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地元佐賀の常連が教える有田陶器市攻略法
毎年100数十万人の人出で賑わう、ゴールデンウィーク(GW)の定番、有田陶器市(ありたとうきいち)。平成31年から令和元年にかわる今年(2019年)も、4月29日(月)から5月5日(日)の7日間開催されます。
もちろん、地元佐賀に住む者にとっても、楽しみのイベントです。今回は、地元常連ならではの、賢い「有田陶器市攻略法」をご紹介します。
全容を知るには やはり公式ホームページ(公式HP)
有田陶器市のイベント情報は、主催である有田商工会議所のホームページ(公式HP)をご覧ください。
地元常連が作る有田陶器市専用グーグルマップ
7日間の陶器市、さて 狙いは何日目?
地元常連が選ぶのは、やはり初日の午前中
ディスカウント目的なら後半、特に最終日です。処分セールだらけになりますからね。でも、せっかくの有田焼です!値段も大切ですが、売れ残りではない、大切に使える「いいもの」を選びたいもの。
地元佐賀の有田陶器市ファンは、毎年、初日の午前中に出かけています。後半に出かける方よりも、ちょっと高い買い物になりますが、豊富な品数から厳選できますし、その後のゴールでウィークを、ゆったり過ごせるお得感もあります。※ただし、くれぐれも天気予報はチェックしてくださいね!
意外!有田陶器市会場の地形の落とし穴
世界的に有名な陶都の有田。有田陶器市は、JR上有田駅(かみありたえき)あたりから有田駅(ありたえき)までの約3キロメートルの街道、つまり町全体が陶器の市となるわけです。山あいにある有田町の街道は、標高65メートルから標高100メートルに位置しており、30~40メートルの高低差がある緩やかな坂道です。ここで忘れてならないのは『陶器という重い荷物を持って3キロメートルの”坂道”を歩く』という事実です。次の写真と勾配図を見てください。左手にある「有田駅」から、右手にある「上有田駅」まで、ずっと上り坂になっていることがよく分かります。
おすすめの交通手段はJR利用 ただ降車・下車駅は慎重に!
JR利用はお勧めのアクセスです。まず交通渋滞に悩まされません。また、お好きな方はアルコールも「OK!」ですし、何より、陶器の重い荷物をもって歩き回ったあとの帰途が楽だからです。
ここで大切なのは、
- 疲れるのはイヤ!買い物は片道だけでいい!
- せっかくの有田陶器市。一往復してじっくり買い物を楽しみたい!
のどちらかを決めることです。
1の「疲れるのはイヤ!」派にお勧めのコース
JR上有田駅で降車 ⇒ 有田陶器市を片道歩く ⇒ 有田駅で乗車 ⇒ 帰途
標高95メートルの上有田駅で下車し、なだらかな下り坂を利用しながら、標高65メートルの有田駅への片道をゆっくりゆっくり歩いていくコースです。買い物と共に陶器の重量は増えていきますが、マックスになった時点で有田駅に到着、そのまま帰宅の途へつくことが出来ます。
2の「じっくり買い物」派にお勧めのコース
JR有田駅で降車 ⇒ 有田陶器市を往復する ⇒ 有田駅に戻り乗車 ⇒ 帰宅
体力のあるうちに勾配を登りながら買い物していきます。基本的には、進行方向の片方サイドの店を巡り、反対側の店へは帰りに立ち寄るようにします。JR上有田駅周辺(泉山ロータリー)でUターンし、往路とは反対側の店を巡っていきます。帰りは下り坂なので、荷物の負担感は多少軽減できます。
有田駅に戻ればそのまま帰宅の途へ。お疲れさまでした!
『地元佐賀の常連』はマイカー利用。さて、お勧めの駐車場は!?
「おすすめ駐車場」は人によってさまざま。ネットでのお勧め情報もバラバラのようですね(笑)。
陶器市会場により近い駐車場もありますが、地元常連は、あえてちょっと会場から離れた「第一駐車場(500台)」に駐車なさることをお勧めします。理由は、この場所が有田町の入口にあり(佐賀・武雄方面から来られる方の場合)すぐに駐車できることと、帰りもサッサと有田町から離脱し易いことです。
しかも、有田駅前から無料のシャトルバスも運行していますから、駐車場までの戻りもラクラク!地元常連イチオシの方法です。
有田陶器市便利アイテム
日よけ帽子 | 夏よりも紫外線が照射量が多いと言われる春。長時間の外歩きですから帽子は必須です。突然の雨対策としても有効。 ただし、人ごみの中で つばの広いものは避けた方が無難です。 |
温度調節ができる上着 | 早朝は寒くても、日中に歩き回ると汗が出ますので、脱ぎ着し易く、収納が便利な温度調節を用意しておくといいでしょう。 |
折りたたみ傘 | 天気が不安定なときは、小さくてもいいので折りたたみ傘も用意しておきたいものです。 |
軍手 | 店の外にあるホコリをかぶった二級品の汚れをぬぐうときに便利です。 ただし、店内の一級品を見るときは、軍手は外しておいてくださいね。 |
ハンドタオル | 汗ふき、手洗い時、ホコリをぬぐうときなど、結構使えて便利。腰にぶら下げておくのもいいでしょう。 |
リュック・斜めがけバッグ | 気合を入れて買い物するときにあると便利。気をつけたいのはリュックを背負ったまま腰かけるとき、うっかり中の陶器を割ってしまうという失敗。案外多くみられる悲劇です。 多少収納量は劣っても、斜めがけバックだとこの失敗は防げます。 |
ショッピングカート | 本格的な陶器市客は、やはりキャスター付きのカートを利用しています。 ただし、ホテルや空港のフロアと違い、アスファルトやコンクリートの地面ですから、ゴム付きのキャスターではない場合、ゴロゴロと轟音を立てる場合があります。要チェック。 |
スニーカー | 長時間歩き回りますので、履き慣れたスニーカーがいいでしょう。少し厚手のソックスを着用し、靴擦れ対策も! |
それでは、世界に誇る、陶都 有田の陶器市、目いっぱい楽しんでくださいね!
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