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- そうだったのか!みんなの『恋愛観・結婚観』
内閣府が、少子化対策として実施した「結婚・家族形成に関する意識調査」の結果を公表しています。
この調査は、首都圏及び地方の20歳~39歳の男女、 未婚者及び既婚者48名に対して聞き取り調査と、全国の20歳~39歳の男女7,000人を対象にした郵送・インターネット回答アンケート調査になっています。平成26年から平成27年にかけての調査ですから、少し前の意識調査結果になりますが、私たちの恋愛や結婚、出産に対する考えを知るには、とても役に立つ内容と言えるでしょう。質問と回答の特徴をご紹介していきます。
出典:「平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)」より
目次 Contents
恋人が欲しいですか?
- はい
- いいえ
今現在、交際していない人への質問です。
- 全体、男女別 60.8%が「恋人が欲しい」
- 年代別 20代は男女とも約4割は「欲しくない」
今、恋人が欲しいと思わない理由は?
- 仕事や勉強に力を入れたい
- 自分の趣味に力を入れたい
- 友人と過ごす時間を大切にしたい
- 過去に恋愛で失敗した
- 恋愛が面倒
- 恋愛に興味がない
- 他人と恋人として交際するのがこわい
- その他
「恋人は欲しくない」と回答した人への質問です。
- 全体 「恋愛が面倒」が 46.2% 「自分の趣味に力を入れたい」が 45.1% 「仕事や勉強に力を入れたい」が 32.9% 「恋愛に興味がない」は28.0%と続きます。
- 年代別 男女とも、20 代では「自分の趣味に力を入れたい」 30 代では「恋愛が面倒」がそれぞれ 5 割前後と高くなっています。
恋人として交際する上での不安は何ですか?(恋人がいない人への質問)
- 気になる人がいてもどのように声をかけてよいかわからない
- どうしたら親しい人と恋人になれるのかわからない
- 恋愛交際の進め方がわからない
- 恋人として交際するのがなんとなくこわくて交際に踏み切れない
- 過去の失恋経験からまた振られるのではないかと思う
- 自分は魅力がないのではないかと思う
- 自分が恋愛感情を抱くことができるのか不安だ
- 出会いの場所がない
- その他
今現在、交際していない人への質問です。
- 全体 「そもそも出会いの場所がない」(55.5%) 「自分は魅力がないのではないかと思う」(34.2%) 「自分が恋愛感情を抱くことができるのか不安だ」(20.5%)と続きます。
- 男女別 男性は「気になる人がいても、どのように声をかけてよいかわからない」、「どうしたら親しい人と恋人になれるのかわからない」、「恋愛交際の進め方がわからない」がそれぞれ 20%超。 女性は「自分が恋愛感情を抱くことができるのか不安だ」(24.9%)が高め
恋愛に関するあなたの考えについて、当てはまるものは?
- 愛よりも勉強や仕事を優先したい
- 恋愛よりも趣味を優先したい
- 交際をすると相手との結婚を考える
- それほど好きではない人とも恋愛や交際をしてもかまわない
- いつも恋愛をしていたい
- 気になる相手には自分から積極的にアプローチをする
- 相手からアプローチがあれば考える
- 恋愛には興味がない
- 恋愛は面倒だと感じる
- 恋愛することに自信がない
- この中に当てはまるものがない
未婚者への質問です。少し消極的な面がうかがえます。
- 全体 「交際をすると相手との結婚を考える」(41.2%) 「相手からアプローチがあれば(交際を)考える」(40.8%) 「恋愛は面倒だと感じる」(26.3%) 「恋愛よりも趣味を優先したい」(25.3%) 「恋愛することに自信がない」(23.7%)と続きます。
- 男女・年代別 「相手からアプローチがあれば(交際を)考える」と考える消極派は、男性の33.3%、女性の 47.8%と高い。 「交際をすると相手との結婚を考える」という現実志向は男性( 34.2%)よりも女性( 47.6%)の方が 13 ポイント以上高いなっています。これが30 代女性となると 51.1%とさらに高くなりました。
交際相手との出会いを求めるとしたら、どのようなことを行いたいと思います?
