目次 Contents
昭和12年(1937年)ってどんな年?
昭和12年(1937年)の概要
昭和12年(1937年)の動き
日中全面戦争が勃発し「挙国一致」体制が強化される
昭和12年(1937年)の川柳 エノケンの笑いに続く暗い明日 鶴 彬
昭和12年(1937年)のプロ野球記録
12年春 優勝 巨人(藤本定義監督)、最優秀選手 沢村栄治(巨人)、首位打者 松木謙治郎(大阪タイガース)、本塁打王 松木(大阪タイガース)・中島(巨人)、打点王 景浦 将(大阪タイガース)
12年秋 優勝 大阪タイガース(石本秀一)、最優秀選手 ハリス(イーグルス)、首位打者 景浦 将(大阪タイガース)、高橋吉雄(イーグルス)、中島治康(巨人)
昭和12年(1937年)の高校野球決勝戦
春の大会 浪商(大阪) 2-0 中京商(愛知)
昭和12年(1937年)の大相撲優勝力士
1月場所 大関 双葉山(全勝優勝)
5月場所 大関 双葉山(全勝優勝)
昭和12年(1937年)の内閣
~昭和12年(1937年)1月23日 広田弘毅(外交官)内閣
昭和12年(1937年)2月2日~5月31日 林 銑十郎(陸軍)内閣
昭和12年(1937年)6月4日~ 近衛文麿(華族)内閣
昭和12年(1937年)の政治・経済
1.21 衆院での浜田国松代議士(政友会)の質問演説に,陸相寺内寿一,軍を侮辱したとして反発(いわゆる腹切り問答)。軍の政党非難激化。
1.23 寺内陸相,議会の解散を強硬に要求して政党出身閣僚と対立。広田内閣,事態収拾不能となり総辞職。
1.25 宇垣一成(陸軍大将・元陸相)に大命降下。陸軍が陸相候補を推薦せず,組閣に失敗(1.29宇垣辞退)。
2.2 林銑十郎(陸軍大将)内閣成立。蔵相に,財界の信頼厚い興業銀行総裁結城豊太郎。
3.31 林首相,議会刷新を理由として抜き打ち的に衆院を解散(食逃げ解散)。
4.5 防空法公布。空襲に際し,灯火管制・避難・消防・救護等の迅速な施行を企図。
4.30 第20回総選挙(民政党179,政友会175,社会大衆党37,昭和会19,国民同盟江東方会11,日本無産1,中立その他33)。
5.14 企画庁設置(国家総動員計画業務の強化)。
5.31 林内閣,軍部・政党の支持を失い総辞職。
6.4 第1次近衛文麿内閣成立。陸・海相留任。
6.15 政府,産業5か年計画を決定。生産力の拡充,剛菌一体の綜合計画による国防国家建設の促進を企図。
7.7 盧溝橋で日中両軍衝突(盧溝橋事件),日中戦争始まる。(7.11「北支事変」と命名,9.2「支那事変」と改称)
7.11 近衛内閣,内地から3個師団,朝鮮から1個師団,満州から2個旅団の兵力派遣決定。
8.13 海軍陸戦隊,上海で中国軍と交戦開始(第2次上海事変)。
8.15 政府,「北支事変」に関し政府声明。
8.24 政府,「国民精神総動員実施要綱」を決定。
9.10 臨時資金調整法・輸出入品等臨時措置法公布。
10.12 国民精神総動員中央連盟結成(会長有馬良橘海軍大将。理事に小原直・松井茂・井田磐楠・松村謙三・藤原銀次郎ら官・政・財界の有力者が就任)。
10.25 企画庁と資源局を統合して企画院設置。日中戦争の拡大に伴い軍需動員や総動員計画を進展させ,国家総動員法の立案作業を本格化。
10.27 蒙古連盟自治政府樹立(主席雲王,副主席徳王)。
11.5 第10軍(司令官柳川平助中将),抗州湾に上陸し,上海戦線の背後をつく。以後南京に進撃。
12.13 南京占領。
11.18 大本営令公示。 11.20宮中に大本営設置。
12.14 北支那方面軍の指導で,中華民国臨時政府成立(行政委員長王克敏)。
昭和12年(1937年)の世界
1.2 英伊,地中海現状維持の紳士協定調印。
2.10 中国共産党,国民党に国共合作を提議(紅軍の国民革命軍への改名,武装蜂起・土地革命の停止を提案)。
3.16 ムッソリーニ,リビア訪問。英仏のアラブ支配に対抗しイスラム教徒保護を表明。
4.9 朝日新聞社の国産機神風号(飯沼正明・塚越賢爾搭乗),ロンドン着,94時間17分56秒の亜欧連絡最短記録を樹立(4.6立川発)。
4.26 独空軍,スペイン・バスク地方の町ゲルニカを爆撃(死傷者2000人余)。この年,ピカソが絵画「ゲルニカ」を発表。
5.1 米,中立法を改正。
5.6 独飛行船「ヒンデンブルク」号,米・レークハースト空港で爆発。死者36人。
6.14 アイルランド,新憲法を採択。国名を「エール」と改称。
6.23 独伊,スペイン内戦不干渉委員会を脱退。
7.17 蒋介石・周恩来の廬山会談開催。蒋「生死関頭」演説,徹底抗戦を呼びかける。
8.15 蒋介石,対日抗戦総動員令を発す。
8.21 中ソ不可侵条約調印。
8.22 紅軍,国民革命軍第八路軍に改編(軍長朱徳)。
9.23 第2次国共合作成立。
9.25 ムッソリーニ,初の独公式訪問。
10.5 ローズベルト,隔離演説で日・独の侵略非難。
10.29 インド国民会議派,日本の中国侵略非難・日本品ボイゴッドを決議。
11.6 伊,日独防共協定に参加。
11.20 蒋介石,南京から重慶への遷都を宣言。
12.11 伊,国際連盟から脱退。
12.12 第1回ソ連邦最高ソビエト委員総選挙。
昭和12年(1937年)の社会・文化
1.4 名古屋城の金のシャチホコのうろこ58枚盗難。 1.27 犯人逮捕。
2.11 文化勲章制定。 4.28長岡半太郎・佐々木信綱・横山大観ら9人,第1回受章。
2.17 日蓮宗改革をめざした「死なう団」の5人,宮城前などで自殺未遂事件。
2.19 兵役法施行令改正。徴兵検査合格の身長基準を5cm緩和,視力・聴力基準引下げ,学生の兵役逃避を封鎖。
3.31 母子保護法公布。 13歳以下の子供を持つ貧困の母または祖母の生活扶助や子供の養育扶助などを規定。
