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1分で分かる!激動の昭和史 昭和19年(1944年)そのときあなたは?

昭和19年 神風特攻隊

目次 Contents

昭和19年(1944年)ってどんな年?

昭和19年、あなたが何歳だったか調べてみましょう

日本を変えた昭和19年の出来ごと

昭和19年(1944年)の概要

昭和19年(1944年)の動き

戦局の悪化に伴い,国民生活の窮乏化進む

昭和19年(1944年)の川柳 玉砕の二字一億の血をゆすり 藤沢石泉

昭和19年(1944年)のプロ野球記録

優勝チーム 阪神(監督 若林忠志)
最優秀選手 若林忠志(阪神)
首位打者 岡村俊昭(近畿日本)
本塁打王 金山次郎(産業)
打点王 藤村富美男(阪神)

昭和19年(1944年)の高校野球決勝戦

戦争により中止

昭和19年(1944年)の大相撲優勝力士

1月場所 小結 佐賀ノ花(最後の優勝・全1回)
5月場所 横綱 羽黒岩(全勝優勝)
11月場所 大関 前田山(最後の優勝・全1回)

昭和19年(1944年)の内閣

~昭和19年(1944年)7月18日 東条英機(陸軍)内閣
7月22日~ 小磯国昭(陸軍)内閣

昭和19年(1944年)の政治・経済

1.4 戦時官吏服務令・文官懲戒戦時特例公布。
1.7 大本営,インパール作戦を認可。インド東北部のインパールを攻略,英・印軍の反攻の阻止と自由インド仮政府の拠点確保をねらう。
1.24 大本営,大陸打通作戦を命令。京漢・湘桂・秀漢の3鉄道を占領して南方占領地との連絡の確保と米空軍基地の破壊を目的とする。
2.17 米機動部隊,トラック島を空襲。日本海軍,艦船43隻・航空機270機を失う。
2.21 東条首相(陸相兼任),参謀総長をも兼任。軍政両面で独裁体制確立。
4.4 政府,国内13道府県に非常警備隊設置を決定。
4月 軍令部,特攻兵器の回天・震洋を実現。
5.5 大本営,防衛総司令官に本土決戦準備の一環として本土内の各地上軍・航空部隊などの統率・指揮権を付与。
5.31 東条首相,軍需動員会議の彫上,7条件を提示して軍需生産力の回復を訓示。
6.15 米軍,マリアナ諸島のサイパン島上陸(7.7日本軍守備隊3万人玉砕,住民死者1:万人)。
6.16 中国の成都から飛来した米軍機47機,八幡製鉄所を爆撃。
6.19 太平洋戦争中最大のマリアナ沖海戦(~20)。空母3隻・航空機430機を失っで惨敗。
7.4 大本営,インパール作戦の中止を命令(死者3万人,戦傷病者4万5000人)。
7.18 マリアナ沖海戦の敗北やサイパン島陥落を契機に東条独裁体制への不満が表面化。重臣・皇族らの内閣打倒工作で,東条内閣総辞職。
7.22 小磯国昭(陸軍大将)内閣成立。海相米内光政。
8.5 大本営政府連絡会議,最高戦争指導会議と改称。首相の戦争指導への発言権強化を意図。
8.19 最高戦争指導会議「世界情勢判断」及び「今後採るべき戦争指導大綱」を決定。
9.28 最高戦争指導会議丿対ソ施策に関する件」を決定。ソ連の中立維持・利用を図る。
10.12 台湾沖航空戦。大本営,事実に反して「大戦果」を発表。
10.18 陸軍省,兵役法施行規則改正公布。 17歳以上を兵役に編入。
10.24 レイテ沖海戦始まる。空母4・戦艦3ほか26隻,航空機215機を失い,連合艦隊事実上壊滅。
10.25 中国の各米軍基地から飛来したB29約100機,北九州一帯を爆撃。
10.25 海軍神風特攻隊,レイテ沖で米艦船に体当り。
11.3 陸軍,千葉県一宮,茨城県大津,福島県勿来から風船爆弾9300発を放球(~昭20年3月)。
11.24 マリアナ基地のB29約70機,東京を初空襲。以後,日本本土各地への爆撃が本格化。

