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兵庫県多可郡多可町八千代区中野間の魅力発見! ~ネットDEダーツの旅~

ダーツの旅 兵庫県多可町の旅

目次 Contents

ごろう君 兵庫県多可郡多可町八千代区中野間を旅する

佐賀県に住む陸奥 五郎(むつ ごろう)君。スマホの「ランダム行先決定ツール」というアプリを使って、気ままな『ネットDEダーツの旅』を楽しんでいます。

さて、本日の行先は?『兵庫県多可郡多可町八千代区中野間』です!初めて聞く地名ですし、JR加古川線で京都福知山市方面へ向かう途中の山合の町のようです。今回は、どんな発見があるのでしょうか!?

まずは、上空から眺めてみました





兵庫県多可郡多可町八千代区中野間について

地名の由来

多可町は、平成17年に、多可郡内の3つの町(中町・加美町・八千代町)が合併し、新しく誕生した町です。

兵庫県多可郡多可町八千代区中野間は、加古川の支流、野間川の中流域で大和川と仕出原川の3川が合流するところにあり、笠形山の南東に位置します。①川西(かわにし)②三室(みむろ)③片瀬(かたせ)④花宮(はなのみや)の4集落があり、地名の由来は「中沼(なかぬま)」から転じて「中野間(なかのま)」となったといわれています。

中野間の名所

  1. 極楽寺(ごくらくじ)


    白雉(はくち)2(651)年、法道仙人の開基と伝えられています。現在の仁王門は18世紀半ばに建立されました。

    1. 六道絵(ろくどうえ)


      六道絵は国指定重要文化財です。3幅が連幅となっている鎌倉末期の絵画で、画面上方に十王が位置し、その下に六道の様子が示されています。地獄は3幅にわたって描かれていて、六道最大の見せ場になっています。特に阿鼻地獄あびじごくは中央幅の大部分を占めています。(縦138㎝,横120.5㎝)<那珂ふれあい館HP「六道絵」

    2. 釈迦涅槃図(しゃかねはんず)


      釈迦の臨終の情景を描いたもので、鎌倉時代の作品といわれています。図様は沙羅双樹の下、中央に横たわる釈迦を囲んで多くの人が嘆き悲しみ、また、鳥獣までも悲しんでいる様子がうかがえます。(縦144.0㎝,横98.7㎝) <那珂ふれあい館HP「釈迦涅槃図」

    3. 当麻曼陀羅図(たいままんだらず)

      中将姫が蓮糸で織り上げたという伝説をもつ浄土の図で、奈良の当麻寺(たいまじ)に伝わることからこのようによばれます。室町時代中期の作として、図の中央には阿弥陀三尊が大きく描かれ浄土の様子が描かれています。(縦196.5㎝,横197.0㎝)

    4. 竹谷山道脇寺往古伽藍之図(たけだにさんどうきょうじおうこがらんのず)

      主に、神社仏閣への参詣宣伝を目的として作成された宗教的な案内絵図で、参詣曼陀羅さんけいまんだらと言われています。参詣曼陀羅には、人々にその地を訪れたいという気持ちを起こさせることが肝心ですが、室町時代末期に作成されたこの図は、極楽寺の本山であったと考えられる道脇寺どうきょうじの伽藍と多くの参詣者でにぎわう境内の様子を描いています。(縦168.0㎝,横121.3㎝)

    5. 伊勢和山中興図(いせわさんちゅうこうず)


      この図は、江戸時代中期の作品で、大きく上下2段に描き分けてあります。下段には、本堂の建築工事の様子が、木材調達から落成式まで、工事の節目ごとに年月日を入れて描かれています。(全て手仕事で行う大工や、丸太を運ぶ人たち、また完成を祝う老若男女がいきいきと描かれています)上段には、完成した本堂を中心に伊勢和山(いせわさん)(極楽寺)の全景が描写されています。(縦160.7㎝,横127.5㎝)

  2. いぼ薬師

    いぼ薬師山中の通称「よそべ谷」の県道淵に薬師如来が祀まつられています。谷間から流れる清水が年中絶え間なく流れていることから「清水薬師」とも名付けられています。お供えしてあるすべぼうきでイボをはきなでてお願いし、イボが治ると、お礼に新しいすべぼうきをお供えします。
    (※このいぼ薬師の場所を確認することが出来ませんでした。「ごろう君」)

  3. 山口経塚(やまぐちきょうづか)


    平成5年度に調査した結果、山腹を2段から3段に築成して経塚(きょうづか)2基を築いたようです。経塚の周辺には、掘立柱の建物跡や水溜の施設、道路などが見つかっています。隣接する尾根にも須恵器すえきが見つかっています。