4.15 盲・聾・唖3重苦のヘレン=ケラー女史(米)来日。各地を講演。
5.31 文部省,皇国史観をさらに徹底させるため『国体の本義』を編纂,全国の学校・社会教化団体等に配布。
6.23 国立結核療養所官制公布。茨城県村松の晴嵐荘,初の国立結核療養所となる。
7.15 文相安井英二,宗教・教化団体代表者に挙国一致運動を要望。
9.25 警視庁,東京市内の円タク約1万2000台に深夜の「流し」を禁止。
9.25 内閣情報部,国民歌「愛国行進曲」の歌詞を募集(応募5万7578編)。 12.26発表。
10.1 政府,全国各戸に小冊子「我々は何をなすべきか」1300万部を,朝鮮人には「皇国臣民の誓詞」を配布。
10.1 東京市,出征将士の留守宅門口にマークをつける。
10.17 全日本労働総同盟,ストライキ絶滅運動など3大方針決定。
11.12 林長二郎(長谷川一夫),松竹から東宝への移籍騒動により,暴徒に顔を切られる。
11.16 郵便局,小額の「愛国国債」売り出し。
12.1 東大教授矢内原忠雄,「国家の理想」(『中央公論』9月号)が反戦思想であると学内の右翼教授らに非難され,辞職。
12.7 内務省,活動写真の興行時間(3時間以内)やフイルムの長さを制限。
12.11 南京占領で提灯行列など祝賀行事挙行。
12.11 上海派遣軍,中支那方面軍の指示で慰安所設置に着手。 13.3.4陸軍省副官,慰安婦募集につき憲兵・警察との連携を指示。
12.15 日本無産党・日本労働組合全国評議会・労農派の関係者(山川均・猪俣津南雄ら417人)が検挙される(第1次人民戦線事件)。
12.29 鉄道省,遺骨移送列車の方向板と窓に「英霊」のマークをつけ,車内に黒幕を張る。
昭和12年(1937年)の世相
1月 山本有三丿路傍の石・第1部』を隠川新聞』に連載。
4月 郵便料金値上げ(明治22年以来で,はがきが5厘値上げで2銭,封書1銭値上げで4銭)/永井荷風,『浬東綺譚』を『朝日新聞』に連載/弁護士の正木ひろし,個人雑誌『近吉より』を創刊,時局批判を開始。
5月 双葉山,横綱に昇進。
6月 献金つきの愛国切干・はがき発売。
ァ月 東京・浅草に国際劇場開場。
8月 大木顕一郎ら,『綴方教室』を刊行/映画の巻頭に「挙国一致」「銃後を護れ」などのタイトルが入れられる/吉川英治・尾崎士郎・吉屋信子・林房雄ら,特派員として戦地に赴く。
9月 あきれた=ぼういず(益田喜頓・川田晴久・坊屋三郎・芝利英)結成/臨戦映画第1弾『報国邁進』『皇軍一度起たば』『暁の陸戦隊』など封切/仏映画『大いなる幻影』,反戦傾向ありとして公開禁止。
10月 東京の公衆浴場で朝湯廃止/国民唱歌放送開始(第1回は「海ゆかば」)。
この年 職業野球のリーグ戦開始,西宮球場・後楽園球場開場/千人針と慰問袋づくり盛ん/大阪にプラネタリウムが登場。
昭和12年(1937年)の流行語
最後の関頭/尽忠報国/堅忍持久/パーマネントはやめましよう/馬鹿は死ななきやなおらない
昭和12年(1937年)の流行歌
「人生の並木路」ディック=ミネ/「青い背広で」藤山一郎/「別れのブルース」淡谷のり子/「裏町人生」上原敏/「露営の歌」中野忠晴・松平晃・伊藤久男・霧島昇・佐々木章
昭和12年(1937年)の話題の書物
石坂洋次郎『若い人』/火野葦平『糞尿譚』/川端康成『雪国』/永井荷風『浬東綺譚』/豊田正子『綴方教室』/和田伝『沃土』/久保栄『火山灰地・第1部』
昭和12年(1937年)の映画
『新しき土』日独合作;アーノルド=ファンク監督・原節子・小杉勇/『真実一路』日活;田坂具隆監督・小杉勇・片山明彦/『人情紙風船』J=O蚕の社;山中貞雄監督・前進座一座・霧立のぼる/『浅草の灯』松竹;島津保次郎監督・上原謙・高峰三枝子
[洋画]『女だけの都』『我等の仲間』(仏)/『オーケストラの少女』(米)
昭和12年(1937年)の出来事年表
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昭和12年(1937年)1月
- 1月1日 – 山本有三『路傍の石』連載開始(朝日新聞)
- 1月6日 – スペイン内戦: 米議会がスペインへの武器輸出禁止決議案を可決
- 1月6日 – 名古屋城の金鯱の尾のうろこ110枚のうち58枚が剥ぎ取られているのを発見。同月27日に犯人を逮捕。
- 1月9日 – トロツキーが第二の亡命先であるメキシコに到着
- 1月13日 – スペイン内戦: 反政府軍が領海に機雷を敷設し海上封鎖
- 1月16日 – 独政府が外国軍艦のキール運河自由航行を禁止
- 1月18日 – 独海軍練習艦エムデン号が横浜港に入港
- 1月19日 – ハワード・ヒューズが米大陸横断飛行記録を樹立(ニューヨーク〜ロサンゼルス間7時間29分25秒)
- 1月21日 – 衆議院で浜田国松代議士と寺内陸相が割腹問答
- 1月23日 – 廣田内閣総辞職(衆議院解散を主張する寺内陸相と政党出身閣僚との閣内不統一)
- 1月24日 – 日米綿業協定調印
- 1月25日 – 宇垣一成に組閣命令(陸軍の反対により29日辞退)
- 1月26日 – 陸軍三長官会議が陸軍の入閣拒否を決議
- 1月29日 – 林銑十郎に組閣命令(陸相後任で組閣難航)
- 1月30日 – ソ連政府、第2次モスクワ裁判においてゲオルギー・ピャタコフら反スターリン派に死刑判決。
- 1月31日
昭和12年(1937年)2月
- 白白教事件
- 2月1日 – 松竹発足
- 2月2日 – 林銑十郎内閣成立
- 2月8日 – スペインのフランコ将軍、マラガを占領
- 2月15日 – ミヨシ油脂設立
- 2月17日 – 死のう団事件:日蓮宗系の殉教的宗徒集団「日蓮会」の5人が皇居・国会議事堂前などで切腹を図る。
昭和12年(1937年)3月