- 友人に紹介を頼む
- 職場の同僚や先輩に紹介を頼む
- 合コンやパーティに行く
- ネットの婚活サイトを利用する
- 趣味のサークルに入る
- 資格取得のための学校に通う
- 親や親戚に紹介を頼む
- お見合いをする
- 民間の結婚支援事業を利用する
- 地方自治体やNPOなどの団体の結婚支援事業を利用する
- その他
既婚・未婚を問わず全員への質問です。
- 全体 「友人に紹介を頼む」(47.3%) 「特に何もしない」(31.0%) 「合コンやパーティに行く」(29.2%)と続きます。
- 男女別 男女とも、「友人に紹介を頼む」が最も高く、30 代女性では 58.2%にのぼります。また、30 代女性は「合コンやパーティに行く」が36.1%と高い結果になるなど、男性に比べて出会いのために行いたいことの割合が全般的に高いようです。
あなたは結婚相手を周囲の人に紹介してほしいと思いますか?
- 紹介してほしい(ほしかった)
- 紹介してほしくない(ほしくなかった)
- 全体 「紹介してほしい」は 54.2%であった。
- 男女年代別 30代女性は「紹介してほしい」が 62.8%と、20代・30代男性や、20 代女性と比べて、約 10 ポイント高いようです。
あなたの周囲には結婚相手の紹介を頼めるような人はいますか?それは誰?
- (両)親
- 兄弟姉妹
- 親戚
- 友人
- 職場の同僚
- 職場の上司
- 近所の人
- その他
- 誰もいない
- 全体 「友人」が 77.8%で最も高い。第 2 位は「職場の同僚」で33.2%。「職場の上司」や「(両)親」は14%程度にとどまりました。
- 男女年代別 30代では、男女とも「職場の同僚」が 4 割前後と、比較的高い傾向にあります。
あなたは、結婚についてどのようにお考えですか?
- 必ずした方が良い
- できればしたほうが良い
- 無理してしなくても良い
- しなくて良い
- 全体 約7割が「結婚したほうが良い」
全体では「1.」と「2.」を合わせた『結婚したよい方が良い』派が68.1%にも のぼっています。一方、「3.」と「4.」を合わせた『結婚しなくて良い』派は30.9%でした。 - 男女別 男性の7割強が「結婚肯定派」
男性の72.1%、女性の65.2%が『結婚したよい方が良い』と答えています。 - 既婚・未婚、年代別 既婚男性の30代の結婚肯定がトップ
『結婚肯定派』トップは既婚者男性30代で77.9%。逆に肯定派55.0%と、やや結婚に冷めているのは未婚女性30代でした。未婚女性20代は68.0%と高めですから、女性は30代になると急激に結婚願望が下がってしまうのでしょうか? - 首都圏VS地方別 都市部より地方の方が肯定派
都市部の『結婚肯定派』が64.6%であるのに対し、地方は69.7%と5%ほど高い傾向にあります。 - 地域別 北陸と九州が高く 北海道は低い
地域別の結婚肯定状況を見ると、1位は北陸の73.1%、2位は九州・沖縄の72.4%です。これに対し、65.54%とやや冷め気味な傾向にあるのは北海道地方でした。 - 所得別 男女とも高収入ほど結婚肯定派も多い
「所得なし」、「400万(女性は200万)未満」、「400万(女性は200万)以上」の3分類だけですから断言はできませんが、収入が高い層ほど結婚肯定派が多い数字になっています。概して、生活するので一杯いっぱいで、結婚を考える余裕がないという現実があるのでしょうか。
あなたは結婚の時期について、どのように考えていますか?
- すでに結婚している
- すぐにでも結婚したい
- 3年以内に結婚したい
- いずれは結婚したい
- 結婚するつもりはない
- わからない
- 全体 「いずれは結婚したい」が47.0%と最も高い結果となりました。「すぐにでも結婚したい」「2~3年以内に結婚したい」「いずれは結婚したい」を合計した「結婚したい」派は全体の77.7%にのぼります。一方、「結婚するつもりはない」派は7.0%程度にとどまります。
- 男女別 女性(81.9%)の方が、男性(73.2%)よりも「結婚したい」派の割合が高いようです。
ご自身の結婚を強く意識ときは?