昭和19年(1944年)の世界

1.20 ソ連軍,レニングラード攻防戦で独軍を撃退。
6.4 米・英軍,ローマ入城。
6.6 連合軍,ノルマンジー上陸(第2戦線結成)。
6.15 独,V1号ロケットでロンドン爆撃開始。
7.1 米ブレトンウッズで連合国経済会議開催。国際通貨基金(IMF)・国際復興開発銀行(世界銀行)創設を討議。
7.20 独国防軍によるヒトラー暗殺計画失敗(7・20事件)。
8.1 ワルシャワで,郊外にまで迫ったソ連軍に呼応し,市民らが反独武装蜂起。 10.2ナチスSSが鎮圧,地下組織兵1:万5000人と市民15万人が死亡,ソ連軍は傍観。
8.21 米・英・中・ソ,ダンバートン・オークス会議開催。 10.9国際連合案を発表。
8.24 ルーマニア,連合国に降伏。
8.25 連合軍,パリに入城。
9.2 独,V2号ロケットでロンドン爆撃開始。
9.6 米大統領特使バーレー,重慶に到着。以後蒋介石・毛沢東らと会談。
9.9 仏でド=ゴール首班の共和国臨時政府成立。
9.18 ローズベルト・チャーチル,バイトパーク協定調印。原爆開発の米・英独占,対日使用を検討。
10.9 モスクワでチャーチル・スダーリン会談開催。南欧・東欧の英・ソ勢力範囲画定。
10.11 ソ連軍,東プロシアで独国境線を突破。
10.20 ソ連軍・ューゴ人民解放軍,ベオグラード解放。
11.7 米大統領にローズベルト4選。
11.10 南京国民政府汪兆銘主席,名古屋で死去(59)。陳公博,主席代理に就任。

昭和19年(1944年)の社会・文化

1.26 内務省,東京・名古屋に改正防空法による初の建物疎開を命令。
1.29 『中央公論』・『改造』の編集者検挙。以後昭和20年6月までに多数の言論知識人が特高に検挙される(横浜事件)。
2.10 青山杉作・千田是也・東野英治郎・小沢栄太郎・東山千栄子ら,俳優座を結成。
2.23 『毎日新聞』の記事「竹槍では間に合わぬ」に東条首相が激怒。新聞を差押え,執筆した記者を懲罰として召集。
3.7 閣議,学徒勤労動員の通年実施を決定。
3.31 松竹少女歌劇団,解散して松竹芸能本部女子挺身隊となる。
4.1 6大都市の国民学校,1食7勺の給食開始。
4.14 空襲に備え,都市住民に身許票の所持を通牒。
4.20 東京都内の幼稚園,無期限休園となる。
5.10 名古屋鉄道局に初の女性車掌勤務。
5.16 文部省,学校工場実施要綱を発表。特に女子校の工場化を促進。
6.23 北海道洞爺湖畔で大噴火,新火山が生れる。 6.27昭和新山と命名。
7.10 情報局,中央公論社と改造社に自発的廃業を指示。両社は月末に解散。
8.1 家庭用の砂糖,配給停止となる。
8.4 政府,一億国民総武装を決定。竹槍訓練などが本格化。
8.4 学童集団疎開第1陣198人,上野を出発。
8.15 軍需省,精密兵器生産のためダイヤモンドの買上げを開始。
8.22 沖縄からの疎開船対馬丸,米潜水艦の攻撃により悪石島近海で沈没,学童738人を含む1504人が死亡。
8.23 女子挺身勤労令公布。
8.23 学徒勤労令公布。理科系学徒中,科学研究要員以外の勤労動員を決定。
8.28 各官庁で第1・第3日曜が出勤となる。
8月 鹿島組花岡鉱山に中国人強制連行者986人強制就労。死者続出。
10.15 軍需省,白金の強制買上げを実施。
10.20 日比谷で一億憤激米英撃擢国民大会開催。
10.25 5銭・10銭の小額紙幣発行。
11.1 たばこの隣組配給制実施。成年男子1日6本の割当。
11.13 日本野球報国会,プロ野球の中止を声明。
12.7 映画配給社,生フイルム欠乏により731の映画館に配給休止を通告。
12.7 東南海地震。大地震と津波で死者998人,家屋全壊2万6130戸。