- 3月7日 – ソ連でニコライ・ブハーリンが逮捕される。
- 3月14日 – ローマ教皇ピウス11世、ナチスによる教会弾圧とユダヤ人差別を批判する回勅『ミット・ブレネンデル・ソルゲ』を発表。
- 3月15日 – 名古屋汎太平洋平和博覧会開催(5月31日まで)
- 3月19日 – 純国産航空機神風号完成
- 3月28日 – 神風号が福岡・立川間で試験飛行(2時間2分、時速460km)
- 3月30日
- 3月31日
- 衆議院が会期最終日にして解散(食い逃げ解散)
- アルコール専売法公布
昭和12年(1937年)4月
- 4月1日
- 郵便料金値上げ(37年ぶり)
- 東京・札幌間に定期航空路開設
- 4月5日 – 日本通運株式会社法公布
- 4月13日 – ビルマ、英国の準自治州に。
- 4月14日 – 横光利一「旅愁」連載開始(東京日日新聞・大阪毎日新聞)
- 4月15日 – ヘレン・ケラー来日
- 4月16日 – 永井荷風「濹東綺譚」連載開始(東京朝日新聞)
- 4月26日 – スペイン内戦中、ナチス・ドイツ空軍がゲルニカを空襲。
- 4月28日 – 第1回文化勲章授与式。長岡半太郎、本多光太郎、木村栄、佐佐木信綱、幸田露伴、岡田三郎助、藤島武二、竹内栖鳳、横山大観が受章。
- 4月30日 – 第20回衆議院議員総選挙。立憲民政党179、立憲政友会175、社会大衆党37、昭和会19、国民同盟11、東方会11議席。
昭和12年(1937年)5月
- 5月1日
- 5月4日 – 宮城県志津川町で大火(340戸焼失)
- 5月6日 – ヒンデンブルク号爆発事故
- 5月7日 – 三菱地所設立
- 5月12日 – 英ジョージ6世戴冠式
- 5月25日 – パリ万国博覧会開幕(〜11月25日)
- 5月28日
- 5月30日 – 「国体の本義」発行
- 5月31日 – 林内閣総辞職
昭和12年(1937年)6月
昭和12年(1937年)7月
- 7月1日 – 特急「鷗」号が東京・神戸間運転開始
- 7月2日 – 米国の著名な女性飛行家アメリア・イアハートが西太平洋を飛行中に連絡を絶った。当時この地域は日本が管轄していたので日本海軍も捜索に参加したが手かがりは掴めなかった。(アメリア・イアハート行方不明事件)
- 7月3日 – 東京浅草に国際劇場開場(松竹少女歌劇団「國際東京おどり」公演)
- 7月7日 – 盧溝橋事件。これが発端となり日本国と中華民国間に、日中戦争(支那事変)が勃発。
- 7月8日 – カール・オルフ作の世俗カンタータ『カルミナ・ブラーナ』がフランクフルトで初演される。
- 7月11日 – 日本政府、華北へ出兵することを発表。盧溝橋事件現地協定成立。
- 7月13日 – 大紅門事件。日本兵が中国軍に爆殺される。
- 7月17日 – 蒋介石、廬山において「最後の関頭」演説。
- 7月19日 – ミュンヘンでナチスによる『退廃芸術展』が開催される。
- 7月23日 – 第71特別議会召集
- 7月25日 – 廊坊事件。中国軍と日本軍が衝突。
- 7月26日 – 広安門事件。中国軍と日本軍が衝突。
- 7月28日 – 日本軍、華北で総攻撃を開始。
- 7月29日 – 通州事件。華北各地の日本軍留守部隊や日本人居留民が虐殺される。日本の対中感情は悪化。
- 7月30日 – 日本軍が天津を爆撃
- 7月31日 – 玉造船所設立(後の三井造船)
昭和12年(1937年)8月
- 8月6日 – 豊田正子「綴方教室」発刊
- 8月9日 – 上海で大山海軍中尉と斎藤水兵が狙撃される(大山事件)
- 8月10日 – 陸軍が上海派遣軍の編成を命令
- 8月13日
- 8月14日 – 軍機保護法改正公布(施行10月10日)
- 8月14日 – 二・二六事件:北一輝らに死刑を宣告。8月19日に執行。
- 8月15日
- 8月17日 – 米国政府が上海の居留民保護のため陸戦隊1200名の派遣を決定
- 8月20日 – マーガレット・サンガー来日
- 8月21日
- 8月22日 – 中国西北共産軍が国民革命第八路軍に改編
- 8月24日 – 国民精神総動員実施要項決定
- 8月27日
- 8月30日 – 中国軍用機が呉淞港外仮泊中の米国汽船フーバー号を日本運送船と誤認して爆撃(フーバー号事件)
昭和12年(1937年)9月
- 9月1日
- 駐米中国大使がフーバー号事件を米政府に陳謝
- 日本軍が上海に入城
- 9月2日 – 日本政府が北支事変を支那事変と改称
- 9月3日 – 第72臨時議会召集
- 9月5日 – 帝国海軍は全中国沿岸の封鎖を宣言
- 9月6日 – 劇団文学座結成
- 9月9日 – 北平で拉致監禁されていた仏人宣教師が9日ぶりに救出される
- 9月10日 – 東宝映画設立
- 9月11日 – 後楽園球場開場
- 9月12日 – 上海の英仏両軍は、中国軍の租界侵入には武力で対抗する旨決定
- 9月13日 – 国民政府が日本軍の行為を国際連盟に提訴
- 9月17日 – 南京の各国大使館が自国軍艦に避難
- 9月21日 – 訓令式ローマ字発布(内閣訓令第3号)
- 9月22日 – 国民党中央通訊社が国共合作宣言書を公表
- 9月23日 – 蒋介石が中国共産党の合法的地位承認を発表(第二次国共合作の成立)
- 9月28日
- 9月30日 – 陸軍士官学校が座間に移転
昭和12年(1937年)10月
- 10月1日 – 日本通運設立
- 10月8日 – 寿屋(現・サントリー)からサントリーウィスキー12年(今のサントリー角瓶)が発売される。
- 10月10日 – 京阪神で省線電車開通
- 10月5日
- 国際連盟、諮問委員会で日本の軍事行動を九カ国条約・不戦条約違反とする決議採択(翌10月6日、総会でも決議)。
- 米国のフランクリン・ルーズベルト大統領、シカゴで侵略国を批判する「隔離」演説。
