たかがタイピング されどタイピング
パソコン入門の第一歩は文字入力から
パソコン初心者の方をお迎えしたときは、まず、キーボードの指使いから説明します。みなさん相当緊張しておられるので、以下の話をして安心していただくようにもしています。(入力方法はローマ字入力の場合のお話です)
タイピングは決められた指で入力すべき!?
「”正しい指使い”と言っても、絶対にそのとおりにしなければならないというわけではありません。今までの自己流で困っておられないようでしたら、どうぞそのままの方法で続けてください。『パソコンを活用すること』と、『正しい指使い』とは、あまり因果関係はないからです。大切なことは、楽しくパソコンを活用することです。指使いはあくまでも参考の話として聞いておいてくださいね。」
指使いのこと 一応ご説明します
一応、簡単にご説明しますと、左右の手の指を広げていただき、基準になる指は『人差し指』であることを説明します。そして、パソコンのキーボードには、【人差し指はここに置いてくださいね】というサインがあることを話し、ご本人に、キーボードにあるそのサインを探していただきます。ほどなく「あぁ、これですか!?」と、「F」キーと「J」キーを見つけられますので、そこに人差し指を置いていただき、残りの指使いのレッスンへと進んでいくわけです。
それではここからは、みなさんと一緒に、基本的な入力の勉強を進めていきましょう。
●最初の難問 「ぢ」と「づ」
タイピングの練習を始めましょう。五十音のひらがなのうち、多くの方が「えっ!?どうするの?」という反応をされるのが、「ぢ」と「づ」の入力方法です。みなさんはお分かりになりますか?正解は後回しにして、まず「だ」、「で」、「ど」を入力してみてください。そうです。DA、DE、DOですね。それでは、「ぢ」「づ」は、五十音表の何行にあるか考えてみてください。だ・ぢ・づ・で・どの「だ行」ですね。もうお分かりですね。ぢ(DI)、づ(DU)が正解です。
●難易度に個人差がある促音 小さい「っ」
学校(がっこう)という単語に出てくる、小さい「っ」。これは、G・A・K・K・O・Uと入力します。『ちょっと難しいな』とお感じの方には、あとで秘策をご紹介しますから、心配いりません。
●ストレスが高まってくる拗音 小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」
きゃ、きゅ、きょ、しゃ、しゅ、しょといった、小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」を含んだ言葉も難しいですよね。これは、KYA、KYU、KYO、SYA(SHA)、SYU(SHU)、SYO(SHO)がその答えになります。これも難しいという方は、ぜひ次の秘策を見て解決してください。
●そして秘策 小さい文字 「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」はこれでOK!
お待たせしました。小さい文字である、母音の「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」、促音の「っ」、それに拗音の「ゃ」「ゅ」「ょ」を入力する秘策です。これは、小さいとか可愛いを意味する英単語、リトル(little)の頭文字「L」を最初に打つと、あら不思議!次の文字が小さくなって現れてきますよ。この方法を使えば、どんな単語も大丈夫ですよね!
●タイピング入門編の復習問題
「あっ!」、「ぎゃぁぁぁぁぁあ」と入力してみましょう。面白いですね。
●卒業試験 超難問は単語はこれです!
「ティッシュペーパー」 身近なものの名前なのに、入力しようとすると結構難しいですよね。
でも、この単語の入力が成功すれば、タイピング入門編は卒業です。おめでとうございます!
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