はやぶさ宝石箱

平成10年（1998年）あなたは何歳？

平成10年（1998年）、あなたが何歳だったか調べてみましょう

平成10年（1998年）の概要

• 失業率が急上昇。経済対策のため,財政改革挫折

平成10年（1998年）のプロ野球記録

• セントラル・リーグ
  優勝チーム　横浜ベイスターズ（監督　権藤博）
  最優秀選手　佐々木主浩（横浜ベイスターズ）
  首位打者　鈴木尚典（横浜ベイスターズ）
  本塁打王　松井秀喜（巨人）
  打点王　松井秀喜（巨人）
• パシフィック・リーグ
  優勝チーム　西部ライオンズ（監督　東尾修）
  最優秀選手　松井稼頭央（西部ライオンズ）
  首位打者　イチロー（オリックス）
  本塁打王　ウィルソン（日本ハムファイターズ）
  打点王　ウィルソン（日本ハムファイターズ）

平成10年（1998年）の高校野球決勝戦

• 春　横浜（神奈川）　3-0　関大一（大阪）
• 夏　横浜（神奈川）　3-0　京都成章（京都）

平成10年（1998年）の大相撲優勝力士

• 1月場所　大関　武蔵丸
• 3月場所　大関　若乃花
• 5月場所　大関　若乃花
• 7月場所　横綱　貴乃花
• 9月場所　横綱　貴乃花
• 11月場所　前頭12枚目　琴錦（最終優勝2回目）

平成10年（1998年）の第18回 冬季オリンピック長野大会の金メダリスト

• スキー
  ジャンプラージヒル団体　日本チーム
  ジャンプラージヒル個人　船木和喜
  フリースタイル女子モーグル　里谷多英
• スピードスケート男子500メートル　清水宏保
• ショートトラック男子500メートル　西谷岳文

平成10年（1998年）の内閣

• ～7月30日　第二次　橋本龍太郎（自民党）内閣
• 7月30日～　小渕恵三（自民党）内閣

平成10年（1998年）の政治・経済

1.14　大田昌秀沖縄県知事,海上基地建設に反対表明。2.8基地受け入れ表明後に市長が辞職した名護市,市長選で建設推進派候補が当選。
2.18　公的資金導入笏の金融機能安全措置法公布。
3.10　自民党執行部,｢10兆円規模｣の追加景気対策実施を表明。
4.27　民主党結成(民主･民政･新党友愛･民主改革連合の４党合同),代表に菅直人,幹事長に羽田孜。
5.30　社民党,橋本内閣への閣外協力の解消を決定。6.1自民･さきがけ両党に通告(自社さ連立に幕)。
6.8　円相場,一時１ドル＝140円73銭まで下落(７年ぶりの１ドル＝140円台)。
6.12　中央省庁等改革基本法公布(平成13年から現22省庁を１府12省庁に再編)。
6.22　金融監督庁が発足(大蔵省の金融検査監督部門を分離)。
7.12　第18回参院選,自民党は改選議席61から45へ惨敗,民主･共産躍進(自民45,民主27,共産15,公明９,自由６,社民５等)。7.13橋本首相,自民党総裁辞任を表明。
7.21　日本共産党の不破哲三委員長,江沢民中国共産党総書記と会談(両共産党の党首会談は32年ぶり)。
7.24　自民党総裁選小渕恵三が梶山静六,小泉純一郎を破り当選。
7.30　小渕恵三内閣発足。蔵相宮沢喜一,経済企画庁長官に堺屋太一(民間)。
8.7　政府,首相直属の諮問機関として｢経済戦略会議｣の設置を決定。
9.4　防衛庁調達実施本部を舞台にした背任容疑事件で,前防衛施設庁長官の諸冨増夫を逮捕。
9.20　日米政府,戦域ミサイル防衛(ＴＭＤ)構想の共同技術研究の推進で一致。
10.8　金大中韓国大統領が来日。小渕首相,共同宣言で過去の植民地支配について｢痛切な反省と心からのお詫び｣を表明。
10.9　地球湿暖化対策推進法公布。
10.12　金融再生関連４法案が可決。10,16公布。
10.23　日本長期信用銀行に初の銀行国有化を適用。
11.12　日口首脳会談,｢国境画定委員会｣の設置などで合意(モスクワ宣言)。
11.15　沖縄県知事選,自民党県連等が推す稲嶺恵一が大田知事を破り初当選,革新県政が敗北。
11.25　中国･江沢民国家主席,初の日本公式訪問。首相,会談で戦争責任の｢反省とお詫び｣を口頭で表明。
12.1　特定非営利活動促進法(ＮＰＯ法)施行。