- 10月22日 – パリ万国博覧会で日本館が設計賞を受賞
- 10月23日 – 第1回関東ハンドボール選手権大会開催(初の正式試合)
昭和12年(1937年)11月
- 11月2日 – ドイツを仲介とした日中間の和平交渉始まる(トラウトマン工作)。
- 11月3日 – 11月15日 – ブリュッセルで九カ国条約会議開催、日本を非難する宣言採択。
- 11月6日 – 日独伊防共協定成立(イタリアが日独防共協定に加入)
- 11月10日
- 11月12日 – 日本軍、上海を占領。
- 11月14日 – 第1回フェンシング選手権大会開催
- 11月20日
- 11月21日 – ドミートリイ・ショスタコーヴィチ作曲の《交響曲第5番》がレニングラード(現・サンクトペテルブルグ)で初演。
昭和12年(1937年)12月
- 12月11日 – イタリア王国が国際連盟を脱退。
- 12月13日 – 日本軍が南京城を陥落、以降、中国の首都であった南京を占領する。(南京事件、南京事件論争も参照)
- 12月15日 – 観光地向け準急列車を多数廃止(新宿-沼津・阪和天王寺-白浜口・上野駅-日光間など)。
- 12月15日 – スペイン内戦: テルエルの戦いはじまる。
- 12月15日 – 日本で人民戦線の結成を企てたとして労農派の学者・知識人が一斉検挙。(人民戦線事件)
- 12月15日 – 揚子江沿岸数カ所で、数日にわたり日本軍による支那兵捕虜など、数千名が機銃掃射により射殺。(日本軍による最悪の事件として南京大虐殺根拠のひとつとされた事件。)
- 12月24日 – 第73議会召集。
- 12月29日 – アイルランド自由国で新憲法施行、エールに改名。
日付不詳
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昭和12年(1937年)のスポーツ
-
- 野球
- プロ野球
- 春優勝 東京巨人軍 41勝13敗
- 個人タイトル
- 最優秀選手 沢村栄治(巨人)
- 首位打者 松木謙治郎(タイガース).338
- 本塁打王 中島治康(巨人)4本
- 本塁打王 松木謙冶郎(タイガース)
- 打点王 景浦將(タイガース)47点
- 最多安打 松木謙冶郎(タイガース)70本
- 最多盗塁 山口政信(タイガース)29個
- 最優秀防御率 沢村栄治(巨人)0.81
- 最多勝利 沢村栄治(巨人)24勝
- 最多奪三振 沢村栄治(巨人)196個
- 最高勝率 沢村栄治(巨人).857
- 秋優勝 タイガース 39勝9敗
- 個人タイトル
- 最優秀選手 ハリス(イーグルス)
- 首位打者 景浦将(タイガース)。333
- 本塁打王 高橋吉雄(イーグルス)6本
- 打点王 中島冶康(巨人)37点
- 最多安打 ハリス(イーグルス)62本
- 最多盗塁 島秀之助(金鯱)22個
- 最多盗塁 鬼頭数雄(ライオン)
- 最優秀防御率 西村幸生(タイガース)1.48
- 最多勝利 西村幸生(タイガース)15勝
- 最多勝利 スタルヒン(巨人)
- 最多勝利 野口明
- 最多奪三振 沢村栄治(巨人)129個
- 最高勝率 御園生崇男(タイガース)1.000
- プロ野球
- 野球
-
-
昭和12年(1937年)の文学
昭和12年(1937年)の映画
昭和12年(1937年)生まれの著名人
昭和12年(1937年)1月生まれ
- 1月1日 – 野村徹、アマチュア野球指導者
- 1月1日 – 水野久美、女優
- 1月2日 – 沢たまき、歌手・女優・政治家(+ 2003年)
- 1月3日 – 山本學、俳優
- 1月3日 – 稲野和子、女優(+ 2014年)
- 1月5日 – 桑田武、元プロ野球選手(+ 1991年)
- 1月5日 – 川原政数、元プロ野球選手
- 1月7日 – 柳生博、俳優・5代目日本野鳥の会会長
- 1月9日 – 森祇晶、元読売ジャイアンツ選手・元西武ライオンズ、横浜ベイスターズ監督
- 1月10日 – 河合常則、政治家
- 1月11日 – 江利チエミ、歌手(+ 1982年)
- 1月12日 – 小宮山清、声優
- 1月12日 – 岡田守雄、プロ野球選手
- 1月15日 – コシノヒロコ、ファッションデザイナー
- 1月15日 – 小林勝彦、俳優(+ 2005年)
- 1月15日 – 河野洋平、政治家、(第71・72代) 衆議院議長
- 1月15日 – 伊藤則旦、プロ野球選手
- 1月16日 – 有沢正子、女優
- 1月18日 – ジョン・ヒューム、北アイルランド社会民主労働党党首
- 1月18日 – 上田利治、元広島カープ選手・元阪急ブレーブス、オリックス・ブレーブス、日本ハムファイターズ監督(+ 2017年)
- 1月18日 – 遠藤幸雄、体操競技選手(+ 2009年)
- 1月20日 – 生原昭宏、アマチュア野球指導者(+ 1992年)
- 1月22日 – 瑳川哲朗、俳優
- 1月25日 – 岡野久一、プロ野球選手(+ 没年不詳)
- 1月27日 – ジョン・オグドン、ピアニスト(+ 1989年)
- 1月28日 – 笑福亭仁鶴、落語家
- 1月30日 – 斑目力曠、実業家
- 1月30日 – ボリス・スパスキー、チェスプレイヤー
- 1月31日 – フィリップ・グラス、作曲家
- 1月31日 – 伊藤孝雄、俳優
- 1月31日 – 常田富士男、俳優・ナレーター
昭和12年(1937年)2月生まれ
- 2月1日 – 谷本稔、元プロ野球選手
- 2月1日 – 知久馬二三子、政治家
- 2月1日 – 西尾裕、プロ野球選手(+ 2009年)
- 2月2日 – ドン・ビュフォード、元プロ野球選手
- 2月4日 – 山中雅博、元プロ野球選手
- 2月7日 – 阿久悠、作詞家(+ 2007年)
