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1分で分かる!激動の昭和史 昭和17年(1942年)そのときあなたは?

昭和17年

目次 Contents

昭和17年(1942年)ってどんな年?

昭和17年、あなたが何歳だったか調べてみましょう

日本を変えた昭和17年の出来ごと

昭和17年(1942年)の概要

昭和17年(1942年)の動き

戦勝ムードにわく中で戦時体制の強化が進む

昭和17年(1942年)の川柳 当たってる弾丸切手妻のぶん 越村真茂留

昭和17年(1942年)のプロ野球記録

優勝チーム 巨人(監督 藤本定義)
最優秀選手 水原 茂(巨人)
首位打者 呉 波(巨人)
本塁打王 古川清蔵(名古屋)
打点王 中島治康(巨人)

昭和17年(1942年)の高校野球決勝戦

戦争により中止

昭和17年(1942年)の大相撲優勝力士

1月場所 横綱 双葉山
5月場所 横綱 双葉山

昭和17年(1942年)の内閣

東条英機(陸軍)内閣

昭和17年(1942年)の政治・経済

1.2 日本軍,マニラ占領。
1.16 大日本翼賛壮年団結成。翼賛運動の「実践部隊」として活動。ナチス親衛隊の日本版。
1.20 商工省,繊維製品配給消費統制規則公布。
2.15 シンガポールのイギリス軍,日本軍に降伏。
2.18 政府,第1次戦捷祝賀で恩赦(特赦約1:万6000人)。
2.18 政府,「大東亜戦争翼賛選挙貫徹運動基本要綱」を決定。選挙は丿大東亜戦争の完遂を目標として清新強力なる翼賀議会の確立を期する」ことを目的とし,対外的には国内の政治的一体性を明らかにするものと位置づける。
2.23 翼賛政治体制協議会成立(会長阿部信行)。翼賛議員候補の人選作業を開始。最終的に466人の候補を推薦。
3.7 大本営政府連絡会議「今後採るべき戦争指導の大綱」を決定。「既得の戦果を拡充」し丿機を見て積極的の方策を講ず」として初期作戦終了後の新たな作戦方針を樹立。
3.9 ジャワの蘭印軍,日本車に降伏。
4.18 空母ホーネットを発進した米陸軍機(B25)16機,東京・名古屋・神戸などを初空襲。日本海軍,これによりミッドウェー作戦計画着手。
4.30 第21回総選挙(翼賛選挙)。翼賛政治体制協議会推薦者381人,非推薦者85人。
5.1 日本軍,ビルマ北部のマンダレー占領。南方進攻作戦一段落。
5.7 フィリピン・コレヒドール島要塞の米軍降伏。
5.7 珊瑚海海戦開始。日米機動部隊初の航空戦。
5.13 企業整備令公布。軍需生産の増強・拡大のだめ,中小企業への政府の法的強制力を規定。
5.20 翼賛政治会結成。貴族院・衆議院議員がほぼ全員参加し,事実上の一国一党状態となる。
6.5 ミッドウェー海戦始まる。日本海軍の主力航空母艦4隻,撃沈され艦載機全機と熟練搭乗員多数を喪失(日米間の海空戦力比が逆転)。
6.7 日本軍,キスカ島占領。
6.8 日本軍,アッツ島占領。
8.7 米海兵1個師団,ソロモン諸島のツラギ・ガダルカナル島に上陸。米軍の反攻開始(半年間にわたる激戦の結果日本軍敗退)。
8.8 第1次ソロモン海戦(8.24第2次海戦)。
9.1 政府,大東亜省の設置決定。外相東郷茂徳,外務省の管轄領域への介入として反発,辞職。
10.1 朝鮮総督府,朝鮮青年特別錬成令制定。
12.21 御前会議丿大東亜戦争完遂のための対支処理根本方針」を決定。汪政権の参戦・対中国和平工作の廃止などを決定。
12.31 大本営,ガダルカナル島撤退を決定。