  4. 光竜寺山城(こうりょうじやましろ)の跡(あと)


    光竜寺山城は在田筑前守村長が本拠地を野間に移した際、野間山城の整備と同時に築いた城です。主に政治的、経済的権威を示すために造られた見せるための居城だったようです。
    八千代地域局北方にある標高214㍍の通称「トンナ山」の山頂部を主郭とする梯郭式山城です。室町時代中期から戦国時代にかけて建てられ、主郭は南北50㍍,東西24㍍の広さを持っています。野間山城に比べて居住性が高く2郭には建物跡が残っています。
    また、この城山の跡を広く伝えるため、毎年5月に公民館周辺で城山まつりが開催されています。当日は、城山の模型を使った当時の野間城下の説明や、甲冑かっちゅうを身にまとい16世紀の野間城下で行われた合戦の様子の演劇が催され会場は大盛況です。参加者には、当集落からナメコ汁やおにぎりが振る舞われます。

  5. 片瀬戎(かたせえびす)


    毎年、片瀬の代表者が西宮えびす神社にお札を頂きに参って、1月10日に片瀬のえべっさんで参拝者に配り、1年間の商売繁盛を願います。周辺にはコミュニティ公園やゲートボール場があり住民の憩いの場として親しまれています。

  6. 火車神社(ひぐるまじんじゃ)

  7. 中野間貴船神社(なかのまきふねじんじゃ)


    貴船神社氏子は中野間なかのま・下野間しものま・仕出原しではらにまたがっています。祭事には馬駆け(流鏑馬やぶさめ)、屋台の練り込みが行われています。馬駆けについては、その昔、土地の豪族が五穀成就ごこくじょうじゅの吉凶を弓矢の的にかけて試したという故事にならって、毎年3集落が交替で当元をつとめる習慣になっています。まず、塩ふりが道先を清め「馬乗り」が弓矢で的を射て参道を三往復します。
    昔は参道の両側を参詣人が取りかこみ、馬の尻を竿や竹でたたいて狂奔させて盛り上げることが習慣だったようです。

  8. 川下神社(かわしもじんじゃ)

    川下神社仕出原川しではらがわ、野間川、大和川が合流する花の宮の三角点にあり「かわっさん(かわっさはん)」などと親しまれています。昔は拝殿がなく、今よりはもう少し大きい社殿があるだけでした。境内手前の川に近いところにある岩を積み重ねた灯籠も、昔は川の中にあったようです。また、この神社で毎年7月、川合三まつりが開催され、地域の皆さんが、焼きそばやおでんなどの露天を出され多くの人が参拝されます。

  9. せせらぎの小径

    花の宮から下三原まで大和川沿いに続く散策道です。楽しくウキウキ弾みながら散歩して欲しいとの願いから、『飛人橋(とびとばし)』とよばれる橋が架かっています。

中野間の主な施設

  1. 多可町役場八千代地方局


    八千代地方局です。

  2. ガルテン八千代(グラウンド、テニスコート、プール)

    所在地:多可町八千代区中野間363番地13
    TEL:0795-37-1520
    利用時間:9時~22時(プールは夏期のみ開館)
    休館日:年末年始(12月29日~1月3日)
    チロルの雰囲気漂うレクリエーションエリア。なだらかな山麓に広がるスポーツ&レクリエーションエリア。 ここには多可町八千代区の代表的な施設が集まっています。
    宿泊施設とレストランのあるエーデルささゆりはチロル風の建物。 緑の山々を眺めながらの食事はなかなかのムード。 スポーツ施設は、ナイター使用もできる全天候型のテニスコートが6面、球技や屋内レクリエーションに最適な体育館、多目的のグラウンド、25m×6コースと幼児用のプールがあり、ファミリーやスポーツ同好会などの利用にもおすすめです。
    エアレーベン八千代には豆腐やそば作り体験ができる工房があるのでトライしてみては? 2階のレストランとうふ亭では、ヘルシーな豆腐料理が堪能できます。

  3. ささゆりふれあいセンター

    社会福祉協議会八千代支部(ささゆりふれあいセンター内)
    〒677-0121 多可町八千代区中野間181-2

  4. 八千代中学校

    〒677-0121
    兵庫県多可郡多可町八千代区中野間680番地
    TEL:0795-37-0049 FAX:0795-37-1609

  5. 八千代南小学校

    〒677-0121
    兵庫県多可郡多可町八千代区中野間1137
    TEL:0795-37-0033 FAX:0795-37-0644

  6. エーデルささゆり

    森のホテル『エーデルささゆり』
    〒677-0121兵庫県多可郡多可町八千代区中野間363-13
    TEL 0795-37-1200(代)