- 2月8日 – ばってん荒川、肥後にわか役者・ローカルタレント(+ 2006年)
- 2月9日 – クリート・ボイヤー、元プロ野球選手(+ 2007年)
- 2月11日 – 野添ひとみ、女優(+ 1995年)
- 2月12日 – 砂川啓介、俳優(+ 2017年)
- 2月13日 – 小林千登勢、女優(+ 2003年)
- 2月14日 – 吉田勝彦、競馬実況アナウンサー
- 2月17日 – 伊藤俊也、映画監督・脚本家
- 2月19日 – 杉本清、競馬ジャーナリスト・元KTVアナウンサー
- 2月20日 – 小平桂一、天文学者
- 2月20日 – 山藤章二、イラストレーター
- 2月20日 – 久保友之、元プロ野球選手
- 2月26日 – エドゥアルド・アロヨ、画家
昭和12年(1937年)3月生まれ
- 3月5日 – オルシェグン・オバサンジョ、ナイジェリア元大統領
- 3月6日 – ワレンチナ・テレシコワ、ソ連の宇宙飛行士
- 3月16日 – デイヴィッド・デル・トレディチ、作曲家
- 3月18日 – 杉本大一郎、天文学者
- 3月18日 – ワダ・エミ、衣装デザイナー
- 3月18日 – 井沢八郎、歌手(+ 2007年)
- 3月18日 – マーク・ダナヒュー、レーシングドライバー(+ 1975年)
- 3月19日 – 渕上貞雄、政治家
- 3月20日 – 雪村いづみ、歌手・女優
- 3月22日 – 村川透、映画監督
- 3月25日 – 千波丈太郎、俳優
- 3月26日 – 上原美佐、女優(+ 2003年)
- 3月26日 – 和田博実、元プロ野球選手(+ 2009年)
- 3月27日 – 林正夫、元騎手・元調教師(ホッカイドウ競馬)
- 3月27日 – 赤瀬川原平、美術家・作家(+ 2014年)
- 3月29日 – 実相寺昭雄、映画監督・脚本家(+ 2006年)
- 3月30日 – ウォーレン・ベイティ、映画監督・演出家・俳優
- 3月31日 – 米倉弘昌、経団連会長
- 3月31日 – 大庭宏、プロ野球選手
昭和12年(1937年)4月生まれ
- 4月1日 – 会田豊彦、プロ野球選手(+ 2012年)
- 4月2日 – バリー・ヒルズ、調教師・元騎手
- 4月3日 – 安藤治久、元プロ野球選手
- 4月3日 – 野呂圭介、俳優・タレント
- 4月5日 – コリン・パウエル、元アメリカ合衆国国務長官
- 4月5日 – 若生智男、元プロ野球選手
- 4月6日 – 別役実、劇作家
- 4月6日 – 三村晴彦、映画監督(+ 2008年)
- 4月7日 – 長谷邦夫、漫画家
- 4月8日 – 稲尾義文、プロ野球選手
- 4月9日 – 湊谷武雄、プロ野球選手
- 4月11日 – 加山雄三、俳優・歌手
- 4月12日 – 田辺義三、プロ野球選手
- 4月15日 – 佐木隆三、作家・ノンフィクション作家(+ 2015年)
- 4月15日 – 和田明、高校野球指導者(+ 1992年)
- 4月17日 – フェルディナント・ピエヒ、自動車技術者・実業家
- 4月18日 – 青木宥明、元プロ野球選手(+ 2001年)
- 4月19日 – 庄司薫、小説家
- 4月20日 – 花沢英雄、プロ野球選手
- 4月21日 – 須藤豊、元プロ野球選手
- 4月21日 – 高木時夫、元プロ野球選手(+ 2006年)
- 4月22日 – ジャック・ニコルソン、俳優・プロデューサー
- 4月26日 – ジャン=ピエール・ベルトワーズ、元レーシングドライバー(+ 2015年)
- 4月28日 – サッダーム・フセイン、前イラク大統領、CIAブラックリスト、死刑囚(+ 2006年)
- 4月28日 – 龍憲一、元プロ野球選手
昭和12年(1937年)5月生まれ
- 5月2日 – 北白川道久 日本の元皇族。北白川宮永久王と同妃祥子の長男。
- 5月2日 – 井洋雄、プロ野球選手
- 5月4日 – 富永格郎、元プロ野球選手
- 5月4日 – 小沢遼子、評論家
- 5月8日 – トマス・ピンチョン、小説家
- 5月8日 – アルト・ロペス、元プロ野球選手
- 5月8日 – マイク・クェイヤー、メジャーリーガー(+ 2010年)
- 5月8日 – 松浦三千男、プロ野球選手
- 5月9日 – 栗塚旭、俳優
- 5月10日 – 山口洋子、作家・作詞家(+ 2014年)
- 5月12日 – ジョージ・カーリン、アメリカ合衆国の俳優(+ 2008年)
- 5月13日 – ロジャー・ゼラズニイ、小説家(+ 1995年)
- 5月13日 – 坂野潤治、歴史家・政治学者
- 5月13日 – 池田英俊、元プロ野球選手
- 5月15日 – 康芳夫、プロデューサー
- 5月15日 – マデレーン・オルブライト、第64代アメリカ合衆国国務長官
- 5月17日 – 安部譲二、小説家・元極道
- 5月18日 – ブルックス・ロビンソン、元メジャーリーガー
- 5月18日 – 西岡清吉、元プロ野球選手
- 5月19日 – パット・ローチ、イギリスの元プロレスラー、俳優(+ 2004年)
- 5月26日 – モンキー・パンチ、漫画家
- 5月29日 – 美空ひばり、歌手(+ 1989年)
- 5月30日 – 左とん平、俳優
昭和12年(1937年)6月生まれ
- 6月1日 – モーガン・フリーマン、俳優
- 6月1日 – 福地泡介、漫画家(+ 1995年)
- 6月2日 – ロバート・ポール、フィギュアスケート選手
- 6月3日 – ジャン=ピエール・ジョッソー、元レーシングドライバー
- 6月4日 – 橋詰文男、元プロ野球選手(+ 1983年)
- 6月5日 – 牧野伸、元プロ野球選手、審判
- 6月7日 – 清水マリ、声優
- 6月9日 – 吹田俊明、プロ野球選手
- 6月10日 – 稲尾和久、元プロ野球選手・プロ野球監督(+ 2007年)
