ごろう君 迷子になる!
私、佐賀県に住む陸奥五郎(むつごろう)は、小学校6年生のとき迷子になったことがあります。
![夜の火事](https://kagebome.com/wp-content/uploads/2017/10/32c524d3a4c52b2523dabe2ada82a9fa-300x225.jpg)
それは、夜の8時か9時ぐらいでした。アパート2階の自宅窓から、火事と思われる炎と煙が見えたのです。かなり激しい燃え方でした。「近くで見たい!」そう思った ごろう君は、階段を駆け下り自転車にまたがってモクモクとあがる煙を目指しました。『早く行かないと消えてしまう!』完全に野次馬という獣(けだもの)と化した ごろう君。ペダルを踏む足にも一層の力が入りました。
ところが、進めど進めど火災現場に到着しません。自宅窓から見たときは『すぐ近く』と思ったのですが、実際は隣町での火事だったんですね。やっと現場についたときには、すでに多くの野次馬がごった返しており、新参者の ごろう君が近づける雰囲気はありませんでした。
![夜の帰り道](https://kagebome.com/wp-content/uploads/2017/10/c40f273689e7ffb056e3220643ccceb5-300x200.jpg)
ハッと我に返った ごろう君。親にも言わず自宅を飛び出してきたことを思い出しました。『急いで帰らなきゃ!』そう思って初めて気がつきました。ごろう君は、自分がどこにいるかまったく分からなくなっていたのです。周りは見たこともない光景で、しかも夜、どうやって家に帰ればいいんだろう!
結局、ごろう君は、1時間ほどの徘徊の末、なんとか帰宅することが出来ました。帰巣本能が、窮地のごろう君を救ってくれたのです。
![方向音痴](https://kagebome.com/wp-content/uploads/2017/10/36638b0c3da225ba90b879dfecd264d3-300x205.jpg)
方向音痴の方も安心!LINE(ライン)があなたを救ってくれます
方向音痴を自称する方も少なくありません。ごろう君の奥さんも、その一人。
夫婦で買い物に出かけたとき、奥さんは、かつての ごろう君のように、ショッピングの野獣と化してしまい、方向を見失ってしまうことも少なくありません。近くであれば電話するなどして解決できますが、旅先で、何を目印にしていいか分からなくなってしまうこともあります。
![LINE トップ画面](https://kagebome.com/wp-content/uploads/2017/10/Screenshot_20171010-052352.png)
そんなとき、自分の居場所を ごろう君に簡単に伝えてくれる便利な方法があります。スマホのラインにある『位置情報を送る』機能を使うのです。
緊急時はもちろん、通常の待ち合わせなどでも便利に使えるLINEの位置情報機能。もちろん、自称『方向音痴』の方が迷子になったときにも使えます。ここでは、トークで位置情報(地図)を送信する方法やノートに位置情報を記録する方法のほか、位置情報の設定を変更する方法を解説します。
トークで自分の位置情報を相手に送信する方法
LINEのトークでは、自分の現在地や待ち合わせたい特定の場所などの位置情報を相手に送信することが可能です。グループで共有することもできるので、そのためにメッセージで説明しなくてもわかりやすく伝えることができます。
位置情報を送る
![位置情報を送る](https://kagebome.com/wp-content/uploads/2017/10/2130a8f39a2f9300723bc621de8f5016.png)
トーク画面でメッセージ入力窓の横にあるボタンをタップ。
![位置情報](https://kagebome.com/wp-content/uploads/2017/10/3b850329d1d951f2737d5dbde1d299b7.png)
今いる場所は「現在地」のボタンで確認
メニューからを選びます。
![この位置を送信](https://kagebome.com/wp-content/uploads/2017/10/9ece6aaac5ed72ee45c3a4a0d4e0a866.png)
地図(Googleマップ)が表示されます。画面上の「現在地アイコン」を押すと、GPSで自分が今いる位置をピン(または旗)が指します。
特定の場所を指定したい場合は、ピンがその場所の上に来るように地図をスクロールして調節するか、上部の検索窓からスポット名などを入力して探すこともできます(赤いピンが立ちます)。
地図をズームアップし、更に詳細な場所を表示させる
![この位置を送信2](https://kagebome.com/wp-content/uploads/2017/10/198079a6c61af355242a2a3b321fddf5.png)
地図をピンチアウトや「ボタンで拡大すると、よりわかりやすく指定できます。目的の場所を指定できたら、「をタップしましょう。
相手のスマホに位置情報が表示される
![位置情報が表示される](https://kagebome.com/wp-content/uploads/2017/10/897410532584508d3e13eb3eaed087a6.png)
上図は、ラインの受け取り側の画面です。場所に迷った相手の方から、現在地が「位置情報」として送られてきました。ただ、文字だけでは分かりにくいので、トークの吹き出しをタップしてみると、地図上にフラグが立った状態で位置が表示されます。
お迎えに行くための経路調べもワンタッチ!
![お迎えも便利!](https://kagebome.com/wp-content/uploads/2017/10/74847fcff08f6e11c1fe37f5b6f1c442.png)
相手の方の現在地を示す地図が表示されています。さらに、右上のメニューから「経路」を調べてみることもできます。
![](https://kagebome.com/wp-content/uploads/2017/10/8ee5b76e1e21ff1622992688e9374534.png)
現れたメニューから、「経路検索」をタップします。
![経路検索](https://kagebome.com/wp-content/uploads/2017/10/fc9d772a2e63afec790e61e01927fcf2.png)
SOSを発した相手の方までの道のりが表示されるわけです。
その他の方法
グループのノートに位置情報を記録する方法
LINEの「ノート」は、そのトークに参加しているメンバーにとっての掲示板にような役割を果たす機能です。ここに避難場所などのような位置情報を記録しておくことで、いつでも見返すことが可能になります(ノートは1対1トークでも共有できます)。
リアルタイム位置共有サービス「LINE HERE」
![LINE HEAR](https://kagebome.com/wp-content/uploads/2017/10/35da3f73a35505737efa6b3cfafdca63-169x300.png)
友だちや家族、グループなどアプリをインストールしているユーザー間でお互いの位置情報をリアルタイムに共有できるサービス「LINE HERE」があります。ログインにはLINEアカウントか、Facebookアカウントを利用できます。
位置情報を共有したいユーザーをLINEやFacebook Messenger、SMS、URLリンクによってシェアルームと呼ばれるグループに招待すると、シェアルーム内のアイコンが地図上に表示される仕組み。シェアルームには最大200人まで参加できます。
位置情報の設定をオン/オフにしておく
「位置情報」を送ったり、共有するサービスを利用するためには、端末の「設定」で、位置情報を「オン」にしておく必要があります。設定の方法は、それぞれの機種によって異なるため、各マニュアル等をご覧ください。
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