- 親や家族から結婚するよう言われるとき
- 職場の人や仕事の関係者から結婚について聞かれるとき
- 友人・知人・近所の人などから結婚について聞かれるとき
- 周りの友人・知人が次々と結婚や出産をするとき
- 友人の幸せな結婚や家庭の様子を感じるとき
- 周囲から幸せな結婚の話を聞くとき
- その他
- 結婚を強く意識することはない
- 全体 「周りの友人・知人が結婚や出産をするとき」(62.7%)「友人の幸せな結婚や家庭の様子を感じるとき」(50.5%)「周囲から幸せな結婚の話を聞くとき」(41.3%)と続いています。周囲の友人・知人の影響が強いようですね。
- 男女年代別 男性は「結婚を強く意識することはない」が23.9%と、女性の11.7%に比べると、結婚に積極的ではない様子もみられます。
結婚したい(したかった)理由を教えてください
- 家族を持ちたい(持ちたかった)
- 子どもが欲しい(欲しかった)
- 好きな人と一緒にいたい(いたかった)
- やすらぎが欲しい(欲しかった)
- 一人で寂しい(寂しかった)
- 家事の負担を減らしたい(減らしたかった)
- 両親や親戚を安心させたい(させたかった)
- 経済的な安定を得たい(得たかった)
- 社会的に認められたい(認められたかった)
- 老後に一人でいたくない(いたくなかった)
- 適齢期だと思っている(思った)
- 子どもが生まれるのであれば結婚したほうが良いと思う(思った)
- その他
- 全体 「家族を持ちたい」「子どもが欲しい」が70.0%と高く、これについで「好きな人と一緒にいたい」(68.9%)。その後、「老後に一人でいたくない」「両親や親戚を安心させたい」が50%近いに続いています。
- 男女年代別 男性は、20代で「家族を持ちたい」(70.7%)、「好きな人と一緒にいたい」(69.9%)が高いのに対し、30代では、「子どもが欲しい」(68.4%)が最も高くなっています。 女性では、20代(73.9%)、30代(76.7%)ともに「子どもが欲しい」が最も高く、20代では「好きな人と一緒にいたい」(72.4%)、30代では「老後に一人でいたくない」(68.2%)がその次に続きます。
結婚相手に望むことは何ですか?
- 価値観が近いこと
- 家事分担
- 家事や家計をまかせられること
- 恋愛感情
- 共通の趣味があること
- 職種
- 学歴
- 金銭感覚
- 一緒にいて楽しいこと
- 一緒にいて気をつかわないこと
- 容姿が好みであること
- 経済力があること
- 親が同意してくれること
- 年齢
- 自分の仕事を理解してくれること
- 自分の親と同居してくれること
- その他
- 全体 「価値観が近いこと」(75.6%)、「一緒にいて楽しいこと」(74.5%)、「一緒にいて気をつかわないこと」(73.5%)と続いています。
- 男女年代別 男性では「価値観が近いこと」(72.2%)が最も高く、女性では「一緒にいて楽しいこと」及び「一緒にいて気をつかわないこと」(ともに80.0%)が最も高くなりました。また、男性側の傾向として「容姿が好みであること」、「家事や家計をまかせられること」、女性側の傾向として、「金銭感覚」、「経済力があること」、「恋愛感情」なども高めです。加えて、「家事分担」、「職種」、「学歴」など、結婚相手に求める条件が多く挙げられています。
結婚生活を送っていく上で不安に思っていることは何ですか?