- 6月13日 – ラジ・レディ、工学者
- 6月14日 – 杉原輝雄、プロゴルファー(+ 2011年)
- 6月15日 – 伊東四朗、タレント、俳優
- 6月16日 – シメオン・サクスコブルクゴツキ、ブルガリアの国王、首相
- 6月23日 – ニコラス・シャックルトン、地質学者・気象学者(+ 2006年)
- 6月24日 – 今泉喜一郎、プロ野球選手
- 6月25日 – 小渕恵三、第84代内閣総理大臣(+ 2000年)
- 6月28日 – 野口武彦、日本文学者・文芸批評家・神戸大名誉教授
昭和12年(1937年)7月生まれ
- 7月1日 – 浅井慎平、写真家
- 7月3日 – トム・ストッパード、劇作家・脚本家
- 7月6日 – ウラディーミル・アシュケナージ、指揮者・ピアニスト
- 7月6日 – 桐島洋子、エッセイスト・ノンフィクション作家
- 7月7日 – 塩野七生、歴史家
- 7月7日 – ジョヴァンニ・アリギ、社会学者(+ 2009年)
- 7月8日 – 永島慎二、漫画家(+ 2005年)
- 7月9日 – デイヴィッド・ホックニー、画家
- 7月10日 – 若生照元、プロ野球選手
- 7月14日 – 森喜朗、第85・86代内閣総理大臣
- 7月16日 – 加茂さくら、女優
- 7月16日 – 西本道則、プロ野球選手
- 7月18日 – かすや昌宏、絵本作家
- 7月20日 – 滝沢孝、山口組若頭補佐・芳菱会総長
- 7月20日 – 緒形拳、俳優(+ 2008年)
- 7月21日 – 木下英子、元皇族、木下雄三の妻
- 7月22日 – 一色俊作、高校野球指導者(+ 2013年)
- 7月23日 – 石井登、プロ野球選手
- 7月26日 – 田中喜八郎、プロ野球選手
- 7月28日 – 伊藤光四郎、元プロ野球選手(+ 2011年)
- 7月29日 – 橋本龍太郎、第82・83代内閣総理大臣(+ 2006年)
- 7月29日 – 義原武敏、プロ野球選手(+ 2010年)
- 7月30日 – 森一夫、教育学者・教育評論家・日本理科教育学会名誉会員(元会長)
- 7月30日 – ミヒャエル・フォン・ビール、作曲家・チェリスト・グラフィックアーティスト
昭和12年(1937年)8月生まれ
- 8月1日 – 鎌田敏夫、脚本家・小説家
- 8月3日 – 三遊亭小圓遊、落語家(+ 1980年)
- 8月3日 – スティーヴン・バーコフ、俳優
- 8月8日 – 藤本勝巳、元プロ野球選手
- 8月8日 – ダスティン・ホフマン、俳優
- 8月11日 – 石田美栄、政治家
- 8月12日 – ジーン・バッキー、元プロ野球選手
- 8月13日 – 前岡勤也、元プロ野球選手
- 8月15日 – 嵯峨健四郎、元プロ野球選手(+ 2011年)
- 8月17日 – 劉炳森、中国の書家、政治家(+ 2005年)
- 8月18日 – ロバート・レッドフォード、俳優・映画監督
- 8月20日 – 本田威志、プロ野球選手(+ 2010年)
- 8月22日 – パット・ギリック、元MLBゼネラルマネージャー
- 8月26日 – 内海賢二、声優(+ 2013年)
- 8月26日 – ニナ・コンパネーズ、映画監督・脚本家
- 8月26日 – 竹下元章、プロ野球選手 (+ 1985年)
- 8月27日 – 竹内善徳、柔道家、国際柔道連盟元副会長(+ 2006年)
昭和12年(1937年)9月生まれ
- 9月1日 – 河原主尚、プロ野球選手
- 9月2日 – 阿南準郎、元プロ野球選手
- 9月2日 – ピーター・ユベロス、MLBコミッショナー
- 9月3日 – 土居章助、プロ野球選手
- 9月5日 – 前川かずお、絵本作家・漫画家(+ 1993年)
- 9月7日 – 木村操、官僚
- 9月8日 – 小西秀朗、プロ野球選手
- 9月10日 – ジャレド・ダイアモンド、生物学者・作家
- 9月13日 – 勝浦将元、元プロ野球選手
- 9月13日 – はかま満緒、放送作家(+ 2016年)
- 9月14日 – レンゾ・ピアノ、イタリアの建築家
- 9月17日 – 山本八郎、元プロ野球選手
- 9月17日 – オーランド・セペダ、メジャーリーガー
- 9月18日 – 木戸美摸、元プロ野球選手
- 9月19日 – 石澤良昭、歴史学者
- 9月20日 – 山本文男、元プロ野球選手、審判
- 9月20日 – 野呂邦暢、小説家(+ 1980年)
- 9月27日 – 小沢正、児童文学作家(+ 2008年)
昭和12年(1937年)10月生まれ
- 10月6日 – 江藤愼一、元プロ野球選手(+ 2008年)
- 10月7日 – 室田日出男、俳優(+ 2002年)
- 10月8日 – 安藤正敏、元調教師(日本中央競馬会)
- 10月10日 – 佐々木勲、プロ野球選手
- 10月11日 – ボビー・チャールトン、元サッカー選手
- 10月12日 – ロバート・マンゴールド、美術家
- 10月14日 – 松岡英孝、高校野球指導者
- 10月19日 – 林家木久扇、落語家
- 10月20日 – フアン・マリシャル、メジャーリーガー
- 10月21日 – 五島道信、プロ野球選手
- 10月22日 – 鈴木耕一、撮影技師・映画カメラマン
- 10月24日 – 小林カツ代、料理研究家(+ 2014年)
- 10月25日 – 立木義浩、写真家
- 10月28日 – マーシャン・ホフ、技術者・工学者
- 10月29日 – マイケル・ポンティ、ピアニスト
- 10月30日 – 東海林さだお、漫画家・エッセイスト
- 10月31日 – つげ義春、漫画家・随筆家
- 10月31日 – 西園寺昭夫、元プロ野球選手(+ 2011年)
昭和12年(1937年)11月生まれ
- 11月1日 – 広島尚保、元プロ野球選手