昭和17年(1942年)の世界

1.1 連合国,ワシントンで連合国共同宣言を調印。大西洋憲章に原則合意,単独不講和を宣言。
1.15 米州21か国外相会議開催。西半球防衛と対枢軸国断交などを決議。
1.20 独,ヴアンゼー会議で欧州ユダヤ人(1100万人)の殺害を決定。
1.25 タイ,対米・英宣戦を布告。
3.2 米,西海岸に居住の日系人に立ち退き・強制収容命令。
3.9 インドネシアでスカルノ,民衆総力結集運動(フートラ)結成。
3.10 チヤンドラ=ホースのインド独立連盟,独立運動開始。
3.29 フィリピンで抗日人民軍(フクバラハップ)結成。
4.3 中国共産党,整風運動開始。
6.11 米ソ相互援助条約調印。
8.8 インド国民会議派,英のインド撤退を決議。 8.9インド政庁が弾圧,ガンディー・ネルーらを逮捕。
8.13 米,マンハッタン計画で原爆製造に着手。
8.22 独軍,スターリングラード攻撃を開始。
9.1 北アフリカ戦線の独伊軍,エル=アラメイン攻略失敗。
9.27 ソ連,ド=ゴール政権を承認。 10.2米も承認。
10.10 米・英,対中不平等条約廃棄を発表。
10.23 連合軍,エル=アラメインで反攻開始。
11.8 連合軍,北アフリカ(モロッコ・アルジェリア)上陸作戦開始。
11.11 独軍,連合国軍の北アフリカ上陸に対抗し,仏非占領地帯へ進駐。
11.19 ソ連軍,スターリンダラードで大反攻を開始。
12.22 独軍,包囲された第6軍の救援作戦に失敗。

昭和17年(1942年)の社会・文化

1.1 食塩配給制・ガス使用量割当制実施。
1.2 政府,毎月8日を大詔奉戴日に決定(興亜奉公日を廃止)。当日は各戸に国旗掲揚などをさせた。
1.8 大東亜戦争国庫債券発行。
1.9 東京・銀座の料亭37軒,魚・野菜のヤミ取引きで罰金刑と営業停止処分。
1.24 文部省,中等学校教員などの訓練用に国民錬成所を設置。
2.1 味噌・醤油の切符配給制,衣料の点数切符制実施。衣料点数は1人1年分か都市で100点,郡部で80点で,背広やオーバーは1着50点,靴下1足2点など。切符があっても買いたいものがないのが実隋。
2.2 大日本婦人会発足。愛国婦人会・大日本国防婦人会・大日本迎合婦人会との間の摩擦解消のため各種婦人団体を統合,「高度国防国家建設」を目的とする。
2.11 日本少国民文化協会発足。
2.18 大東亜戦争戦捷第1次祝賀国民大会開催される。酒・菓子・小豆・ゴムまりなどが配給。
3.6 九軍神の発表。ハワイ真珠湾攻撃の特殊潜航艇員10人のうち戦死者9人の2階級特進が公表(捕虜になった1人については敗戦後までふせられる)。
3.21 各種武道団体,大日本武徳会に統合。
3.21 日本出版文化協会,4月より全出版物の発行承認制実施を決定。
5.26 日本文学報国会創立(会長徳富蘇峰)。
6.11 関門トンネル開通(下り貨物列車)。 11.15旅客列車通過。上り線は勤労報国隊などを動員して2年後に完成。
7.12 朝日新聞社,全国中等学校優勝野球大会の終止を発表,経緯について当局を非難。
7.13 厚生省,妊産婦手帳規程を実施。人口増強をはがるため,妊婦に出産用品や栄養食を優先配給。
7.24 情報局,新聞社を1県1紙に統合。
8.31 少年工の不良化か問題となり,警視庁,不良青少年の一斉検挙を開始。
9.26 陸軍防衛召集規則公布。「国民皆兵」の原則が実現され,総力戦体制の実感を国民に与える。
11.1 予科練の制服,水兵服から「7つボタン」に変わる。
11.20 日本文学報国会,「愛国百人一首」発表。
12.23 東京で,ガス割当て量を超過した家庭に閉塞班が出動。