- 配偶者と心が通わなくなる・不仲になること
- 配偶者との家事分担
- 配偶者の親族とのつきあい
- 配偶者や自分の親の介護
- 経済的に十分な生活ができるかどうか
- 今までの仕事が続けられるか
- 収入や仕事が安定しない
- 自分の自由時間がとれなくなる
- 出産・子育て
- 子どもの教育やしつけ
- 子どもが授かるか
- その他
- わからない
- 全体 「配偶者と心が通わなくなる・不仲になること」(57.1%)が最も高く、「経済的に十分な生活ができるかどうか」(56.5%)、「配偶者の親族とのつきあい」(46.6%)と続いています。
- 男女別年代別 男性は「経済的に十分な生活ができるかどうか」が57.2%、女性は「配偶者と心が通わなくなる・不仲になること」(61.2%)が最も高く結果となっています。「配偶者の親族とのつきあい」(58.5%)なども大きな不安材料になっているようです。
あなたは、夫婦の間で家事や育児の負担はどのようにしたいと思っていますか?
- 夫のほうが多く負担する
- どちらかというと夫のほうが多くを負担する
- どちらも同じくらい負担する
- どちらかというと妻のほうが多く負担する
- 妻のほうが多く負担する
- 全体 「どちらも同じくらい負担する」が43.3%であり、「どちらかというと妻のほうが多く負担」(39.2%)を若干上回っています。
- 男女別・年代別 「どちらも同じくらい負担する」は男性が、「どちらかというと妻のほうが多く負担」は女性に多い傾向にあります。
- 既婚・未婚別 「未婚」からは「どちらも同じくらい負担する」という回答が51.6%と高く、これが「既婚」になると「どちらかというと妻のほうが多く負担する」が41.0%で高い結果となりました。
結婚生活に必要だと思う夫婦の年収は?
- 100万円未満
- 100万円~200万円未満
- 200万円~300万円未満
- 300万円~400万円未満
- 400万円~500万円未満
- 500万円~600万円未満
- 600万円~800万円未満
- 800万円~1000万円未満
- 1000万円以上
- 収入は関係ない
- わからない
- 全体 平均490.3万円。
- 男女年代別 男女間で大きな差はないが、年代別にみると、男女とも30代の方が、20代よりも、必要と考える年収額平均が高い傾向にある。
- 未婚既婚別 「未婚」(497.9万円)の方が、「既婚」(484.2万円)よりも、必要と考える年収額平均が、14万円ほど高い。
あなたが現在結婚していない理由は?
- 適当な相手にめぐり合わないから
- 自由や気楽さを失いたくないから
- 結婚後の生活資金が足りないと思うから
- 雇用が安定していないから
- 結婚の必要性を感じないから
- 結婚資金が足りないから
- 趣味や娯楽を楽しみたいから
- 異性とうまくつきあえないから
- まだ若すぎるから
- 仕事が忙しすぎるから
- 仕事を優先したいから
- 住宅のめどが立たないから
- 親や周囲が同意しないから
- 結婚するつもりはないから
- その他
- 全体 「適当な相手にめぐり合わないから」が54.3%と最も高い。「自由や気楽さを失いたくないから」(27.2%)、「結婚後の生活資金が足りないと思うから」(26.9%)はそれぞれ3割弱にとどまる。
- 男女年代別 男女とも「適当な相手にめぐり合わないから」が最も高いが、次に続くのが男性では「結婚後の生活資金が足りないと思うから」(35.2%)であるのに対し、女性では「自由や気楽さを失いたくないから」(25.6%)。
今後、結婚相手にめぐり合う可能性は?
- 必ずあると思う
- どちらかといえばあると思う
- どちらかといえば難しいと思う
- かなり難しいと思う
- 全体 「どちらかといえばあると思う」が35.7%で最も高い。全体の6割が「めぐり合えると思う」派。
- 男女世代別 女性(62.9%)の方が、男性(59.8%)よりも「めぐり合えると思う・計」が3ポイントほど高い。男女とも30代よりも20代の方が「めぐり合えると思う」の声が多い。
今後、適当な相手にめぐり合わない場合 どうする?