- 11月1日 – 土井豊、元プロ野球選手
- 11月1日 – 赤井勝利、プロ野球選手
- 11月5日 – 青空はるお、元漫才師・レポーター
- 11月9日 – 牧野宏、プロ野球選手(+ 1994年)
- 11月11日 – 養老孟司、解剖学者・東大名誉教授
- 11月12日 – 花井幸子、ファッションデザイナー
- 11月16日 – 佐々木襄、声楽家・歌手(元ロイヤルナイツ)(+ 2015年)
- 11月19日 – 古井由吉、小説家・ドイツ文学者
- 11月20日 – ルース・ラレード、ピアニスト(+ 2005年)
- 11月22日 – ニコライ・カプースチン、作曲家・ピアニスト
- 11月23日 – 井石広一、プロ野球選手
- 11月25日 – 安藤孝子、元京都祇園甲部芸妓・のちに『11PM』に出演
- 11月25日 – ロナルド・ロバートソン、フィギュアスケート選手(+ 2000年)
- 11月26日 – 矢野進、元騎手・調教師(日本中央競馬会)
- 11月30日 – 光枝明彦、俳優
- 11月30日 – リドリー・スコット、映画監督・映画プロデューサー
昭和12年(1937年)12月生まれ
- 12月6日 – レジナルド・ゴリッジ、地理学者(+ 2009年)
- 12月8日 – 石川恵也、プロ野球選手
- 12月12日 – ブライアン・ラムレイ、ホラー小説家
- 12月13日 – ローベルト・ゲルンハルト、作家・詩人・画家(+ 2006年)
- 12月15日 – 木谷明、法学者、弁護士。元裁判官。元法政大学法科大学院教授。元東京高等裁判所判事、最高裁判所調査官
- 12月16日 – 玉澤徳一郎、政治家
- 12月16日 – エド・ルシェ、画家・現代美術家
- 12月17日 – 麻生実男、元プロ野球選手(+ 1991年)
- 12月19日 – 森田勝、登山家(+ 1980年)
- 12月21日 – ジェーン・フォンダ、女優
- 12月24日 – 畑隆幸、元プロ野球選手
- 12月24日 – 平尾昌晃、作曲家・歌手(+ 2017年)
- 12月25日 – 克美しげる、歌手(+ 2013年)
- 12月26日 – ニャシンベ・エヤデマ、前トーゴ大統領(+ 2005年)
- 12月29日 – マウムーン・アブドル・ガユーム、モルジブ大統領
- 12月30日 – ノエル・ポール・ストゥーキー、シンガーソングライター、ピーター・ポール&マリーメンバー
- 12月30日 – ゴードン・バンクス、元サッカー選手
- 12月31日 – アンソニー・ホプキンス、俳優
昭和12年(1937年)に亡くなられた著名人
- 1月1日 – ジョン・グレッサム・メイチェン、神学者(* 1881年)
- 1月23日 – オルソ・コルビーノ、物理学者(* 1876年)
- 1月24日 – 森永太一郎、実業家・森永西洋菓子製造所(現・森永製菓)創業者(* 1865年)
- 1月30日 – 松室重光、建築家(* 1873年)
- 2月1日 – 浅野長勲、第12代広島藩主(* 1842年)
- 2月1日 – 河東碧梧桐、俳人・随筆家(* 1873年)
- 2月5日 – ルー・アンドレアス・ザロメ、作家(* 1861年)
- 2月6日 – ピエール・アドルフォ・ティリンデッリ、作曲家・ヴァイオリニスト(* 1858年)
- 2月7日 – エリフ・ルート、第38代アメリカ合衆国国務長官(* 1845年)
- 2月9日 – 金森又一郎、実業家・大阪電気軌道(現・近畿日本鉄道)創業者(* 1873年)
- 2月11日 – ウォルター・バーリー・グリフィン、建築家(* 1876年)
- 2月13日 – 山中直治、作曲家(* 1906年)
- 2月14日 – エルッキ・メラルティン、作曲家(* 1875年)
- 3月6日 – ルドルフ・オットー、哲学者(* 1869年)
- 3月7日 – レディ・ボールドウィン、メジャーリーガー(* 1859年)
- 3月10日 – エヴゲーニイ・ザミャーチン、小説家(* 1884年)
- 3月12日 – シャルル=マリー・ヴィドール、作曲家(* 1844年)
- 3月12日 – イェネー・フバイ、ヴァイオリニスト(* 1858年)
- 3月15日 – ハワード・フィリップス・ラヴクラフト、小説家(* 1890年)
- 3月29日 – カロル・シマノフスキ、作曲家(* 1882年)
- 3月29日 – フョードル・ケーネマン、ピアニスト・作曲家(* 1873年)
- 4月14日 – ネッド・ハンロン、メジャーリーグベースボール選手・監督(* 1857年)
- 4月17日 – 李箱、小説家・詩人(* 1910年)
- 4月27日 – アントニオ・グラムシ、マルクス主義思想家(* 1891年)
- 4月29日 – ウォーレス・カロザース、化学者(* 1896年)
- 5月11日 – エレン・ハンセル、テニス選手(* 1869年)
- 5月22日 – 海老名弾正、キリスト教の伝道者・牧師・教育者(* 1856年)
- 5月23日 – ジョン・D・ロックフェラー、実業家(* 1839年)
- 5月28日 – アルフレッド・アドラー、心理学者(* 1870年)
- 6月2日 – ルイ・ヴィエルヌ、作曲家(* 1870年)
- 6月7日 – ジーン・ハーロウ、女優(* 1911年)
- 6月11日 – ミハイル・トゥハチェフスキー、ソ連邦元帥(* 1893年)
- 6月19日 – ジェームス・マシュー・バリー、劇作家・小説家(* 1860年)
- 6月23日 – パンチェン・ラマ9世、第9代パンチェン・ラマ(* 1883年)
- 7月11日 – ジョージ・ガーシュウィン、作曲家(* 1898年)
- 7月11日 – ジャック白井、スペイン内戦の日本人義勇兵(* 1900年?)