平成10年（1998年）の世界

2.7　第18回冬季オリンピック長野大会開幕(～2,22)。日本はジャンプの船木和喜，モーグルの里谷多英,スピードスケートの清水宏保ら金５,銀１,銅8.
2.25　金大中,韓国大統領に就任。
3.17　中国の全国人民代表大会，朱鎔基を新首相に選出。
3.19　インド,ヒンズー至上主義の人民党が連立政権樹立。
4.15　G7共同声明で日本に迅速な改革と内需拡大要求。
5.5　インドネシア,ガソリン等大幅値上げに暴動発生。
5.11　インド,24年ぶり核実験。
5.15　第24回主要国首脳会議開催(英･バーミンガム)。インドネシアの政治改革要求･インド核実験非難の特別声明を採択。
5.21　インドネシア･スハルト大統領が辞任。後任にハビビ副大統領。
5.28　パキスタン,初の核実験。
6.27　クリントン米大統領訪中，首脳会談で台湾の独立を支持しない方針を表明。
8.7　ケニア･ナイロビの米大使館付近で爆発,247人が死亡。8.20米アフガニスタン・スーダンの｢テロ関係施設｣を報復攻撃。
8.31　北朝鮮｢テポドン１号｣発射,三陸沖に落下。北朝鮮，工衛星打ち上げと発表。日米はミサイルとの見解発表。
9.5　北朝鮮最高人民会議,金正日を国防委員長に再任。国家主席を廃止し,国防委員長を最高ポストに。
9.8　米大リーグ･カージナルスのマグワイア,年間最多本塁打記録達成(最終70号)。
9.28　ドイツ総選挙,社会民主党が勝利。
12.16　英･米,国連査察に非協力としてイラク軍事施設空爆。

平成10年（1998年）の社会・文化

1.9　奈良県黒塚古墳から三角縁神獣鏡32枚発見大和地方で初。
1.28　黒磯市で女性教諭が校内で中１男子生徒にナイフで剌され死亡。
2.10　『文蕪春秋』,神戸小学生殺害事件等で逮捕の少年の検事調書を掲載。
2.19　新井将敬衆院議員が自殺。日興証券からの不正利益供与事件に関わり国会で逮捕許諾請求中に。
3.5　長野冬季パラインピック開幕(～3.14)。日本のメダル獲得数41は国別で２位。
3.6　奈良県明日香村のキトラ古墳で最古級の精密な天体図の壁画を発見。
3.31　日本原子力発電東海村発電所,約30年間運転した原子炉を閉鎖(国内の商業用原発では初)。
4.1　社会思想史家姜尚中,在日韓国人初の東大教授となる。
4.5　明石海峡大橋が開通し,本四連絡橋神戸―鳴門ルート全線開通。
4.10　高知県,相手の氏名を含めた知事交際費の全面公開を決定。
5.18　雑誌で初の時限再販を開始。
6.5　改正学校教育法が成立,公立佼でも中高一貫教育が可能になる。
6.19　愛媛県,情報公開条例を可決(全都道府県で情報公開条例整備完了)。
7.1　東京高魏ロス疑惑の三浦和義被告に銃撃事件で逆転無罪の判決。9.18殴打事件では実刑判決確定。
7.21 PKOで中央アジアに派遣中の日本人政務官４人が射殺される。
7.21　中田英寿,ＪリーグからイタリアセリエＡのペルージャに移籍決定。
7.25　和歌山市の自治会の祭りでカレー毒物混入事件,４人が死亡,62人が中毒症状に。
7.28　文部省学術審議会,クローン技術のヒトへの応用研究の禁止方針を決定。
8.5　川崎公害訴訟自動車排ガス公害を国･道路公団の責任とする一審判決。
9.3　京大大学院,朝鮮大学校卒業生の入試合格を認める。
9.19　羽田一福岡にスカイマークエアラインが就航。定期航空への参入は35年ぶり。
10.16　埼玉医大で国内初の性転換手術実施。
11.2　中央公論社,経営難のため読売新聞傘下の子会社となる。
12.6　高橋尚子,アジア大会女子マラソンで優勝(日本最高記録)。