- 結婚相手に求める条件を譲歩・変更する
- いろいろな方法を使って、結婚相手を探す
- いままで対象外だった人たちも含めて結婚相手を探す
- その他(具体的に )
- 無理に結婚することはしない
- 特に何もしない
- 全体 「無理に結婚することはしない」が最も高く、41.3%。次に「いろいろな方法を使って、結婚相手を探す」が 29.5%、「結婚相手に求める条件を譲歩・変更する」が 17.5%と続く。「特に何もしない」は、13.7%。
- 男女別 男性では「特に何もしない」が2割弱と比較的高い。女性は「結婚相手に求める条件を譲歩・変更する」が2割程度。
結婚に向けた積極的な対応をとるのは何歳ごろ?
- 全体 「30-34歳」が42.6%と最も高く、平均では32.1歳。
- 男性では、積極的な対応をとる年齢は、「30-34歳」(40.9%)、「35-39歳」(28.7%)で計69.6%と約7割。女性では、積極的な対応をとる年齢は、「30-34歳」(44.0%)が最も高く、「25-29歳」(31.3%)が続く。 ・20代の平均は、男性では30.9歳、女性では29.5歳
仕事と生活の調和を図るために必要だと思うことは何ですか?
- 育児休業・介護休業などの制度が利用できること
- 職場が育児や介護などとの両立に配慮や理解があり、制度を利用しやすい環境であること
- 残業や休日出勤が少ないこと
- 有給休暇が取りやすいこと
- フレックスタイム、在宅勤務など多様な働き方ができること
- 夫が家事・育児に参加・協力すること
- 親との近居・同居を促進するための新築・改築・転居を公的に支援すること
- その他
- わからない
- 全体 「職場が育児や介護などとの両立に配慮や理解があり、制度を利用しやすい環境であること」が79.7%と最も高く、次いで「育児休業・介護休業などの制度が利用できること」(72.8%)、「有給休暇が取りやすいこと」(70.9%)と続く。
- 男女別 女性は「夫が家事・育児に参加・協力すること」(76.0%)が、比較的高い。
女性(母親)が希望する働き方とは?
- フルタイムの仕事
- フルタイムだが残業のない仕事
- フルタイムだが時間の融通がきく仕事
- 短時間勤務制パート・アルバイト
- 家でできる仕事
- 仕事は持たず、家事・育児に専念する
- 全体 子どもなしのとき 「急な残業もあるフルタイムの仕事」が40.1%
- 全体 末子が3歳以下のとき 「仕事は持たず、家事・育児に専念する」が41.7%
- 全体 末子が4歳以上小学校入学前 「短時間勤務制 パート・アルバイト」が35.6%
- 全体 末子が小学生のとき 「短時間勤務制 パート・アルバイト」が36.4%
- 全体 末子が中学生のとき 「フルタイムだが時間の融通がきく仕事」が33.7%
- 男性 子どもなしのとき 「急な残業もあるフルタイムの仕事」(33.9%)と「フルタイムだが残業のない仕事」(32.5%)
- 男性 末子が3歳以下のとき 「仕事は持たず、家事・育児に専念する」が37.6%
- 男性 末子が4歳以上小学校入学前 「短時間勤務制 パート・アルバイト」(31.1%)と「フルタイムだが時間の融通がきく仕事」(28.4%)
- 男性 末子が小学生のとき 「フルタイムだが時間の融通がきく仕事」(34.9%)と「短時間勤務制 パート・アルバイト」(33.7%)
- 男性 末子が中学生のとき 「フルタイムだが時間の融通がきく仕事」が33.8%
- 女性 子どもなしのとき 「急な残業もあるフルタイムの仕事」が44.7%
- 女性 末子が3歳以下のとき 「仕事は持たず、家事・育児に専念する」が44.8%
- 女性 末子が4歳以上小学校入学前 「短時間勤務制 パート・アルバイト」が38.9%
- 女性 末子が小学生のとき 「短時間勤務制 パート・アルバイト」が38.4%
- 女性 末子が中学生のとき 「フルタイムだが残業のない仕事」が33.8%、「フルタイムだが時間の融通がきく仕事」が33.7%
女性の理想とする生き方とは?