- 7月20日 – グリエルモ・マルコーニ、無線通信開発者(* 1874年)
- 7月20日 – オルガ・ハーン=ノイラート、哲学者(* 1882年)
- 7月28日 – 小泉策太郎、政治家(* 1872年)
- 7月28日 – 後藤正、プロ野球選手(* 1912年)
- 8月7日 – 北井正雄、プロ野球選手(* 1913年)
- 8月19日 – 北一輝、国家社会主義思想家(* 1883年)
- 8月19日 – 西田税、日本陸軍の大尉(* 1901年)
- 8月19日 – 村中孝次、日本陸軍の大尉(* 1903年)
- 8月19日 – 磯部浅一、日本陸軍の大尉(* 1905年)
- 8月21日 – ジョージ・ライト、メジャーリーガー(* 1847年)
- 8月23日 – アルベール・ルーセル、作曲家(* 1869年)
- 8月27日 – アンドリュー・メロン、アメリカ合衆国財務長官(* 1855年)
- 8月27日 – 第2代ロスチャイルド男爵ウォルター・ロスチャイルド、動物学者(* 1868年)
- 9月2日 – ピエール・ド・クーベルタン、近代オリンピック創立者(* 1863年)
- 9月6日 – ヘンリー・ハドリー、作曲家(* 1871年)
- 9月14日 – トマーシュ・マサリク、チェコスロバキア大統領(* 1850年)
- 9月19日 – 中尾長、プロ野球選手(* 1910年)
- 9月20日 – ハリー・ストービー、メジャーリーガー(* 1856年)
- 9月26日 – ベッシー・スミス、ブルース歌手(* 1894年)
- 9月29日 – レイ・ユーリー、陸上競技選手(* 1873年)
- 10月1日 – 多嘉王、日本の皇族(* 1875年)
- 10月11日 – オグデン・ミルズ、アメリカ合衆国財務長官(* 1884年)
- 10月16日 – ウィリアム・ゴセット、統計学者(* 1876年)
- 10月19日 – アーネスト・ラザフォード、物理学者(* 1871年)
- 10月22日 – 中原中也、詩人(* 1907年)
- 10月22日 – フランク・ダムロッシュ、指揮者(* 1859年)
- 11月5日 – 木下尚江、社会主義運動家・作家(* 1869年)
- 11月9日 – ラムゼイ・マクドナルド、イギリス首相(* 1866年)
- 11月9日 – 菊谷栄、画家・喜劇作家(* 1902年)
- 11月17日 – 貴志康一、作曲家(* 1909年)
- 11月20日 – ハロルド・ハケット、テニス選手(* 1878年)
- 11月22日 – フィリップ・ド・ラースロー、画家(* 1869年)
- 11月23日 – ジャガディッシュ・チャンドラ・ボース、物理学者(* 1858年)
- 11月24日 – ニコライ・ネフスキー、言語学者・民俗学者(* 1892年)
- 12月4日 – 真鶴秀五郎、大相撲の力士・元小結(* 1902年)
- 12月5日 – 北条民雄、小説家(* 1914年)
- 12月6日 – 曽禰達蔵、建築家(* 1853年)
- 12月8日 – ハンス・モーリッシュ、植物学者(* 1856年)
- 12月9日 – ニルス・グスタフ・ダレーン、技術者・実業家(* 1869年)
- 12月11日 – 岡田春夫、元衆議院副議長岡田春夫の父・立憲民政党衆議院議員(* 1887年)
- 12月13日 – 鬼竜山雷八 (2代)、元力士(*1876年)
- 12月14日 – 長野宇平治、建築家(* 1867年)
- 12月20日 – エーリヒ・ルーデンドルフ、ドイツ国の参謀次長(* 1865年)
- 12月21日 – フランク・ケロッグ、アメリカ合衆国国務長官(* 1856年)
- 12月26日 – アイヴァー・ガーニー、作曲家・詩人(* 1890年)
- 12月28日 – モーリス・ラヴェル、作曲家(* 1875年)
昭和12年(1937年)にノーベル賞を受賞された方
- 物理学賞 – クリントン・デイヴィソン、ジョージ・パジェット・トムソン
- 化学賞 – ウォルター・ハース、ポール・カーラー
- 生理学・医学賞 – アルベルト・セント・ジェルジ
- 文学賞 – ロジェ・マルタン・デュ・ガール
- 平和賞 – ロバート・セシル
フィクションに登場する昭和12年(1937年)
昭和12年(1937年)に起こったとされている出来事
- 8月13日 – 上海に駐屯中の上海海軍特別陸戦隊と江上艦隊が「エイリアン」(翳霊黶)の襲撃を受け、第二次上海事変(別名「碑坊路事変」)が勃発。人類とエイリアンの初接触。(小説『機神兵団』)[1]
- 晩夏 – 長春近傍に駐屯していた日本陸軍独立混成第十三旅団が未知の怪物機械と交戦。これが遊星人類「星狄」と人類の最初の接触となる。(小説『新・昭和遊撃隊』)[2]
- 秋 – 結城中佐の発案によって、日本陸軍内にスパイ養成学校たる「情報勤務要員養成所設立準備事務室」──通称「D機関」が開設される。(小説『ジョーカー・ゲーム』)[3]
- 後半 – 「わたし」(ホルヘ・ルイス・ボルヘス)が、元南部鉄道技師ハーバート・アッシュのもとに送られてきていた、架空の天体「トレーン」の全事物について書かれた『トレーンを扱った最初の百科事典』の第十一巻を発見する。(小説『トレーン,ウクバール,オルビス・テルティウス』)
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