以来の大改革!?日本の教育が変わります!

2020年は。東京オリンピックが開催されます。
そして、学校教育も大きく様変わりします。明治維新以来の大改革とも言われる学校教育の激変。その内容をご紹介します。

大学入試が変わる!

  • 「大学入学共通テスト」に記述式問題も導入
  • 知識量<思考力・判断力・表現力

2020年度から大学入試センター試験が廃止され、新しく「大学入学共通テスト」が始まります。大きく変わるポイントは主に2つ。
1つ目は。出題形式にマークシート式だけではなく、一部で記述式も導入されること。さらに英語においては、現在の[聞く]「読む」の2技能に「書く」「話す」も加えた4技能が重視され、実用英語技能検定(英検)TOEICなど、民間試験の導入が決定しています。
2つ目は、これまでのような知識量を問う内容から、「思考力・判断力・表現力」や「活用力」を重視した内容になることです。

学ぶ教科が変わる!

  • 外国語教育の充実、小学3年生からスタート!

学習指導要領改訂で注目を集めたのが、これまで小学5年生から実施されていた「外国語活動」が3年生からになり、5年生からは「外国語科(英語)」が導入されるというニュースです。

さらに各教科でコンピュータの活用が推進され、「プログラミング教育」も新たに始まる予定です。

授業も学習内容も変わる!

  • 表現力や活用力など、知識を「どう使うか」を重視!
  • 「主体的・対話的で深い学び」を重視

2017年3月に。文部科学省より小中学校における次期学習指導要領が告示されました。
小学校では2020年度。中学校では2021年度より全面実施され、これに基づき教科書が変わります。
また2018年度からは移行措置で小3.小4の外国語活動(英語)が始まります。現行の”知識や技能の習得’”と”思考
力・判断力・表現力”の育成に加え、学びに向かう意欲や姿勢をはぐくむ、より深い学びが重視されます。


未来の社会で必要な力を問う「大学入学共通テスト」

大きな注目を集めている大学入試改革。2017年には、新入試で出題される記述式問題の例題や英語の民間試験導入の決定など、実施方針が文部科学省から発表されました。

現小中学生は皆、新しい入試を受ける

大学入試改革の柱として2020年度より、「大学入試センター試験」が廃止され、新しく「大学入学共通テスト」が導入されます。
現在の小中学生は皆、この新しい入試を受けることになります。
これまでのテストと「大学入学共通テスト」の大きな違いは、数学や国語でマークシート式だけではなく、記述式問題が導入されること。
例えば、昨年発表された記述式問題のモデル例には、国語では駐車場を契約するシーンにおいて、契約者が不利益とならないための交渉方法を考える問題などがありました。
数学では公園整備計画において、広場の大きさを決める前に設置する銅像の見やすさを考え、銅像を見込む角を算出する問題などがあり、これまでの国語や数学のイメージを覆す内容の問題が話題になりました。
また、英語では「聞く」「読む」だけではなく、「書く」「話す」を加えた4技能を重視する内容に変わり、2023年度までは、マークシート式のテストか、英検やTOEICのような民間試験、またはその両方を各大学が選択する併存期間を経て、2024年度からは民間試験へ完全移行されます。
記述式問題の内容も、英語で4技能が重視されることも、学習したことを実際に役立てる力を試しているといえるでしょう。
これからの時代は、情報化やグローバル化、IT化がより一層進み、人間がこれまでに経験したことのないような課題に直面することが増える、と考えられています。
そのときに必要とされる人材とは、知識があるだけではなく、柔軟に思考し、的確な判断を下し、それをわかりやすく表現する力を持った人材といえます。与えられた仕事をこなすだけでは不十分で、自ら積極的に課題を見つけ、その解決策を柔軟に模索し、実行していく力が必要になってくるのです。
これまでの大学入試では、与えられた問題を素早く大量に解答する、知識の量を問う選抜が行われていました。しかし、これからは先に述べた未来の社会で必要になってくる、「思考力≒判断力」「表現力」を重視した選抜にシフトしていくのです。

高校以下の教育も変わる!

小さいお子さまを持つ家庭では、大学入試など遠い話のように思えるかもしれません。しかし、変わるのは大学入試だけではなく、高校以下の教
育も改革は進んでいます。
そもそも大学入試改革は、大学教育を変え、社会に求められる人材を輩出するために、まずは大学の入り口である入試改革を行うという目的でスタートしています。さらに大学入試を変えるということは、必然的に高校以下の教育も変えていくことにつながります。
大学入試のことは高校生になってから……ではなく、お子さまがまだ小さいうちからそれを見据えた学習をすることが必要になってくるといえるでしょう。

【大学入試センター試験と大学入学共通テストの大まかな比較】

名称 大学入試センター試験 大学入学共通テスト
実施年度 ~2019年度 2020年度~
日程 1月中旬2日間 1月中句2日間
出題教科・科目 30科目 センター試験と同じ※2024年度からは簡素化を含めた見直しを検討
出題形式 マークシート式
  • マークシート式に加え、数学と国語で記述式問題を出題
    ※2024年度からは地理歴史・公民分野、理科分野も導入検討
  • 「国語」「数学IJr数学l・数学A」で3同程度記述式問題を出題
  • 国語は20分程度、数学は10分程度、試験時間を延ばす
英語 2技能(「聞く」「読む」)を評価
  • 「書く」「話す」の2技能を加えた4技能を評価
  • 民間の資絡・検定試験の活用
採点 各科目1点刻みで採点し、合計
  • マークシート式問題はセンター試験より詳細に、設問・領域・分野ごとの成績.全受験者の中での成績を表す段階別表示などを検討
  • 記述式問題は段階別評価(3~5段階)