- 結婚し子どもを持つが、仕事も一生続ける
- 結婚あるいは出産の機会にいったん退職し、子育て後に再び仕事を持つ
- 結婚あるいは出産の機会に退職し、その後は仕事を持たない
- 結婚するが子どもは持たず、仕事を一生続ける
- 結婚せず、仕事を一生続ける
- どれにも当てはまらない
- 全体 「結婚あるいは出産の機会にいったん退職し、子育て後に再び仕事を持つ」が52.1%と最も高く、「結婚し子どもを持つが、仕事も一生続ける」が32.8%と続きます。
- 年代別 30代女性は「結婚し子どもを持つが、仕事も一生続ける」が4割弱と、比較的高い傾向にあります。20代は「結婚あるいは出産の機会にいったん退職し、子育て後に再び仕事を持つ」が52.1%と高めです。
家計を担うのは夫婦のどっち?
- 夫が家計の担い手となる
- どちらかというと夫が家計の主な担い手となる
- どちらも同じくらい
- どちらかというと妻が家計の主な担い手となる
- 妻が家計の担い手となる
- 全体 「夫が家計の担い手となる」(19.3%)、「どちらかというと夫が担い手となる」(47.5%)を合わせた、「夫が担う・計」が66.8%と高い。「どちらも同じくらい」は、21.3%。
- 年代別 「未婚」の20代女性は、「どちらかというと夫が担い手となる」が53.8%と高め。
- 男女別 「夫が家計の担い手となる」が高いのは、20代男性と30代女性。
理想とする結婚の時期は?
- できるだけ若いうちに結婚する
- いわゆる結婚適齢期に結婚する
- ある程度年齢を重ねてから結婚する
- 結婚しない
- 全体 「いわゆる結婚適齢期に結婚する」が60.7%で最も高い。その後「できるだけ若いうちに結婚する」(23.4%)、「ある程度年齢を重ねてから結婚する」(12.1%)が続きます。
- 年代別 30代の未婚男性では「結婚しない」が9.1%と約1割にのぼる。一方、20代の既婚男性では「できるだけ若いうちに結婚する」が38.6%と最も高い
理想とする子どもをもつ時期とは?
- 結婚後すぐに
- 結婚後、ある程度期間をおいてから
- 結婚する・しないにかかわらず、できるだけ若いうちに
- 結婚する・しないにかかわらず、ある程度の年齢になったら
- 子どもはもたない
- 全体 「結婚後、ある程度期間をおいてから」が63.8%と最も高く、次いで「結婚後すぐに」が 21.1%でした。
理想とする結婚年令は?
- 全体 平均は27.7歳であり、「25-29歳」が61.4%と過半数を占めています。
- 男女別 男性では平均28.6歳、20代を理想としているのは5割半ばになっています。一方、女性は平均27.0歳であり、8割強が20代を理想としています。
理想とする『自分が親になる』年令は?
- 全体 平均29.1歳。「25-29歳」が51.3%、「30-34歳」が36.3%と20代後半から30代前半で第一子を持ちたいと思う人が大半でした。
- 男女別 男性の平均が30.2歳である一方、女性は平均28.4歳と女性のほうが理想とする年齢は若いようです。
- 結婚状況別 未婚者での平均年齢は 30.2 歳であり「25-29 歳」「30-34 歳」がほぼ同率であるのに対し、既婚者では平均28.3歳で「25-29歳」が約6割を占めます。
昨今、高齢出産の医学的なリスクがマスコミ等でもとりあげられることが増えましたので、今は、さらに年令が下がっているかもしれません。
子どもが欲しい?欲しくない?
