陰ぼめ とは、陰口の反対の意味を表す造語
~海外では嫌われる「陰口」~
海外生活が長い方の話。「日本では陰口が多いですよね。会社のこと、上司のこと、知人のこと、2~3人集まって話す内容の多くは陰口かもしれません(笑)。目の前の話し相手との共感を重んじたり、相手を直接傷つけない配慮であったり、よくも悪くも日本の文化かもしれませんね。でも、外国に行って同じことをすると、周囲から嫌がられることが多いんです。”本人がいない場所でその人のことを言うのは卑怯”なのです。『言いたいことがあったら本人に直接言うべきだ』と。まったくの正論ですし、気まずい雰囲気にもなるので、陰口を言うことがほとんどなくなりました。でも日本人として、ついつい陰口を言いたくなる欲求(笑)みたいなものがあるから、そのときは悪口ではなく、いいところを褒めるようにしていたんですよ」
なるほど!本人がいないところで、その人のいいところを褒めて回る。陰口ではなく、陰で褒める、つまり「陰ぼめ」だと。Webで「陰ぼめ」を調べてみると、同じような趣旨の投稿もありますが、まだまだそう多くはありません。やはり、ここは陰口の文化をもつ、日本だからでしょうか。
始めてみませんか?陰口 から 陰ぼめ の毎日
自分が話題の人にされた場合を考えるとよく分かります。
信頼する方から「●●さんが、あなたのことを悪く言っていたよ」と聞かされたときに、どんな気持ちになるか。これは言うまでもありませんね。そこに残るのは、不快、反感、怒り、恨み、憎しみ、といった気持ちばかり。それまで築き上げてきたコミュニケーションや人間関係など、一瞬で崩れ去ってしまうかもしれません。
逆に、「●●さんが、あなたのことを褒めていたよ」と、人づてに聞く自分への『陰ぼめ』の場合はどうでしょう?これって最高に嬉しくないですか?その瞬間から、●●さんを大好きになってしまいます。
つまり、陰ぼめを続けていると、周りの人をより幸せに出来るし、巡り巡って、自分にも感謝や信頼といった気持ちが戻ってくる、立派な徳積みになるんです。
これからの人生、毎日、陰ぼめをする生活に変えてみませんか!?
毎日の暮らしが変わる!陰ぼめのネタ探し
その日から人を見る目が変わってきます
「毎日、陰ぼめ をしてみよう!」そう思って、ご自分の生活や周囲の方々を見回してみてください。周囲には『いい人』『偉い人』がたくさんいませんか?
そこで気づいたちょっとしたことを、陰ぼめしていけばいいわけです。その話が、いつかご本人に「感謝の気持ち」として伝わるかもしれません。何より、自分の心も穏やかになれますし、恩が送られて、自分に戻ってくるかもしれません。何より、今日の生活が、少しだけ楽しくなりますよね。
陰ぼめ の方法 ~スマホを活用しよう~
ネタが見つかったら、『忘れないうちに』(笑)、陰ぼめ しておきたいものです。
以前なら、井戸端会議に持ち込むしか有効な手段がありませんでしたが、今は、超便利なグッズがありますね。
そう「スマホ」です。肌身離さず持ち歩いているこのスマホを使わない手はありません。TwitterやFacebookなどのSNSに、ちょこちょこっと書けばいいのです。大切なことは「陰ぼめ」にすること。その後の効果を期待し過ぎず、ネタ元の方のことを意識し過ぎず、さりげなく書くことです。ちょうど、「きょうのランチは●●という店で何を食べたよ!美味しかった!」という、誰も読む気になれないような、軽~い投稿がありますよね。アレです!
最後に私の陰ぼめ話 第一号は・・・
さてさて、私ごとで恐縮ですが、手始めに、私の陰ぼめ話から。第一号は、ほかでもない私の妻です。
私は、九州・佐賀市という地方で、小さなパソコン教室と学習塾をしています。従業員を入れるほどでもなく、妻に手伝ってもらっての二人運営です。田舎では集客も楽ではなく、都会の同業者に負けないぐらい働いても、なかなか潤うことはありません。毎日、早朝から夜遅くまでの仕事になり、週末もゆっくり出来ないこともあります。
妻は、健康ではありますが、あまり無理がきく体ではありません。仕事は長時間で、しかも目を酷使することも多く、よく頭痛薬や漢方薬などを飲んでいます。
その妻は、私よりも少し早く帰宅して、夕飯を用意してくれています。それも、体のことを気遣って、旬の野菜や食材を使った料理。帰宅後、二人とも疲れ切った目をこすりながらの遅い夕飯ですが、私の何よりの楽しみです。ありがとう。
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