昭和17年(1942年)の世相

2月 時局非協力との理由で東京の本郷元町町会から除名され,配給切符などを差し押さえられた町民が,町長・隣組長を告訴。
3月 長谷川一夫・山田五十鈴の新演伎座旗揚げ公演(東京宝塚劇場で『お島千太郎』を上演)/陸海軍,戦争記録画製作のため,多数の画家を南方に派遣(雌田嗣治・小磯良平・中村研一・宮木三郎・安田靫彦ら)。
5月 安蓼ノ海・照國,横綱昇進/岩下俊作作・森本薫脚色の『富島松五郎伝,呻丿演(国民新劇場,丸山定夫主演)/ヒトラー著・真鍋良一訳『我が闘争』」こ巻刊行(下巻は8月)/金属回収令により,寺院の仏具・梵鐘等が強制供出。
6月 郵便局で割増金付切手債券(「弾九切手」)発売。額面2円で,1等1000円。
8月 内務省,1戸に1つの待避所を設けるよう奨励。
10月 国鉄の時刻表,24時間制に変更。
11月 鉄道省,行楽旅行や買出し部隊抑制のため,乗車券の発売を制限し,乗り越しなどを禁止/デパートが売場を縮小,統制会社の事務所などに提供。
この年 翌年にかけてレコード会社の改称が相次ぐ(日本ホリドール→大東亜,コロムビア→日蓄工業,キング→富士音質,ビクター→日本音響など)/労働者の欠勤・怠業や集団暴行,徴用工の逃走など多発/アルミニウム・アルマイト製のおもちゃの製造禁止。

昭和17年(1942年)の流行語

欲しがりません勝つまでは/月月火水小木金金

昭和17年(1942年)の流行歌

「空の神兵」鳴海信輔・四家文子/明日はお立ちか」小唄勝太郎/「新雪」灰田勝彦/「婦系図の歌」小畑実・藤原亮子/「南の花嫁さん」高峰三枝子/「南から南から」三原純子

昭和17年(1942年)の話題の書物

富田常雄『姿三四郎』/丹羽文雄『海戦』

昭和17年(1942年)の映画

『父ありき』松竹;小津安二郎監督・笠智衆/『マレー戦記』日本映画社;陸軍省監修(観客約600万人と言われた)/『ハワイ・マレー沖海戦』東宝(円谷英二の特撮。空前の興行成績);山本嘉次郎監督・大河内伝次郎・藤田進
〔洋画〕『西遊記』(中国と国連の合作,徳川夢声らが日本語セリフ)



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昭和17年(1942年)の出来事年表

昭和17年(1942年)1月

昭和17年(1942年)2月

昭和17年(1942年)3月

昭和17年(1942年)4月

昭和17年(1942年)5月

昭和17年(1942年)6月

昭和17年(1942年)7月

昭和17年(1942年)8月

昭和17年(1942年)9月

昭和17年(1942年)10月

昭和17年(1942年)11月

昭和17年(1942年)12月

日付不詳

昭和17年(1942年)のスポーツ

昭和17年(1942年)の文学

  • 芥川賞
    • 第15回(1942年上半期) – 該当作品なし
    • 第16回(1942年下半期) – 倉光俊夫 『連絡員』
  • 直木賞
    • 第15回(1942年上半期) – 該当作品なし
    • 第16回(1942年下半期) – 田岡典夫『強情いちご』その他、神崎武雄『寛容』その他

昭和17年(1942年)の音楽

昭和17年(1942年)の映画


昭和17年(1942年)生まれの著名人

昭和17年(1942年)1月生まれ

昭和17年(1942年)2月生まれ

昭和17年(1942年)3月生まれ

昭和17年(1942年)4月生まれ

昭和17年(1942年)5月生まれ

昭和17年(1942年)6月生まれ

昭和17年(1942年)7月生まれ

昭和17年(1942年)8月生まれ

昭和17年(1942年)9月生まれ

昭和17年(1942年)10月生まれ

昭和17年(1942年)11月生まれ

昭和17年(1942年)12月生まれ

不明


昭和17年(1942年)に亡くなられた著名人

昭和17年(1942年)にノーベル賞を受賞された方

フィクションに登場する昭和17年(1942年)

昭和17年(1942年)に起こったとされている出来事

仮想上の天体「トレーン」の事物が、トレーンを創造した秘密結社によってアルゼンチンなどの数ヶ国に「導入」されはじめ、現実世界のトレーン化が始まる。(小説『トレーン,ウクバール,オルビス・テルティウス』)

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