- 今は子どもはいないが、将来は子どもが欲しいと思う
- 現在子どもがおり、将来もっと子どもが欲しいと思う
- 現在子どもがおり、これ以上子どもが欲しいとは思わない
- 子どもは欲しくない
- 全体 「今は子どもがいないが、将来は子どもが欲しいと思う」が50.3%、「現在子どもがおり、将来もっと子どもが欲しい」が 18.4%であり、合わせると「将来子どもが欲しい」は約7割にのぼります。逆に、「現在子どもがおり、これ以上子どもは欲しいとは思わない」は24.1%、「子どもは欲しくない」が6.7%であり、「子どもが欲しくない」派も約3割程度おられます。
- 男女別 将来子どもが欲しいと考える割合は、女性で6割半ばであるのに対して、男性は7割強とさらに高くなっています。
- 結婚状況別 未婚者では「子どもが欲しくない」が12.1%と既婚者よりも高めの回答です。既婚者で現在子どもがいる人では、過半数の56.4%が「これ以上欲しくない」と考えているようです。
子どもは何人くらい欲しいですか?
- 全体 「2人」が55.1%と最も多く、「3人」が27.0%と続き、平均は2.2人。
- 結婚状況別 未婚者の平均2.0人に対し、既婚者は平均2.3人と多めです。なお、既婚者の中で既に子どもがいる人(子有り)は平均2.5人を希望しています
子育てで不安に思っていることは何ですか?
- 子育てするのが大変そう
- 仕事をしながら子育てすることが難しそう
- きちんとした子どもに育てられるか自信がない
- 仕事にさしさわりがでそう
- 配偶者の家事・子育てへの協力が期待できない
- 親の協力が期待できない
- 保育サービスを利用でき経済的にやっていけるか
- 自分や夫婦だけの時間がとれない
- 子どもと一緒に過ごす時間を十分にとれない
- 子育てをする体力がない
- その他
- 特になし
- 全体 「経済的にやっていけるか」が 63.9%と最も多く、ついで「仕事をしながら子育てすることが難しそう」(51.1%)、「きちんとした子どもに育てられるか自信がない」(40.7%)、「子育てするのが大変そう」(37.0%)と続きます。
- 結婚状況別 「仕事をしながら子育てすることが難しそう」と答えたのは、未婚者の57.1%であるのに対し、既婚者では 46.0%と約 11 ポイント低い。また「子育てするのが大変そう」は未婚者で約半数(48.3%)であるのに対し、既婚者では 27.5%。一方、「子どもと一緒に過ごす時間を十分にとれない」「配偶者の家事・子育てへの協力が期待できない」「親の協力が期待できない」といった現実的な不安は、既婚者のほうがより多く感じているようです。
(これ以上)子どもが欲しくないと思うのはなぜ?
- 既に、もともと欲しいと思っていた人数の子どもがいる
- ひとりひとりに十分手をかけて育てたい
- 仕事にさしさわりが出そう・仕事を続けるのが難しくなりそう
- 配偶者の家事・子育てへの協力が期待できない
- 親の協力が期待できない
- 保育サービスを利用できない
- 経済的に難しい
- 育児にかかる費用が心配
- 将来の教育費が心配
- 住居が狭い
- 自分や夫婦だけの時間がとれない
- 子どもと一緒に過ごす時間を十分に とれない
- 子育てをする体力がない
- その他
- 特にない
- 全体 「将来の教育費が心配」(54.7%)、「育児にかかる費用が心配」(50.9%)、「経済的に難しい」(43.8%)という経済面に関する理由が上位3位を占めています。一方、「現時点でもともと欲しいと思っていた人数の子どもがいる」も43.3%にのぼります。
どのようなことがあれば、あなたは(もっと)子どもが欲しいと思うと思いますか?
- 妊娠・出産に伴う医療費の補助
- 妊娠・出産に関する医療サービスの向上
- 産婦人科の充実
- 不妊治療に関する医療機関の充実や補助金の整備
- 幼稚園・保育所などの充実
- 幼稚園・保育所などの費用の補助
- 地域や自治体の育児支援サービスの充実
- ベビーシッターや民間の家事・育児支援サービスの利用にかかる費用への補助や税金の控除
- 将来の教育費に対する補助
- 住居費用の補助
- 配偶者の家事・子育てへの協力
- 自分または配偶者の親の家事・ 子育てへの協力
- 勤務先の産休・育児休業制度
- 勤務先の育児短縮勤務制度
- 職場の理解
- その他
- 特にない
- 全体 「将来の教育費に対する補助」(68.6%)、「幼稚園・保育所などの費用の補助」(59.4%)、「妊娠・出産に伴う医療費の補助」(55.9%)、「幼稚園・保育所などの充実」(51.6%)、「職場の理解」(49.6%)が上位5項目であり、それぞれ約半数以上を占める。
- 結婚状況別 未婚女性で「勤務先の産休・育児休業制度」(62.2%)、既婚男性で「住居費用の補助」(48.3%)が全体と比べて高め。
出産後、あなたの親との関わりについてどう思いますか?