平成10年（1998年）の世相

１月　大学入試センター試験,初の受験者減／少年によるナイフ使用の凶悪犯罪続発。
3月　厚生省,初の糖尿病実態調査結果発表。患者は予歯軍を含め1370万人と推計。
4月　映倫管理委員会,過激な暴力･残虐描写について新しい年齢制限を設定／老年人口が初めて子供人口(15歳未満)を上回る／完全央業凧初の４％台に。
5月　若乃花横綱昇進弟の貴乃花との初の兄弟横綱が誕生。
8月　台風４号で死者･行方不明21人／東北･北陸地方,梅雨明けぬまま立秋／東京23区のホームレス急増,4000人を突破。
12月　世界遺産に｢古都奈良の文化財｣の登録が決定／環境庁全国調査で環境ホルモンが調査地点の95％で検出。
この年　夏の海外旅行者が18年ぶりに減少／全国100歳以上の高齢者１万人を突破。

平成10年（1998年）の流行語

キレる／だっちゅ－の／ハマの大魔人(プロ野球横浜の救援投手佐々木主浩)／環境ホルモン／老人力／モラル･ハザード／学級崩壊

平成10年（1998年）の流行歌

｢夜空ノムコウ」ＳＭＡＰ／｢全部抱きしめて」Kinki Kids/｢長い間」Kiroro/｢mygraduation」SPEED

平成10年（1998年）の話題の書物

郷ひろみ『ダディ』／五木寛之『大河の一滴』／最相葉月『絶対音感』／宮部みゆき『理由』／梁石日『血と骨』／平野啓一郎『日蝕』／小林よしのり『戦争論』

平成10年（1998年）の映画

『HANA－BI』日本ヘラルド:北野武監督･ビートたけし･岸本加世子／『踊る大捜査線』東宝；本広克行監督･織田裕二･深津絵里／『学校Ⅲ』松竹：山田洋次監督･大竹しのぶ･小林稔侍
〔洋画〕『プライベート･ライアン』『フェイス／オフ』『トウルーマン･ショー』(米)

平成10年（1998年）のテレビ

『ショムニ』『徳川慶喜』『天うらら』[ＣＭ〕｢立つんだ湯川専務｣(セガ)，｢日テレ営業中｣(日本テレビ)

亡くなられた方

1.9　福井謙一(80)
1.28　石ノ森章太郎(60)
2.5　初代高橋竹山(88)
2.11　林屋辰三郎(84)
3.2　高橋健二(96)
5.19　宇野宗佑(76)
6.1　松田道雄(90)
6.10　吉田正(77)
9.5　堀田善術(80)
9.6　黒澤明(88)
9.24　太田薫(86)
10.12　佐多稲子(94)
11.11　淀川長治(89)
12,2　織田幹雄(93)
12.23　白洲正子(88)
12.30　木下恵介(86)

前年へ　平成9年（1997年）
本年　　平成10年（1998年）
翌年へ　平成11年（1999年）
光と影の平成史 トップページへ