サイトアイコン はやぶさ宝石箱

相談内容からみる『発達障害』の兆候

発達障害

素人には分かりにくい「発達障害」。子育て中のパパとママは『もしかして、わが子もそうなのでは?』と気になったことが一度はあるはず。ここでは、子育て中の方から寄せられている相談内容をまとめています。気になる場合は、早めに専門医に相談しましょう。

目次 Contents

発達障害とは

文部科学省が、特別支援教育のなかで定義する『発達障害』は、以下のとおりとなっています。


1歳を迎えるころ

おしゃべりを始めるお子さま、まだその様子が見えないお子さま、親としては、わが子に発達の遅れがあるのではないかと不安に心配になる時期でもあります。
子どもは、おしゃべりするようになるずっと前から、人と関わる力やコミュニケーションの力を、日々育んできているそうです。
この時期のお子さまは、視線や声、微笑みや身振りなど、ことば以外の表現方法を精一杯使って、周囲とコミュニケーションしようとしてくるでしょう。これらの行動の芽生えが、その後の対人関係やコミュニケーションの基礎となっていくと言われています。

0歳後半にみられる特徴

大人とのやりとり遊びを一緒に楽しむことができます。

兆候の確認方法

イナイイナイバーや、身体を大きく揺らすなど、身体を使った遊びを、微笑みながら目を合わせて、一緒に楽しんでみてください。

11ヵ月~12ヵ月にみられる特徴

お子さま自ら様々なやり方で大人に自分の意思を伝えようとしてくるようになってきます。

兆候の確認方法

遊びの中で、パパ、ママがお子さまの真似をしたり、逆にお子さんが大人の真似をしたくなるような関わりをしてみましょう。喜んだお子さんは、もっとやって欲しいと要求してくるでしょうか?
また、お子さまが欲しがったり、興味を示しているものを見つけたら、一緒に指さしをして、顔を見ながら優しく言葉をかけてみましょう。お子さま
は、いろんなものを指さしして、もっと伝えようとしてくるでしょうか?

15ヵ月~17ヵ月に見られる特徴

コミュニケーションの表現方法がますます複雑になってきます。

兆候の確認方法

お子さまの、人と関わる力やコミュニケーションの力は、日々の経験の中で育ちます。ご家庭や地域の実情に合わせて、児童館など同年齢のお子さんと遊べる場所に出かけてみましょう。ご家庭にはないような遊具で遊んだり、同年齢のお子さんと関わったりするなど、いろいろな経験ができる機会を持ってみて、お子さまに「特徴」が表れてきているか確かめてみましょう。



乳幼児期の症例

国立特別支援教育総合研究所 発達障害教育支援センターHPより転載)

おもちゃを使って遊ぼうとしない

服が濡れるとすぐに着替えたがる

理由もなく怒り出す

会話がなりたたない

同世代の子と遊ばない

活発すぎてあぶなっかしい



就学前のお子さまの症例

国立特別支援教育総合研究所 発達障害教育支援センターHPより転載)



小学校段階のお子さまの症例

国立特別支援教育総合研究所 発達障害教育支援センターHPより転載)


中学校・高校段階のお子さまの症例

国立特別支援教育総合研究所 発達障害教育支援センターHPより転載)


 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で「がばいはやぶさ」をフォローしよう!

モバイルバージョンを終了