- 同居したい
- 近いところに住みたい
- 遠いところに住みたい
- とくに希望はない
- 両親はすでに亡くなっている
- 全体 「近居したい」という希望は比較的多く、特に「妻(女性側)の親と近居したい」は65.7%にのぼります。
- 男女結婚状況別 「妻の親と近居したい」は女性全体で75.1%、未婚女性で73.3%、既婚女性で76.4%と、特に女性は自分の親と近居を望んでいることがわかります。なお、子有りの既婚者でも「妻の親と近居したい」が7割を超える
医学的に、女性は40歳を過ぎると妊娠がかなり難しくなるということをご存じですか?
- 全体の認知状況 84.3%
- 男女別の認知状況 男性で 76.4%、女性は 90.2%と、女性では9割を超えます。
- 結婚状況別の認知状況 未婚全体の認知率が 79.3%である一方、既婚者では 88.5%と約9ポイント以上差があります。ただし、30代女性においては、結婚状況にかかわらず約92%が認知しているようです。
高齢出産のリスクについて、あなたはどう思いますか?
- 結婚する時期を早くしようと思う
- 早く子どもを持とうと思う
- 結婚相手を積極的に探そうと思う
- 将来設計を考えると思う
- 行動や考え方は特に変化しないと思う
- この情報を身近な人に知らせたいと思う
- その他
- 全体 「早く子どもを持とうと思う」が42.8%と最も高く、「行動や考え方は特に変化しないと思う」(31.7%)と「将来設計を考えると思う」(30.0%)が続きます。
- 結婚状況別 未婚男性及び30代の未婚女性では「行動や考え方は特に変化しないと思う」が4割前後で最も高い。「早く子どもを持とうと思う」が全体(42.8%)より高いのは女性全体(47.5%)、未婚女性20代(44.0%)、既婚全体(49.4%)です。
高齢出産のリスクの情報をいつ頃に知らせるべきだと思いますか?
- 中学生・高校生の頃
- 大学生の頃(18~22歳頃)
- 23~30歳頃
- 30~35歳頃
- 35歳以上
- わからない
- 全体 「中学生・高校生の頃」が38.6%と最も高く、次いで「大学生の頃(18~22歳頃)」が35.5%であり、学生の頃に知るべきとする回答が7割強にのぼります。
出産を希望する人に対して、行政に実施してほしい取組みは?
- 妊娠・出産に伴う医療費の無料化
- 妊娠・出産に関する医療サービスの向上
- 産婦人科の充実
- 妊娠・出産に関する情報の提供
- 不妊治療に関する医療機関の充実、または補助金の整備
- ベビーシッターや家事代行サービスなどの費用への補助や税金の控除
- 育児に関する情報の提供
- 保育施設や子育て支援の充実
- 産前・産後休暇の拡充
- その他
- わからない
- 特にない
- 全体 「保育施設や子育て支援の充実」(69.5%)と「妊娠・出産に伴う医療費の無料化」(69.3%)がほぼ同率で高く、「妊娠・出産に関する医療サービスの向上」(57.7%)、「産前・産後休暇の拡充」(53.3%)と続いています。
- 結婚状況別 未婚者では「保育施設や子育て支援の充実」(67.5%)が最も高いが、既婚者では「妊娠・出産に伴う医療費の無料化」(75.1%)が第1位となっています。また、30代の未婚女性及び子どものいない既婚者で「不妊治療に関する医療機関の充実、または補助金の整備」が約6割と高いのが特徴です。
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