出展:文部科学省「大学入学共通テスト実施方針」より作成



移行措置開始「学習指導要領」って何?授業スタイルも変わる

約10年に1度改訂される「学習指導要領」。2017年3月には、小中学校における次期学習指導要領が告示されました。

主体的・対話的”な授業例をチェック

  • グループ学習
    グループに分かれ、何かのテーマに
    ついて話し合ったり。課題を見つけ、
    協力して解いたりする形式の授業。
  • 体験型授業
    街を歩きながら歴史について調べるなど¨体験¨を通して学ぶ授業。観察や実験、実習なども含まれる。
  • 発表形式授業
    個人やグループで調べたものをまとめ、みんなの前でプレゼンテーションをする形式の授業。

次期学習指導要領の改訂スケジュール

  小学校 中学校 高等学校
2016年度
20173月に
告示(3/31)  
2017年度 周知・徹底 改訂
2018年度 移行期間 移行期間 周知・徹底
2019年度 移行期間
2020年度 全面実施
2021年度 全面実施
2022年度 年次進行で実施

※「移行期間」には「教科書検定」「採択・供給」などが行われます
出典:文部科学省「今後の学習指導要領改訂スケジュール」より作成

移行措置で小3・小4から外国語活動開始

「学習指導要領」とは、文部科学省が定めている教育内容のこと。改訂があると、それを受けて新しい教科書が作られます。
2017年3月に、小中学校における次期学習指導要領が告示されました。
小学校では2020年から、中学校では2021年から、新しい教科書を使った学習が実施されます。それに向けて、2018年度より移行措置として、小3・小4からの外国語活動(英語)がスタートしようとしています。
次期学習指導要領は、子どもたちが。未来を切り拓くための力々を身につけるために、すべての教科で獲得した知識などを活かす力、表現する力、教
科横断的な力などが重視されます。これからの時代は、文系・理系といった枠組みを超えた力を伸ばしていくことが求められているといえるでしょう。

将来必要な力を身につけるには?

今回の改訂で大きなテーマとなっているのが、「主体的・対話的で深い学び」です。
「主体的な学び」とは、将来の見通しを持って、粘り強く、振り返りながら意欲的に学習に取り組むこと。また「対話的な学び」とは、自らの考えだけ
で完結することなく、他者との対話を通じて協カー協働しながら学ぶことを意味します。この姿勢や学びこそ。子どもたちがこれからの予測困難な社会を乗り越え、未来を切り拓く力につながると考えられています。
実際に学校現場でも数年前から、先生の授業をただ聞いているだけの受け身形式から、例えばグループで調べたり、発表したり、教え合うなどの活動を通し、子どもたち自らが主体的に学ぶ能動的な授業が行われるようになってきました。
しかし、そういった授業を受けるだけで、将来必要な力が身につくわけではありません。子どもが自ら積極的に学びに向かう姿勢や、土台となる知識や技能が必要です。
そのためにも、普段から家庭学習の習慣を身につけ、基礎・基本を習得しておきたいものです。



英語は小学3年生から学習開始!

中学校では英語で授業!

プログラミング教育も始まる

次期学習指導要領では、外国語(英語)教育の早期開始、プログラミング教育の導入にも注目が集まっています。具体的にどのように変わるのでしょうか。

外国語教育の改革のポイントをチェック

  小学3年・4年 小学5年・6年 中学
内容 「話す」「聞く」が中心。成績はつかない。 教科書を使い、「読む」「書く」要素も学ぶ。成績がつけられる。 気もちや考えを英語で伝え合う対話的な活動を重視。原則、英語で授業を行う。
年間の単位数 35単位 70単位 140単位(これまで同様)
扱う単語数 600~700語 1600~1800語
これまでは1200語

出典:文部科学省「新学習指導要領」「学校教育法施行規則の一部を改訂する省令の制定並びに幼稚園教育要領の全部を改訂する告示、小学校学習指導要領の全部を改訂する告示及び中学校学習指導要領の全部を改訂する告示等の公示について」より作成

外国語の学習(英語)では4技能を意識

2020年度より、これまで小5からだった「外国語活動」が前倒しされ、小3からスタートすることになりました。さらに、小5からは「外国語科」として英語が正式な教科となり、成績もつけられます。
これに先立ち移行措置としてスタートする小3・小4の「外国語活動」では、まず英語に慣れ親しむため、「話す」「聞く」が中心の授業が予定されています。
小5・小6では他の教科と同様、教科書を使い、「話す」「聞く」だけではなく、「読む」「書く」といった要素も学び、4技能を意識した授業が行われます。
また、小学校の間に扱う単語数としては600~700語程度が予定されていますが、小学校で学ぶ漢字の総数が1000字程度であることを考えると、なかなかハードルが高いといえるのではないでしょうか。
グローバル化が進むこれからの時代、国際言語である英語を身につけることは、子どもの将来にとって必要不可欠であるといえるでしょう。

プログラミングで論理的思考力を養う

もう一つ注目を集めているのが、プログラミング教育の導入です。
とはいえ、外国語教育のように学年で定められた授業時数はありません。例えば、算数で正多角形を作図するシーン、音楽で作曲を行うシーンなど、各
教科の特性に応じてコンピュータを活用した学習を行います。プログラミング教育で重視されることは、まずその仕組みを学び、実際にプログラミングを体験しながら、意図通りに動作させるために必要な論理的思考力を身につけることです。
ではなぜ、プログラミング教育が導入されるのでしょうか。
それは、人工知能(AI)の発達と、あらゆるものがインターネットにつながるIOT(Internet of Things)技術が、今後の社会や産業構造を大きく変える「第4次産業革命」の最大のカギとされているからです。
社会の在り方が大きく変わる中で、プログラミング教育は外国語教育とともに、子どもの将来にとって必要不可欠な教育であるといえるでしょう。

 

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