  7. エアレーベン八千代

    豆腐加工体験や手打ちそば体験、豆腐やそばの加工見学もあります。専門スタッフが丁寧に指導してくれます。
    所在地 〒677-0121 兵庫県多可郡多可町八千代区中野間363-14
    交通アクセス (1)西脇市駅からバスで30分(神姫バス・停山中下車)
    停山中から徒歩で15分
    営業期間 休業:月
    営業時間:9:00~18:00


多可町八千代区は酒米の産地

日本一の酒米山田錦発祥の里
多可町は、豊かな自然に恵まれており、四季を通じて、山、川、田園が織りなす里の風景を満喫できます。
大粒で雑味が少なく、酒米の王様として絶賛される「山田錦」は、この地で生まれました。
「酒米」の豆知識

わざわざ「酒米」と言うわけですから、私たちが普段口にしている食用米にはちょっとした違いがあります。
酒米のポイント

  1. 外観(大きさ)
    酒米は一般的なお米と比較して米の粒が大きい傾向にあります。酒米は日本酒を造る上で「精米」と言う米の表面を削る必要があるため、粒の小さな米だとすぐに砕けてしまうのです。
  2. 心白(しんぱく)
    基本的にお米には白色不透明な「心白」と呼ばれる部分が中心に存在します。この心白には、タンパク質の含有量が少なく、また、磨いても砕けることがないよう粘度が高く、醪(もろみ)によく溶けるという性質があります。酒米はこの心白の占める割合が一般的なお米と比較して大きいのです。
  3. 醸造適性
    お酒への醸造のしやすさのこと。こちらは蒸米吸水率、麹への造りやすさなど、日本酒作りにおいて重要な過程において適しているということです。

食用米に含まれるタンパク質や脂肪はご飯として食べる際は旨味となりますが、お酒になると苦みや雑味になるというのですから、面白いものですね。
有名な酒米
酒米の中でも特に有名なもの5つをご紹介します。

  1. 山田錦(やまだにしき)
    主な生産地:兵庫県
    酒米の王様と言えば真っ先に名があがるのがこの「山田錦」です。酒米の中でも全国一の生産量を誇ります。全国の生産量の9割以上が日本最大の酒どころである兵庫県で生産されています。山田錦を使用して造られたお酒は香味が良く、大吟醸酒や、鑑評会に出品する日本酒などもこの山田錦を原料として造られることが多いです。
  2. 五百万石(ごひゃくまんごく)
    主な生産地:新潟県
    新潟県が代表的な産地である、五百万石山田錦と並んで酒米の二大トップとして知られています。この酒米で醸しあげた酒は、淡麗でスッキリとした味わいに仕上がります。新潟県の気候風土に最も適した栽培特性を有し、米王国新潟を代表する品種となっています。
  3. 美山錦(みやまにしき)
    主な生産地:長野県
    長野県を代表的な産地とする美山錦は昭和53年長野県農事試験場にて、突然異変によって誕生した比較的新しい酒造好適米。五百万石に近いスッキリとした味わいで、長野だけでなく東北地方全体で広く栽培されています。東北の淡麗な味わいの酒を生み出す元となっている酒米ですね。
  4. 出羽燦々(でわさんさん)
    主な生産地:山形県
    吟醸王国と呼ばれる山形県を代表する酒米「出羽燦々」。すべての原料が山形オリジナルです。出羽燦々という名は「山形県が生んだ酒造好適米にふさわしく、印象の強い名前にしよう」と選ばれました。吟醸酒にふさわしいスッと切れるキレあじの良さとさらりとした飲み口の淡麗な味わいに仕上がるのが特徴です。
  5. 雄町(おまち)
    主な生産地:岡山県
    雄町は酒米としては最古参の種目として知られており、山田錦五百万石のルーツとなっております。栽培の難しさから次第に山田錦五百万石にとって代わられ、生産量が減少していき、絶滅の危機を迎えておりましたが、近年岡山県の酒造メーカーを中心にしたグループが栽培を復活させ、雄町を使用した清酒が再び生産されるようになりました。雄町からは山田錦よりも芳醇でコクのある味わいの酒が出来上がります。

全国都道府県別 酒米の一覧

最近では、各県で個性的な酒米を作ろうとする動きが盛んです。日本酒のラベルを見る際の参考にしてください。


多可町八千代区は織物産地

播州織で有名な兵庫県西脇市に近いこともあり、多可町八千代区にも織物工房がたくさんあります。マップで目についた工房をご紹介します。

 

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