昭和19年(1944年)の世相

2月 東京都で雑炊食堂開設(ビヤホール・デパート・喫茶店などを利川)。 11.25都民食堂と改称。
3月 「決戦非常措置要綱」第7頑により東京歌舞伎座・東京劇場・新橋演舞場・大阪歌舞伎座・京都南座など19の劇場が享楽追放の理由で休場/宝塚歌劇団最終公演。多数のファンが殺到,讐官隊が抜刀して整理/警視庁,高級料理店・待合・芸妓屋・バーなどを閉鎖。芸者・女給・仲居など1万8000人が転廃業/日本新聞協会,夕刊廃止を決定(11月には朝刊も2頁に縮小)。
4月 国鉄,1等車・寝台車・食堂車を全廃し,急行列車を削減。
5月 名古屋鉄道局で初の女吐車掌登場(7.1からは東京でも勤務。 8.14京成電車で女性運転手が登場)/国技館が風船爆弾工場として接収されたため,大相撲夏場所を後楽園球場で開催。
9月 公募美術展(二科展・一水会展・新制作派展など),輸送・資材難のため中止。
10月 貨物列車増発のため,旅客列車を削減,特急は全廃となる。
11月 輸送トラック不足で,西武武蔵野線,夜間に農村向けの屎尿電車輸送開始。
この年 食糧の欠乏でのら犬が野性化。東京都では野犬を買上げ,毒まんじゅうを配布/硫黄マッチ登場/学童疎開の女児たちがお手玉の小豆を食用にする。

昭和19年(1944年)の流行語

鬼畜米英/一億火の玉/一億国民総武装/大和一致

昭和19年(1944年)の流行歌

「ラバウル海軍航空隊」灰田勝彦/「特幹の歌」藤原義江/「少年兵を送る歌」鬼俊英・井口小夜子・宮城しのぶ他/「勝利の日まで」霧島昇・波平暁男/「突撃喇叭鳴り渡る」伊藤久男/「あゝ紅の血は燃ゆる」酒井弘・安|川愛子/「同期の桜」/「ラバウル小唄」

昭和19年(1944年)の話題の書物

三島由紀夫『花ざかりの森』/太宰卸「津軽」/竹内好『魯迅』/中村汀女『汀女句則J

昭和19年(1944年)の映画

『あの旗を撃て』東宝;阿部豊監督・大河内伝次郎・河津清三郎/『加藤隼戦闘隊』東宝;山本嘉次郎監督・藤田進・黒川弥太郎/『日常の戦ひ』東宝;島津保次郎監督監督・佐分利信・轟夕起子/『五重塔』大映;五所平之助監督・花柳章太郎・森赫子/『陸軍』松竹;木下恵介監督・田中絹代・笠智衆



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昭和19年(1944年)の出来事年表

昭和19年(1944年)1月

昭和19年(1944年)2月

昭和19年(1944年)3月

昭和19年(1944年)4月

昭和19年(1944年)5月

昭和19年(1944年)6月

昭和19年(1944年)7月

昭和19年(1944年)8月

昭和19年(1944年)9月

昭和19年(1944年)10月

昭和19年(1944年)11月

昭和19年(1944年)12月

昭和19年(1944年)の文学

  • 芥川賞
    • 第19回(1944年上半期) – 小尾十三 『登攀』
    • 第20回(1944年下半期) – 清水基吉 『雁立』
  • 直木賞
    • 第19回(1944年上半期) – 岡田誠三『ニューギニヤ山岳戦』
    • 第20回(1944年下半期) – 該当作品なし

昭和19年(1944年)のスポーツ

昭和19年(1944年)の音楽

昭和19年(1944年)の映画


昭和19年(1944年)生まれの著名人

昭和19年(1944年)1月生まれ

昭和19年(1944年)2月生まれ

昭和19年(1944年)3月生まれ

昭和19年(1944年)4月生まれ

昭和19年(1944年)5月生まれ

昭和19年(1944年)6月生まれ

昭和19年(1944年)7月生まれ

昭和19年(1944年)8月生まれ

昭和19年(1944年)9月生まれ

昭和19年(1944年)10月生まれ

昭和19年(1944年)11月生まれ

昭和19年(1944年)12月生まれ


昭和19年(1944年)に亡くなられた著名人

日付不詳

昭和19年(1944年)にノーベル賞を受賞された方

フィクションに登場する昭和19年(1944年)

昭和19年(1944年)に起こったとされている出来事

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